遊戯王ARC—V 〜Reconstruction〜   作:星紡 粋蓮

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大変お待たせしました(土下座)!!
リアルが忙しく、なかなか筆記が進みませんでした!!

だいぶ落ちついたので、これからは月イチぐらいで投稿できると思います(願望)。

それと、今回デュエルの書き方を変えてます。


第2話:白き衝動、龍の鼓動

 大きな門、噴水、庭園、そして大きな建物。閃耶はそんな目の前の光景に呆然としていた。

 

「お父様はいらっしゃる? そう、ならお父様を応接室へ呼んできてくれる。デュエル塾の件って言えば伝わるはずだから」

「承知しました」

 

 白乃は使用人に指示を出すと、呆然としている閃耶の肩を叩く。すると、閃耶はビクッとして白乃を見る。

 

「案内するわ、ついてきて」

「あ、ああ」

 

 閃耶は白乃の案内のもと、豪邸へと入って行く。そして応接室へ着くと、すでに一人の男性がソファに座っていた。

 

「どうぞ座って」

 

 白乃にそう言われた閃耶は、緊張しながら男性とは反対側に座り、白乃も男性の隣に座った。

 

「初めまして、私は小鳥遊拓斗(たかなしたくと)。白乃の父だ」

「こちらこそ初めまして、遊霧閃耶と言います」

「さて、さっそくだが……白乃、デュエル塾の件で彼を呼んだということは、だ」

「はい、彼はエクシーズを使いました。しかもかなりの腕前。彼ならば我がデュエル塾の問題を解決できるかと……」

「ふむ……」

 

 白乃の言葉に、拓斗は一瞬考え込む。そして、

 

「閃耶くん、実は我々小鳥遊グループはデュエル塾を1つ経営している。

 だが、LDSが融合・シンクロ・エクシーズとエクストラデッキを使った召喚法を広めて以降、LDSに人が流れてしまった。残ってくれている生徒からも、教えてほしいとの声もあってね、講師をしてくれる人を探していたんだ。

 閃耶くん、どうか我が塾の講師になってくれないか」

 

 拓斗は閃耶にそう尋ねた。

 

「……自分はエクストラデッキの召喚法について、完全に理解しているとは言い切れません。それにアクションデュエルを学びに来た身ですので」

「では我が塾でアクションデュエルを学ぶかわりに、エクストラデッキの召喚法を講義する、というのはどうだろうか」

「そちらがそれで良いのなら構いません」

「では、これからよろしく頼む、閃耶くん」

 


 

「と、言うことで、本日よりエクストラデッキからの召喚法を教えてくれる遊霧閃耶くんだ」

「遊霧閃耶です、本日よりよろしくお願いします」

 

 閃耶が挨拶すると、拓斗は塾生達を見回す。

 

「閃耶くんはアクションデュエルを学ぶためにこの街に引っ越して来たそうだ。そこで本日は閃耶くんの実力を見せてもらうついでに、アクションデュエルにも触ってもらおうと思う。龍雅(りゅうが)くん、お相手をお願いできるかな」

「オレですか? 問題ありませんよ、塾長」

「ではお相手を頼んだよ。白乃、閃耶くんをデュエルコートへ案内してあげてくれ」

「了解です、塾長。閃耶、こっちだよ」

 

 白乃の案内で閃耶は他の塾生と共にデュエルコートへと移動し、閃耶と龍雅はデュエルコートの中央で向かい合う。

 

「そういえば自己紹介してなかったな。オレは陽遊龍雅(ようゆうりゅうが)だ、よろしく頼む」

「こちらこそ」

 

 閃耶と龍雅が握手すると、制御室から放送が入る。

 

『さて、2人共準備はいいかな。アクションフィールド、オン! 《せせらぎ草原》!』

 

 デュエルコートは小川が流れる草原へと姿を変える。そんな草原で、閃耶と龍雅が距離を取ってお互いにデュエルディスクを構える。

 

「珍しい、デッキが横に付いてるタイプなんだ」

「ああ。既存の位置だとしっくりこなかったから、オーダーメイドしたんだ。それより、俺はアクションデュエルをやったことが無いから、最初の掛け声は頼んだ」

「いいぜ」

 

