遊戯王ARC—V 〜Reconstruction〜 作:星紡 粋蓮
P無し・アニメ効果のDDの展開考えるの難しかった……
でもたぶんリアルのDDのほうが展開難しいわきっと
ところでさー、なんかアルトメギアとかのペンデュラムが出てきたんだけど、どーしよー
※今回の話はドゥーム・オブ・ディメンションズまでのカードで構成されています(一応)。
それは閃耶にとっては予想出来ていた事だった。
「出でよ、我が下僕のモンスター達よ!」
眼下で同時に召喚されるモンスター達。その中のペンデュラムを冠するドラゴンを閃耶は見つめる。
「(ペンデュラム召喚、遊戯王ARC-Vの第1話で突如として現れた召喚法、ついに始まってしまった)」
「……? 閃耶どうしたの?」
「ん、なんにもないよ」
無意識に拳を握りしめていた閃耶は、心配した白乃に作り笑いで返事をして、デュエルフィールドの方を向く。そんな閃耶を白乃は心配して見つめていた。
そして、榊遊矢とストロング石島のデュエルが終わり、閃耶達が帰路につこうとすると、閃耶に声をかける人物がいた。
「遊霧閃耶様でいらっしゃいますね」
「ん?」
閃耶達が振り向くと、そこには黒スーツでサングラスをかけた女性がいた。
「……誰だ? 知り合いか、閃耶」
「んなわけないだろ龍雅。タイミング的にレオ・コーポレーションの人間だろ。今回のスペシャルマッチはLDSというかレオ・コーポレーション主催なんだから」
「それもそうか」
「そんなレオ・コーポレーションが閃耶になんの御用でしょうか」
龍雅が閃耶のツッコミに納得してうんうんと頷いている横で、白乃が黒スーツの女性に尋ねる。
「社長の赤馬零児様がぜひ閃耶様とお話したいとの事です。“エクシーズ召喚”を使った閃耶様と」
「あ~」
わざわざエクシーズ召喚の部分を強調して言われ、閃耶はどうして赤馬零児がこんな行動をしてきたのかを理解する。
「……彼女、小鳥遊白乃の立ち会いの元なら」
「え!?」
「おい!?」
閃耶の提案に白乃と龍雅が驚愕するが、黒スーツの女性は冷静に返答をする。
「それに関しましては、『何人でも構わない』とお伺いしております」
「あっそ。じゃあ悪いんだけど白乃は立ち会いを、龍雅は塾長へ報告を頼む」
「……わかったよ。白乃、コイツを頼むぜ」
「……わかりました」
黒スーツの女性の案内の元、閃耶と白乃は龍雅と別れレオ・コーポレーションへと向かった。
閃耶と白乃がレオ・コーポレーションの応接室へと案内されると、そこには既に2人の男性がおり、1人は赤いマフラーをした男性でソフィアに座っており、もう1人は黒スーツでサングラスをしておりソフィアの後ろで立っていた。
「(相変わらず、どういう構造してんだ、そのマフラーはよ)」
閃耶が明らかに重力を無視したマフラーに内心でツッコんでいると、座るよう促されたため、白乃と共にソフィアに座る。
「さて、急に呼び出してしまい申し訳ない。私はレオ・コーポレーションの社長、
「ご存知だろうけど、遊霧閃耶だ」
「彼の付き添いの小鳥遊白乃です」
「さて、さっそくだが本題に入ろう。遊霧閃耶、君はいったい何者だ」
「何者、とは?」
零児の質問に閃耶が質問で返すと、後ろにいた黒スーツの男が声を上げそうになるが、零児が制止する。
「すまないが、君のことを調べさせて貰った。すると君がこの街に来る以前の経歴がどこにもない事がわかった。まるで急にこの街に現れたかのように……」
「……え?」
零児の言うことに白乃は困惑し、閃耶を見る。
「しかし、住民登録はいつの間にかされている」
「……つまり、俺が“別次元”からやって来たと言いたい訳か。答えてもいいが、普通に応答しても面白くない。だから」
そう言って閃耶はデッキケースからデッキを取り出す。
「俺とデュエルしよう、赤馬零児。自身のスタンバイフェイズに1つだけ相手に質問でき、質問された方は必ず答えなければならない。どうだ」
「貴様!」
「中島!」
「っ! 申し訳ありません、社長」
閃耶の提案を聞いて、後ろにいた男性―中島が声を荒げるが、即座に零児に注意される。
「よかろう。そのデュエル、受けて立とう」
零児の回答に、閃耶はフッと笑った。そして白乃の方を向くと、
「白乃には、このデュエルを見届けて欲しい。そして知って欲しい、俺の事を」
「わかり……ました……」
白乃は納得できないまま、そう返事をする。
そして4人はデュエルフィールドへと移動し、白乃と中島はそれぞれ反対の観客席へと座る。
「デュエルはどうするかね」
「普通のスタンディングでいいか? こっちの方がやり慣れてるんだ」
「よかろう」
