気がついたら幻想入りさせられてました ~if~ 作:雨宮陽花
こちらは出来る限り明るい話にしようと思います。
幻想郷にきてから一ヶ月と2週間ちょっとがたった。
私にフェネックの耳と尻尾が生えたおかげで色々と出来ることが増えた。
五感はそれなりに上昇、身体能力も同じく上昇。
戦うことはできないものの、こうやってサポートできるのが増えたのが嬉しい。
・・・・・・妖怪退治は未だに手伝えたことがないけど。
以前のせいもあるだろうけど、霊夢がちゃんと心配してくれていることがありがたい。
しかし・・・
陽花「人間離れしすぎでしょ、私・・・」
と、縁側で1人呟いた。
そう、明らかに人間離れしすぎ。身長のせいもあるのだろうか?
暫くすると霊夢が縁側にきた。もちろん足音で気づいたが。
陽花「霊夢、なにか用ー?」
首をかしげながらも霊夢をちゃんと見て尋ねた。
霊夢「ええ、なにか用よ。永遠亭まで言って近くでたけのこを採るから気にしないでほしいって言っておかないと危ないからね。だから行くわよ」
両手に持っているかごを見るからにしてどうやら本当のようだ。
だが、しかし―――私である必要がわからない。
陽花「んでもどうして私?ほかにもいるでしょ?」
そう尋ねてみた。そうしたら、
霊夢「今のあんたじゃなきゃできないのよ。あとは・・・そうね、あんたにお札でも渡しておくわよ」
なんて言いながら再び5枚ほどお札を貰った。もちろん今まで持っていたお札と取り替えるようにして。
それから少し会話や準備をして竹林の前までやってきた。
私は初めて見た。・・・第一印象は竹が名の通り多く茂っていて迷子になっても仕方ないな、というものだった。
霊夢にちゃんと後をついてこい、と言われたので言う通りについていった。
そうすると暫くしたあと、永遠亭と思わしき場所が見えてきた。
・・・しかし、それだけでは確証が得られないので、尋ねることにした。
陽花「あそこに見えるのが永遠亭なのかな?」
霊夢の横でその建物を指差しながら。
霊夢「ええ、そうよ。ほら、私と一緒だと来れるでしょう?」
いや、私の心配してたのそこじゃないからね!?とつっこみたくなったが、やめておいた。
陽花「あ、ああ・・・なるほど」
と言ったあと、「あー、運がいいねー」と棒読みで褒めておいた。
霊夢はどこか不満そうな顔をして、永遠亭に入っていた。
なので私もあとを追うようにして入った。
中には医者のような女性と兎の耳の生えた目の赤い少女がいた。
??「あら、貴方がそれを使わされた子、ね。私は八意永琳よ。そしてこちらは―――」
??「鈴仙・優曇華院・イナバ、です」
先に紹介してくれた、が・・・霊夢、ここで薬を貰ったのか、と理解した。
陽花「なるほど・・・。私は雨宮陽花です。どうやらそうみたいだね?」
霊夢を見ながら言った。
霊夢「ま、まぁ・・・その方が可愛くなると思ったのよ」
そういう霊夢に永琳が呆れたように「駄目じゃない」と言った。
霊夢「―――っと、そうじゃないわ。本題に入るわよ。これからたけのこを採るわ。だから、てゐがなにもしないようにできないかしら?」
そういうと永琳が鈴仙と顔をみあわせて、
永琳「あら、なんだそれ?んならその困った子をどうにかしておくわ。あとは平気ね?」
と霊夢に向けて言った。
霊夢「ええ、構わないわ。私と陽花だし、まだなんとかなるわ。だからそれだけで十分よ」
余裕そうにしている霊夢。
さすが博麗の巫女だと思った。
そこから軽く挨拶などをし、永遠亭から外に出た。
出た後はどうやら私の仕事らしい。
すんすん、とかぎながら歩く。
25分後、いっぱい取れたので私達は帰ることにした。
因みにその間、ずっと妖怪に襲われることはなかった。
服装は巫女服のような服(前側にリボン)、白い靴下、霊夢と似た靴の状態になりました。
しかし、それ以外は黒髪のセミロング、黒い目のややツリ目です。
まぁ、薬のせいで8歳の見た目(大体レミリアやフランと同じ身長)になってしまってますが・・・。