 閃耶に頼まれた龍雅は、観戦している白乃と目を合わせる。そして、

 

「戦いの殿堂に集いしデュエリストたちが」

「モンスターとともに地を蹴り、宙を舞い」

「フィールド内を駆け巡る!」

「見よ、これぞ、デュエルの最強進化形、アクショーン!」

 

 白乃と龍雅は交互にアクションデュエルの口上を言っていく。

 

「「デュエル!!」」

 

 遊霧閃耶 LP:4000

   VS

 陽遊龍雅 LP:4000

 

 デュエル開始の宣言と共に、アクションカードがフィールドにばら撒かれる。それと同時に2人はアクションカードを求めて駆け出す。

 

「俺が先攻か。(うーん、手札が微妙)俺はフィールド魔法《白き森の魔女》を発動。発動時の効果でデッキから《白き森のアステーリャ》を手札に加え、召喚!」

 

白き森のアステーリャ

☆2 ATK/0

 

「フィールドの《白き森の魔女》を墓地に送って《アステーリャ》の効果発動! デッキから魔法使い族・光属性チューナーモンスター、《白き森のシルヴィ》を特殊召喚」

 

白き森のシルヴィ

☆4 ATK/1500

 

「特殊召喚された《シルヴィ》の効果で《白き森のいいつたえ》を手札に加える。そしてレベル2の《アステーリャ》にレベル4の《シルヴィ》をチューニング! シンクロ召喚! 来い、《白き森の魔性ルシエラ》!」

 

白き森の魔性ルシエラ

☆6 ATK/2000

 

「《ルシエラ》の特殊召喚時に手札の《いいつたえ》を墓地に送って効果発動! デッキから《白き森のわざわいなり》を手札に加える! そして1ターンに1度、モンスター効果のコストととして墓地へ送られた《いいつたえ》はセットできる!」

「魔法をコストに発動するモンスターと、モンスターのコストになったらセットされる魔法のコンボデッキか!」

 

 龍雅は閃耶のデッキの特徴とアクションデュエルの相性から、アクションカードを手に取りながら僅かに焦りを見せる。

 

「セットされた《いいつたえ》を発動! 自分フィールドに“幻想魔族”か魔法使い族がいる時、デッキから白き森モンスター、《白き森の聖徒(アザミナ)リゼット》を手札に加える!」

「“幻想魔族”? 聞いたことねぇぞ、そんな種族!」

「手札の《聖徒リゼット》の効果発動!」

「無視かよ!!」

「手札のこのカードを相手に見せることで、手札の白き森モンスターかアザミナモンスター1体を特殊召喚する。《聖徒リゼット》自身を特殊召喚!」

 

白き森の聖徒リゼット

☆2 ATK/0

 

「レベル2の《聖徒リゼット》にレベル6シンクロチューナー《ルシエラ》をチューニング!」

「シンクロチューナー!? シンクロモンスターのチューナーってこと!?」

 

 シンクロチューナーと言う言葉に、白乃は驚きの声をあげる。

 

「シンクロ召喚! 《白き森の妖魔ディアベル》!」

 

白き森の妖魔ディアベル

☆8 ATK/2500

 

「シンクロチューナーを使ってシンクロ召喚した《妖魔ディアベル》の効果発動! それにチェーンして《聖徒リゼット》の効果発動! 

 《聖徒リゼット》がシンクロ素材になった場合、デッキから罪宝カード1枚を手札に加える。俺は《“罪宝狩りの悪魔”》を手札に加える。

 そして《妖魔ディアベル》の効果で墓地の魔法・罠を1枚、《白き森のいいつたえ》を手札に戻す。

 《“罪宝狩りの悪魔”》を発動! デッキから《黒魔女ディアベルスター》を手札に加え、手札の《マルチャミー・フワロス》を墓地に送って《黒魔女ディアベルスター》を特殊召喚!」

 

黒魔女ディアベルスター

☆7 ATK/2500

 

「《黒魔女ディアベルスター》の特殊召喚時効果! デッキから罪宝カードを1枚、《裏切りの罪宝−シルウィア》をセット! 更にカードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

 閃耶はエンド宣言しながら、川の中にあったアクションカードを手に取る。

 