アクションデュエルではなく、スタンディングデュエルで行う事に決めると、閃耶と零児の2人はデュエルディスクを構える。
「「デュエル!!」」
赤馬零児 LP:4000
VS
遊霧閃耶 LP:4000
「私が先攻のようだ」
「先攻1ターン目だろうとスタンバイフェイズはある。よって質問タイムだ」
「では質問だ。(何者だ、では建前であるアクションデュエルを学びに来たデュエリストで済まされてしまう可能性がある……ならば)君はどこからやって来た。君自身が言っていたように、この次元の住民ではないのだろう」
「おっとそう来るか、OK答えよう。ご存知の通り、俺はこのスタンダードの人間じゃない。いや、それどころか融合・シンクロ・エクシーズ、そのどれてもない。
スタンダード・融合・シンクロ・エクシーズ、この4つを纏めてアーク世界と仮称するならば、俺はそのアーク世界とは別の世界からやって来た。
方法は教えないがな」
閃耶は零児の質問に答えるとフッと笑う。
「なるほど、そう言う答えか(このデュエル、いかにして彼を相手に粘れるかが重要になるな)」
零児は眼鏡クイッと整えながら返答する。そして、閃耶の回答を聞いた白乃は困惑していた。
「え? どういう……こと……」
「白乃、俺のことは後でちゃんと話す。今はこのデュエルを見届けてくれ」
「わ、わかった」
困惑していた白乃に、閃耶はそう伝えると零児に向き直る。
「ではメインフェイズ。私は永続魔法《地獄門の契約書》を発動」
| 地獄門の契約書(出典:アニメ遊戯王ARC-V) |
|---|
| 永続魔法 ①:自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。 ②:1ターンに1度、デッキからレベル4以下の「DD」モンスター1体を手札に加える事ができる。 |
「その効果により、《DDスワラル・スライム》を手札に加える。そして《DDスワラル・スライム》の効果発動。手札のこのカードと《DDバフォメット》で融合!」
| DDスワラル・スライム(出典:アニメ遊戯王ARC-V) |
|---|
| 効果モンスター レベル2/闇属性/悪魔族 ATK/200 DEF/200 ①:手札のこのカードと手札の「DD」モンスターを、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターとして墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚できる。 |
「自在に形を変える神秘の渦よ! 異形の神よ! 今ひとつとなりて新たな王を生み出さん! 融合召喚! 生誕せよ! レベル6! 《DDD烈火王テムジン》」
DDD烈火王テムジン
☆6 ATK/2000
| DDD烈火王テムジン(出典:アニメ遊戯王ARC-V) |
|---|
| 融合・効果モンスター レベル6/炎属性/悪魔族 ATK/2000 DEF/1500 「DD」モンスター×2 「DDD烈火王テムジン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードがモンスターゾーンに存在し、自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが特殊召喚された場合、自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 ②:このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、自分の墓地の「契約書」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。 |
「私はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ」
零児[手札:1 LP:4000]
◁□1■■□▷
□□2□□□
□□□□□□
◁□□□□□▷
閃耶[手札:5 LP:4000]
1《地獄門の契約書》
2《DDD烈火王テムジン》
「ん、もう終わりか? なら俺のターン、ドロー!」
閃耶はデッキからカードを引いたのち、白乃をチラッと見てから零児に質問をする。
「スタンバイ、俺からの質問だ。3年前の榊遊勝の失踪、それにアンタは絡んでる。間違いないな」
「な!?」
「え!?」
「なぜ!?」
閃耶の質問の内容に零児達3人は同時に驚く。
「なぜそのことを知っているのかと問いたいが、それは機会があればにしよう。そうだ、遊勝さんの失踪の切っ掛けは私が話した父の事だった」
「まぁ、まさか試合ほうり出してまで向かうとは誰も思わんよな」
