気がついたら幻想入りさせられてました ~if~ 作:雨宮陽花
8歳ぐらいの身長をレミリア達を同じ身長だというのは身長差を分かりやすくするためです。
それ以外の理由は特にありません。
博麗神社に着いた。買った物を片付ける、が霊夢の姿がない。
多分まだ妖怪退治をしているのだろう。
仕方なく縁側に座って空を眺める。
レミリアとかと同じような身長、それに常人離れした五感やら身体能力やらのせいでなにかと見えるものが変わったように思える。
しかし、力を得ていないのは実感しているため、それはそれでよかった。
危ない目にあったら逃げれるし。んだからそういう意味では重宝している。
・・・しかし、前の姿ではなにも出来なかったものまで出来るようになるのは複雑な気分である。
そんなことを考えていると前の方から、
??「あらあら、この幻想郷にどうやら慣れてきたみたいね?」
と言う声がした。空を眺めていた私はその声のする方へと顔を向ける。
日傘を差し、頭にドアキャップのような帽子、紫色のフリルのついたドレスを着ており、両手には白い手袋をしている。
陽花「え?あー・・・まぁ、はい」
そう思わずうなずきながら言ってしまう。
??「ふふ、どうやら人見知り改善はできたようね。それで、本来の目的を伝え忘れていたのよ」
・・・・・・え?
陽花「それは大問題ですよね!?なんで入った時に教えてくれなかったんですかね!?」
勢いよく立ち上がり、そう叫ぶ私。
それもそうだ。いきなり本来の目的教え忘れてたって・・・遅いよ!今更だよ!と思う。
??「それも言われると思ったわ。ちょっとイタズラ心が湧いてしまってね?面白い結果になっているからいいじゃないの」
クスクスと笑いながら扇子を口元にあてがっている少女。
仕方なく縁側に座りなおし、話を催促するように尻尾を揺らした。
??「人間離れした体にも慣れたのね。っと分かったわ。貴方が幻想入りしたかってたからよ。・・・まぁ、どうやらかなったみたいだけれどもね。どうかしら?」
相変わらずクスクスと笑っているその少女。本当によく分からない。
陽花「おかげさまで、ですかね?」
そう言うのを聞くと、
紫「・・・永住、はいかがかしら?その姿じゃ戻るに戻れないでしょうし」
と言ってきた。確かにそうだけど・・・いいのか、これ。
陽花「外来人をここに住まわしていいんですかね、と」
呆れたように言った。間違いない。これでも外来人だし。
??「ええ、構わないわ。どうやら貴方もだいぶ慣れたようだし。これから霊夢をよろしく頼むわね」
と言うと目の前で多分スキマだろうものを開く。そこにいる少女であまり見えないが、目があるように見える。
それから笑顔で私に背を向け、行ってしまう。見届けているとスキマが閉じられた。
・・・・・・あ、まずい。名前分からないや。
そう思ったが、とてつもなく遅かった。
仕方なく空を眺めると霊夢が空を飛んでいるのが見えた。
―――幻想郷は悪くない、そう思った。
そういうわけです。
長編ものどころじゃなくなりましたね。
まぁ・・・大丈夫だと思います。