閃耶[手札:3+A LP:4000]

 □□■■□

 □1□□2□

 

□□□□□□

 □□□□□

龍雅[手札:5+A LP:4000]

 

1《黒魔女ディアベルスター》

2《白き森の妖魔ディアベル》

 

 

「オレのターン、ドロー! オレは《テラ・フォーミング》を発動! デッキから《竜の渓谷》を手札に加え、発動!」

「それにチェーンして、手札のアクションマジック《回避》を捨て、《妖魔ディアベル》の効果発動! エクストラ・墓地・除外からレベル7以下のシンクロチューナーを特殊召喚する! エクストラより来い、《白き森の幻妖》!」

 

白き森の幻妖

☆4 DEF/2000

 

「《白き森の幻妖》と《白き森のアステーリャ》の効果をそれぞれ発動! 《アステーリャ》はモンスター効果のコストで魔法・罠が墓地へ送られた場合、墓地から特殊召喚できる!」

 

白き森のアステーリャ

☆2 DEF/0

 

「《白き森の幻妖》は特殊召喚した時、墓地の白き森モンスター2体を゙永続魔法扱いで魔法&罠ゾーンに置く。《白き森の聖徒リゼット》と《白き森の魔性ルシエラ》を置く」

「モンスターを永続魔法に!?」

「そしてそしてシンクロチューナーの真骨頂! 《白き森の幻妖》の効果発動! 相手メインフェイズにこのカードを含めてシンクロ召喚を行う!」

「相手ターンにシンクロだと!」

「俺はレベル8の《白き森の妖魔ディアベル》にレベル4のシンクロチューナー《白き森の幻妖》をチューニング! その瞳に捉えし罪を裁くため、その身を龍へと昇華せよ! シンクロ召喚! 《蛇眼の断罪龍(スネークアイズ・エグゼキュート・ドラゴン)》!」

 

蛇眼の断罪龍

☆12 ATK/3000

 

「凄い、レベル12のシンクロモンスター」

「オレのターンに好き勝手動きやがって……(まだ動くと仮定した方がいいな、それにこのアクションマジックもある)オレは《竜の渓谷》の効果発動! 手札の《スキル・プリズナー》を捨ててデッキから《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》を墓地へ」

「(レヴァテイン? ドラグニティか?)」

「《巨竜の聖騎士(パラディン・オブ・フェルグラント)》を通常召喚!」

 

巨竜の聖騎士

☆4 ATK/1700

 

「(あ、違う。レヴァライダーループだコレ)」

「《巨竜の聖騎士》の効果発動! さらに手札の《カゲトカゲ》の効果も発動だ!」

「されない! 《黒魔女ディアベルスター》を墓地に送って《裏切りの罪宝−シルウィア》を発動! 《巨竜の聖騎士》の効果を無効にする!」

「速攻魔法《禁じられた聖槍》を発動! 《巨竜の聖騎士》は魔法・罠の効果を受けなくなる!」

「《蛇眼の断罪龍》の効果発動! 《巨竜の聖騎士》を永続魔法にする!」

「アクションマジック《透明》! 《巨竜の聖騎士》はモンスター効果を受けない!」

 

 聖騎士は半透明となり断罪龍の効果を躱し、魔女による一撃は、聖なる槍によって弾かれる。そして聖騎士の影より影の蜥蜴が出現する。

 

カゲトカゲ

☆4 ATK/1100

 

「ちっ! 先に《断罪龍》だったか……」

「《巨竜の聖騎士》の効果で、デッキから《光と闇の竜(ライト・アンド・ダークネス・ドラゴン)》を装備する!」

「相手ターンに墓地へ送られた《黒魔女ディアベルスター》の効果発動。手札の《断罪のディアベルスター》を墓地に送って《黒魔女ディアベルスター》を特殊召喚」

 

黒魔女ディアベルスター

☆7 DEF/2000

 

「《黒魔女ディアベルスター》の効果でデッキから永続魔法《罪宝の欺き》をセットする」

「さあ行くぜ! 《巨竜の聖騎士》の効果発動! このカードと《カゲトカゲ》をリリースし、墓地から《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》を特殊召喚!」

 

