気がついたら幻想入りさせられてました ~if~ 作:雨宮陽花
最初は博麗神社になります。
・・・朝は霊夢に尻尾の手入れをしてもらっていた。
陽花「ん・・・」
自分1人ではもはや苦労するから。
霊夢「あれ以来、なんだかあんたも馴染んだわね」
腕を動かしながらそう言う。
陽花「・・・・・・まあ、結構、かな?」
前までの出来事を思い出す。
まるで昔のように感じられる・・・。
霊夢「本当、結構最近の出来事みたいね。ならそろそろ・・・」
と言う彼女を遮って困ったように笑いながら、
陽花「そういうのはお断りしますね」
と言った。
霊夢「やっぱりそうくるわよね・・・。ったくつれないわね」
言い終えるとどうやら終えたらしく、くしを離す。
それから魔法使いである・・・魔理沙が縁側から入ってきて、
魔理沙「・・・普通にしてるのか」
とぽつり、呟いた。
私と霊夢は顔をあわせ、
霊夢「どうしたのよ、魔理沙。陽花のこの状態に対することかしら?」
と霊夢が代弁する形で言った。
魔理沙「ああ、そうだ。薬の結果なんだけどな・・・。陽花、お前なんともないのか?」
私を見ながら不思議そうに見つめてくる。
私は首を縦にふると、
陽花「うん、なにもないよ。むしろ人間離れしたぐらいかな」
とありのままを答えた。嘘はついていない。
魔理沙「・・・おかしいぜ。なんでなんともないんだ?」
聞くなりそう呟きながら私を訝しそうな目で見つめてくる。
私には分からない。
陽花「さぁ・・・なんのことやら」
首をかしげてそう言った。
霊夢「まぁ、陽花はそうでしょうね。んでもいくらなんでも2つも薬を飲んでいるはずなのよね」
・・・え?2つ?ちょっと霊夢・・・。と呆れた私。
魔理沙「おいおい、2つって・・・お前もなにしてるんだぜ」
呆れた様子でそう言う。
霊夢「ちょっと小さくしてみたくなったのよ」
悪びれた様子もなく、そう言う。
―――しかし、本当に私にはなにも起きていない。
体調が崩れたことすらも。
陽花「でも2人共、私はなんともないよ?」
きょとん、と困惑しながらも言った。
霊夢「まさか、ね。可能性とかとして薄いわ・・・」
考えるようにして腕を組みながらそう言う。
魔理沙「おいおい、霊夢。それは暴論に近いぜ。もうちょっと現実に近いのにしようぜ」
霊夢と私の近くによってそう言う。
2人共、薬の話をしているのだろうが・・・もうちょっと分かりやすくしてほしい。
ただなんとなく”魔理沙の薬と永琳の薬”のおかしい可能性があることを察した。
しかし・・・やはり私からしてもおかしいと思う。
陽花「ま、まぁまぁ・・・私がなんともないんだからそれでいい、とかじゃ駄目かな?」
苦笑いしながら言った。
しかし、同時に返ってきたのは・・・
霊夢「それは駄目よ」
魔理沙「そりゃ駄目だぜ」
と言う全否定の言葉だった。
・・・その後の霊夢と魔理沙は副作用についてずっと語っていた。
今更ですね。
はい、副作用がない不思議ですね。幻想郷だからでしょうか?