気がついたら幻想入りさせられてました ~if~ 作:雨宮陽花
・・・どうでしょうか?
現在、紅魔館にいる私。いや、実際を言うと地下・・・かな?
そこでは悪魔の妹ことフランドール・スカーレットと・・・死闘にも近い弾幕ごっこが繰り広げられていた。
もちろん肝心の霊夢は姉のレミリア・スカーレットと会話中らしい。
陽花「ちょっとフラン!?もうちょっと優しくできないかなー!?」
必死の思いで避ける。弾幕に当たったらひとたまりもないから。
フラン「大丈夫だよ、お姉様も弾幕ごっこに慣らすだけって言ってたしー♪」
嬉しそうに言ってるけど、こっちは軽く命懸け。私にも残機が欲しいです。
っていうかあの2人、勝手に会話を進めたせいで私が苦労している。
陽花「それでも結構苦労するんだってばー!?」
あー・・・大丈夫かな。命よ、たもてー。棒読みでたもてー。
そういうことでさっきからレミリアと霊夢の提案により、私は地下でフランと弾幕ごっこをするはめとなっている。
一応フランは手加減してスペルカードを使ってきてくれないそう・・・だが、弾幕がさっきから避けにくい。
これで手加減とは・・・吸血鬼はどれほど強いのだろうか、といやいや考えさせれられる。
恐らくこの弾幕ごっこの練習をしてから―――ん?3時間?その間無傷って・・・。
そう考えていると目の前に弾幕が迫りかけ―――るのをとてつもなくギリギリで回避。
フラン「そろそろ練習十分かなー?」
その言葉と共に弾幕が全て消える。
私は息を切らしてその場にうつぶせになって顔を横にしながら床に突っ伏す。
陽花「・・・はぁっ・・・はぁ・・・。なんて鬼畜な訓練・・・。もうちょっと手加減の分かりやすそうな人・・・いや、妖怪はいないのかなぁ・・・?」
・・・遠くを見るようにして、こぼす。
フラン「お姉様は私が適任だって言ってたよ?」
心配してくれたのか、近くに降りて近寄ってくるフラン。
一応無視するわけにはいかないのでフェネックの尻尾を首を上下に動かす感じで動かした。
フラン「・・・ま、まぁ・・・私も495年もここにいたからまだ手加減がよく分からなくって・・・」
それもそうだ、とはあえて言わない。姉のレミリアにも理由があったのだろうし。
答えるために深呼吸を2回して、息を整える。
陽花「まぁ・・・仕方ないね。結構大変だったけど、まぁ・・・要領は大体覚えたよ」
そう苦笑いしながら上半身だけ起こす。
・・・暫く思っていた。フランの目線が私の頭上と背後によくいくことを。
やはり人間にフェネックの耳と一つ尾があるのはおかしいのだろうか?
陽花「んー・・・やっぱりこれはおかしいかな?」
首をかしげてフランに問う。
フラン「うん、貴方、人間なのに・・・どこかおかしいよ?」
正論だった。ほかにも色々とおかしいし。手加減されていたとは言え、練習相手が練習相手だし。
暫くすると上からレミリアと霊夢だけが降りてきた。
レミリア「どうかしら?・・・っとどうやらフランも安定しているようね。紅霧異変がよかったのかしら?」
霊夢「ただしくはそのあとなんだけれどもね。私も大変だったのだけれども。・・・陽花、どうかしら?」
同じような質問がなされる。
だから、間違いなくうなずき、
陽花「うん、大丈夫。フランも大丈夫だと思うよ。ね、フラン?」
と答えてからフランに目をやる。
フラン「うん、結構楽しかったよ。なかなか壊れなかったしねー」
・・・おぉ・・・。そうとしか見られてなかったのか、と内心思う。
レミリア「そう。やりすぎてないわね?・・・まぁ、見た感じちゃんと手加減はできていたみたいね」
見た目で判断しないでほしい。
霊夢「ったく・・・吸血鬼のあんたらの手加減は外来人のあの子にはキツいのだからもうちょっと考えてほしいわね」
呆れながらレミリア、そしてフランに目をやり呟いた。
そこにタイミングよく咲夜が現れ、
咲夜「休憩になさいませんか?」
と言った。もちろん―――満場一致で休憩することになった。
こういう感じで弾幕になれを持ってもらいました。
フランとの自己紹介?すでにしてあります。3時間前に。