ドラグニティアームズ−レヴァテイン

☆8 ATK/2600

 

「装備先がいなくなった事により、破壊され墓地に送られた《光と闇の竜》と特殊召喚した《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》の効果発動!」

「ループはさせない! 《白き森のわざわいなり》を発動!」

「このタイミングで!?」

「《白き森のわざわいなり》の効果でデッキから《白き森のルシア》を特殊召喚!」

 

白き森のルシア

☆4 ATK/800

 

「そして白き森シンクロモンスターのシンクロを行える!」

「またかよ!!」

「レベル2の《アステーリャ》にレベル4の《ルシア》をチューニング! シンクロ召喚! 《白き森の魔狼シルウィア》!」

 

白き森の魔狼シルウィア

☆6 ATK/1900

 

「《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》の効果で墓地の《光と闇の竜》を装備! そして《光と闇の竜》の効果でオレのフィールドのカードをすべて破壊し、墓地の《巨竜の聖騎士》を特殊召喚!」

 

巨竜の聖騎士

☆4 ATK/1700

 

「《光と闇の竜》と《巨竜の聖騎士》の効果発動!」

「こちらも《魔狼シルウィア》の効果発動! 相手モンスターをすべて裏守備にする!」

 

 竜の力をその身に宿そうとした聖騎士は、魔狼の咆哮により裏守備表示となってしまい、そのまま防げた筈の光と闇の竜の力により破壊された。

 

「何!?」

「《巨竜の聖騎士》は裏側になれば装備できない。装備できない以上、《光と闇の竜》の効果で破壊される!」

「くっ! 《光と闇の竜》の効果で《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》を特殊召喚!」

 

ドラグニティアームズ−レヴァテイン

☆8 ATK/2600

 

「そして《光と闇の竜》を《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》に装備する。よくオレがやろうとした事がわかったな」

「以前、俺もそのループをやろうとした事があるからな。ま、《光と闇の竜》が手に入らなくて諦めたんだがな」

「レアカードだからな、このカードは」

 

 閃耶と龍雅はお互いに笑みを浮かべ、そんな2人を見ていた白乃微笑む。

 

「ループは止まったけど、まだ手は残っている! 《アドバンスドロー》を《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》をリリースして発動!」

「モンスターを出せるカードを引きに行くか」

「ああ、デッキから2枚ドロー! っと駄目か。破壊された《光と闇の竜》の効果で再び《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》を特殊召喚し、《光と闇の竜》を装備する!」

 

ドラグニティアームズ−レヴァテイン

☆8 ATK/2600

 

「モンスターを出すカードは引けなかったようだな。ループが再始動するんじゃないかってヒヤッとしたぜ」

「だが、別のモノは引けた。まずはバトルだ! 《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》で《黒魔女ディアベルスター》を攻撃!」

 

ドラグニティアームズ−レヴァテイン

ATK/2600

 VS

黒魔女ディアベルスター

DEF/2000

 

「そしてメイン2、永続魔法《巨神竜の遺跡》を発動! カードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

 

閃耶[手札:1 LP:4000]

 3■□□4

 1□□□2□

 

□□□5□□

 □■67□

龍雅[手札:0 LP:4000]

 

1《白き森の魔狼シルウィア》

2《蛇眼の断罪龍》

3《白き森の聖徒リゼット》(永続魔法)

4《白き森の魔性ルシエラ》(永続魔法)

5《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》

6《光と闇の竜》(装備魔法→5)

7《巨神竜の遺跡》

 

 

「俺のターン、ドロー! 《巨神竜の遺跡》、確かに厄介なカードだ。だが、墓地の《回避》と《白き森のわざわいなり》を除外し、《断罪のディアベルスター》の効果発動! このカードを墓地から特殊召喚!」

 

断罪のディアベルスター

☆7 ATK/2500

 

「くっ、《巨神竜の遺跡》は墓地からの特殊召喚には反応しない」

「そういうことだ。ライフを半分払い、《断罪のディアベルスター》の効果発動! 装備状態の《光と闇の竜》を破壊する!」

閃耶[LP:4000→2000]

 

 ディアベルスターが自身の爪で、聖騎士の身に宿る光と闇の竜を切り裂く。

 