零児は閃耶の言葉に若干俯く。それも見た閃耶は手札に手を伸ばした。
「質問終了! メインフェイズ! 《融合派兵》を発動! エクストラデッキの《
無垢なる者メディウス
☆4 ATK/1800
「《メディウス》の効果発動! デッキから《アルトメギアの獄神獣》を特殊召喚!」
アルトメギアの獄神獣
☆1 DEF/200
「《獄神獣》の効果発動! 《メディウス》と《獄神獣》で融合! 来い! 《神芸獄徒ディアクトロス》!」
神芸獄徒ディアクトロス
☆8 ATK/2800
閃耶が融合モンスターを出したのを見て、零児は中島を見るが、中島は首を横に振るだけであった。
「(やはり彼からは召喚エネルギーが発生しないのか)」
「墓地へ送られた《獄神獣》の効果で、デッキからフィールド魔法《神芸学都アルトメギア》を手札に加え、これを発動!」
閃耶がフィールド魔法を発動すると、デュエルフィールドに巨大な白亜の建物と壁が出現し、閃耶と零児を取り囲む。
「おお、リアルソリッドビジョンを使うとこうなるのか。《神芸学都》の効果を手札の《
「何!?」
「さらに《グラフレア》の効果発動! 俺の場にアルトメギアカードがあるため、このカードを特殊召喚!」
神芸学徒グラフレア
☆5 ATK/2100
「その後、デッキから《アルトメギア・バーニッシュ−改変−》をセット。そして発動! 《神芸学都アルトメギア》があるため、デッキから《アルトメギア・メセナ−覚醒−》を手札に加える!
再び《神芸学都アルトメギア》の効果を《アルトメギア・メセナ》を捨てて《
そして《リテラ》もまた、アルトメギアカードがある時に特殊召喚できる!」
神芸学徒リテラ
☆3 DEF/1800
「そして《リテラ》の効果により、墓地の《アルトメギア・メセナ》を手札に加える!」
「何! まさか!?」
「三度《神芸学都アルトメギア》の効果を《アルトメギア・メセナ》を捨て、《
「前にも見たような光景ね」
手札の魔法・罠をコストにする閃耶を見て、白乃は苦笑いをしながら呟く。
「アルトメギアカードがあるため、手札の《ファインメルト》を特殊召喚!」
神芸学徒ファインメルト
☆7 ATK/2400
「そして1枚ドロー」
「あっと言う間に4体のモンスターが並ぶとは……」
「《ファインメルト》の効果発動! 自分フィールドのモンスターの種族が3種類以上の時、相手フィールドの全てのモンスターの効果を無効にし、ターン終了時まで攻撃力を半分にする!」
「何!?」
ファインメルトより放たれた虹色のオーラをテムジンが纏うと、力が抜けたように片膝を付く。
DDD烈火王テムジン
ATK/2000→1000
「さらに《グラフレア》の効果で、《地獄門の契約書》を破壊!」
「くっ!」
「さぁ、まだ潰れてくれるなよ。バトル! 《ファインメルト》で《テムジン》を攻撃!」
神芸学徒ファインメルト
ATK/2400
VS
DDD烈火王テムジン
ATK/1000
零児[LP:4000→2600]
「っ! 破壊された《DDD烈火王テムジン》の効果発動! 《地獄門の契約書》を手札に加える!」
「《ディアクトロス》でダイレクトアタック!」
「罠発動! 《攻撃の無力化》! 攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する!」
「メイン2。墓地の《錬装融合》の効果発動。墓地のこのカードをデッキに戻し、1ドロー(コイツは……)」
閃耶は錬装融合の効果で引いたカードを見て、一瞬目を見開く。そんな閃耶を見て、零児もまた警戒する。
「(一体、何を引いた)」
「(まだ使うときじゃない)カードを2枚伏せてターンエンドだ」
零児[手札:2 LP:2600]
◁□□■□□▷
□□□□□□
512□34
◁■□□□■▷
閃耶[手札:3 LP:4000]
1《神芸学徒リテラ》
2《神芸学徒グラフレア》
3《神芸獄徒ディアクトロス》
4《神芸学徒ファインメルト》
5《神芸学都アルトメギア》
「私のターン! (予想外の強さだ。おそらくコレが、私のラストターン……)質問だ、君の目的はなんだ。アクションデュエルを学ぶ、というのは建前だろう」
「……ああ、その通りだ。ま、興味があったのは本当だがな。俺の目的は、運命の振り子が指し示す悲劇を覆すこと。そしてすでに、悲劇に向かって振り子は動き出している」
「振り子?」
「そのためならば……王だろうが、悪魔だろうが、俺の前に立ちはだかるなら蹴散らすだけだ」
閃耶はそう言いつつ、右手を握りしめる。
「そうか……」
「そして零児、宣言しよう。アルトメギア達は相手ターンでも効果を使えるが、このターンは使用しない。今のお前の全力を見せてみろ」
