気がついたら幻想入りさせられてました ~if~ 作:雨宮陽花
特に深い意味はありません。
縁側で座っていると霊夢が目の前におりてきた。
妖怪退治の方は・・・どうやら終わったあとらしい。
だが、何故か手になにかを持っている。
陽花「霊夢、それは?」
と尋ねてみた。
霊夢「あぁ、紫とやらが冥界より手紙だって言ってたわよ」
答えてくれるのと同時に手にしているものを差し出してくる。
手紙・・・と言うかなにかしらの紙。
文字が書いてあるのでまさしくその通りだと思った。
陽花「目を通してもいい・・・かな?」
受け取ったその手紙と霊夢とを交互に見てそう言った。
霊夢「ええ、いいわよ。なにもされてないから問題はないわ」
・・・あぁ、一度読んだんだね。そう思うと手紙へと目を通す。
招待状・・・か?と、言うか西行寺幽々子・・・?
なんだろう、外の世界にいる時、調べたんだけど、忘れてしまって思い出せない。
しかし・・・
陽花「冥界からの招待状なんてなんだかある意味不吉だな」
と呟いた。
確かにそうだ。冥界はすなわちあの世。
そんなところに呼ばれるなんてあまりありがたくない。
霊夢「まっ、そりゃそうでしょうね。あんたにとっちゃあの世と同意義でしょうし。私もちょっと不吉に感じるから大丈夫よ」
それのどこに安心する要素が?と思ったけど、よしておくことにした。
霊夢「んじゃ、行くわよ。冥界にある白玉楼にね」
あんまり気乗りしないが・・・うなずいておくことにした。
霊夢が先を飛んで行くので、私が必死こいてなんとかあとを着いていった。
というより空を飛ぶのはズルいと思います。まぁ、私は思うだけでそういう能力なんていらないと思った。
別に力なんてなくても知恵さえあれば私は戦いに混じれるかもしれないと思ったから。
・・・それから思い出した。と、いうか日々困るようになっていた。
風呂に1人ではいるのは苦労するようになってしまったからだ。
それを霊夢は知っている。だからそう言う買い物とかに香霖堂がいいと進めてもらっているんだけど・・・あの魔法の森と呼ばれる森は私にとってはあんまり好みじゃない。
そうこう考えていると、
霊夢「やっぱりあんたを使ってみたいところね。便利になりそうだわ。色々と」
冥界が近くなってきてからそう言う。
やっぱり使うつもりでいるんだ。キツいなぁ・・・と言うか厳しいな。
それ以前にこうやって移動してる時はできるだけやめてほしいな。
返事がしにくい。・・・まぁ、無言でもどうやらいいらしいけど。
霊夢「そういうわけだから慣れてくれないかしら。まっ、厳しいでしょうけどもね。里の男ですら駄目だし」
んじゃなんでそれに慣れさせようとするのかなこの人は。
そうこうしているうちに冥界のその白玉楼に通じる階段へとたどり着いた。
そこまでつくと霊夢は地面に足をつけて歩き出した。
ようやく私は歩けるようになったが・・・何故か不思議とそこまで疲れていなかった。
うん、やっぱり人間離れしている。そう実感した。
陽花「にしても・・・霊夢。なんでゆっくり歩き出したの?」
理由は中段からいきなり速度を落とし、私が先頭になるようになっていたから。
霊夢「なんとなくよ。あー、そうだわ。陽花・・・」
とまで言うと何が起こるのかわかりきったように笑い、
霊夢「避ける用意をしておきなさい。弾幕に当たるよりも痛い目にあるわよ」
と言って階段の上に見える白玉楼を眺めた。
どういうことか分からないがあがりきるといきなり―――。
視界端にうつったのをみてから考える前に避けた。おかげで間一髪避けることに成功した。
??「不審者ですか!?」
そういう少女は銀髪をボブカットにし、そこに黒いリボンのようなものをつけているのが見えた。
それ以前に長い剣を向けられている。・・・とてもじゃないが落ち着けない。
霊夢「不審者じゃないわ。幽々子に呼ばれてきたのよ。んだから陽花もそうじゃないわ」
そう言って腰を軽く抜かしかけている上、あのフェネックの耳を後ろに倒してしまっている・・・そう言う感じがなんとなくでも分かっている。
そんな私とその少女の間に立ってから、
霊夢「妖夢、いい加減そうやって辻きりするのはやめてくれないかしら?」
迷惑そうに言った。するとその少女が剣を鞘にいれる。
??「・・・失礼しました。幽々子さまに呼ばれていたんですね」
言い終えるとニコッと笑う。
自分に問う。立てるか?と。足はさっきの恐怖で震えるだろうけどなんとか立てると把握した。
それでゆっくり立とうとしたら、
霊夢「避けれただけ合格点ね。あとはそうならないでほしいところなんだけれども。まっ、そこは博麗の巫女と言う名に恥じないのでやればいいわね」
と明らかに次の代にするつもりではないらしいが、それらしいものにするつもりの霊夢が手を差し伸べてくれた。
言外の方はあんまり嬉しくないけど、手を伸ばしてくれたことに感謝して手をとる。
陽花「あ、ありがとう・・・」
そう言うと霊夢は当たり前みたいな顔をした。・・・今起きた原因の元だともいえるのに。
すると長い刀と短い刀を腰に携えた少女が、
??「私は魂魄妖夢です。幽々子さまはこちらです。ついてきてください」
と言って私と霊夢を案内した。
次回、幽々子とあわせてみようと思います。
できるかどうか・・・期待せず、待っていてください。