「破壊された《光と闇の竜》の効果を《巨竜の聖騎士》を対象に発動!」

「悪いね、その《巨竜の聖騎士》を対象に《墓穴の指名者》を発動! 対象のモンスターを除外する!」

「なに!? くっ、《スキル・プリズナー》を使うべきだったか!」

 

 光と闇の竜の効果により龍雅の場のカードは全て破壊された。本来であれば巨竜の聖騎士が現れる筈だが、除外されてしまい、何も現れなかった。

 

「セットカードは《タイラント・ウィング》だったか、危ない危ない」

 

 そう言って閃耶はシルウィアが従える魔狼へと跨る。

 

「バトル! 《白き森の魔狼シルウィア》でダイレクトアタック!」

「くっ、間に合え!」

 

 閃耶の攻撃宣言と同時に、2匹の魔狼が龍雅へと肉薄する。龍雅もまた、離れた位置にあるアクションカードへ駆け寄るが、僅かに間に合わなかった。

 

白き森の魔狼シルウィア

ATK/1900

 ↓↓

DIRECT ATTACK!! 

 

「ぐっ!」

龍雅[LP:4000→2100]

 

 龍雅はダメージを受け、吹き飛びながらアクションカードを手に取り、そして閃耶も攻撃時にちゃっかりアクションカードを入手しており、それぞれ確認する。

 

「《断罪のディアベルスター》でダイレクトアタック!」

「アクションマジック《大脱出》! これでバトルフェイズを──「アクションマジック《ノーアクション》! 《大脱出》を無効にする!」──なに!!」

 

 龍雅は迫り来るディアベルスターを、アクションカードを使って躱そうとするが、閃耶のアクションカードにより阻止される。

 そして、ディアベルスターは龍雅の目の前まで来ており、その爪で龍雅を切り裂く。

 

断罪のディアベルスター

ATK/2500

 ↓↓

DIRECT ATTACK!! 

 

「ぐあぁぁぁ!!」

龍雅[LP:2100→0]

 

 遊霧閃耶 WIN!!

 

 

 デュエルが終了してデュエルコートは元の状態へと戻り、閃耶と龍雅はデュエルコートの外へ出て、他の塾生と合流する。

 

「いや〜、やられたやられた。オレのターンに動きすぎだろ、そのデッキ」

「構築次第ではもっと展開力あがるぞ」

「まじかよ、相手したくねぇ」

 

 その後、閃耶は他の塾生ともデュエルすることになり、その日はデュエルだけで終わった。

 そしてその夜……

 

「ストロング石島のファン感謝デーのスペシャルマッチ、ね〜」

 

 閃耶は自宅の窓からLDSを見つめて呟く。

 

「ついに振り子が動く」

 


 

 とある建物のとある部屋、沢山のモニターが設置されている部屋にて

 

「なに、召喚反応がないだと」

「はい。エクシーズ召喚を見たという話を聞き調査したところ、該当のものと思われる映像を入手しました。こちらになります」

 

 サングラスをかけた男がリモコンを操作すると、モニターの1つに映像が流れる。

 

『《アイス》と《ソード》でオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚! 無慈悲なる破壊者よ、閃光と成りて我がもとへ! 来たれ、《ライゼオル・デッドネーダー》!』

 

 それは一人の少年、閃耶がエクシーズ召喚をした瞬間の映像であった。

 

「この通り、確かにエクシーズ召喚が行われました。ですが、この場所この時間にエクシーズモンスターの反応はありませんでした」

「そうか……。至急、彼を調べろ。恐らく、彼女が鍵だ」

「は!」

 

 モニターには白乃と共に車に乗る閃耶が映されていた。

 

「はたして、我らが槍となりうるか……」




ようやく原作キャラ登場(ちょこっと)

さて、次回予告はしないと言ったものの、やっぱりしたくなってしまったので、今回からやっていきます。


【次回予告】
ついに出現するペンデュラム召喚。

動き出した振り子に、閃耶がひっそりと覚悟を決める裏であの男が動く。


次回 遊戯王ARC—V 〜Reconstruction〜
動き出した振り子 閃耶の決意

「王だろうが、悪魔だろうが、俺の前に立ちはだかるなら蹴散らすだけだ」
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