「……良いだろう! 私は《死者蘇生》を発動! 蘇れ《DDD烈火王テムジン》!」
DDD烈火王テムジン
☆6 ATK/2000
「《地獄門の契約書》を発動し、デッキから《DDナイト・ハウリング》を手札に加える! そして《DDナイト・ハウリング》を召喚!」
DDナイト・ハウリング
☆3 ATK/300
| DDナイト・ハウリング(出典:アニメ遊戯王ARC-V) |
|---|
| チューナー・効果モンスター レベル3/闇属性/悪魔族 ATK/300 DEF/600 ①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、そのモンスターが破壊された場合に自分は1000ダメージを受ける。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。 |
「《DDナイト・ハウリング》の効果発動! このカードの召喚に成功した時、墓地に存在するDDモンスターを攻撃力0にして特殊召喚できる! 蘇れ、《DDバフォメット》!」
DDバフォメット
☆4 ATK/1400→0
| DDバフォメット(出典:アニメ遊戯王ARC-V) |
|---|
| 効果モンスター レベル4/闇属性/悪魔族 ATK/1400 DEF/1800 ①:1ターンに1度、フィールドのレベル1~6のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルは倍になる。 |
「レベル4の《DDバフォメット》とレベル3の《DDナイト・ハウリング》をチューニング! 闇を切り裂く咆哮よ。疾風の速さを得て新たな王の産声となれ! シンクロ召喚! 生誕せよ! レベル7! 《DDD疾風王アレクサンダー》!」
DDD疾風王アレクサンダー
☆7 ATK/2500
| DDD疾風王アレクサンダー(出典:アニメ遊戯王ARC-V) |
|---|
| シンクロ・効果モンスター レベル7/風属性/悪魔族 ATK/2500 DEF/2000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 ①:1ターンに1度、このカードがモンスターゾーンに存在し、自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが特殊召喚された場合、自分の墓地のレベル4以下の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 ②:1ターンに1度、このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、相手モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。 |
「私の場にDDモンスターが特殊召喚されたことで《DDD烈火王テムジン》の効果発動! 墓地からDDモンスター1体を特殊召喚する! 再び蘇れ、《DDバフォメット》!
DDバフォメット
☆4 ATK/1400
「さらに《DDD疾風王アレクサンダー》の効果発動! 私の場にDDモンスターが特殊召喚された場合、墓地からレベル4以下のDDモンスター1体を特殊召喚する。蘇れ、《DDスワラル・スライム》!」
DDスワラル・スライム
☆2 ATK/200
「《DDバフォメット》のモンスター効果で、《DDスワラル・スライム》のレベルを2倍にする!」
DDスワラル・スライム
☆2→4
「私はレベル4の《DDスワラル・スライム》と《DDバフォメット》でオーバーレイ! この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ! エクシーズ召喚! 生誕せよ! ランク4! 《DDD怒濤王シーザー》!」
DDD怒濤王シーザー
★4 ATK/2400 ORU/2
「《地獄門の契約書》を墓地に送り、《DDラミア》を特殊召喚!」
DDラミア
☆1 ATK/100
「バトルだ! 《DDD疾風王アレクサンダー》で《神芸学徒ファインメルト》を攻撃!」
DDD疾風王アレクサンダー
ATK/2500
VS
神芸学徒ファインメルト
ATK/2400
閃耶[LP:4000→3900]
「《DDD疾風王アレクサンダー》が戦闘で相手モンスターを破壊した時、さらに相手モンスター1体を破壊できる! 《神芸獄徒ディアクトロス》を破壊!」
疾風王アレクサンダーが剣を振り下ろすと竜巻が放たれディアクトロスを破壊する。
「《DDD怒濤王シーザー》で《神芸学徒グラフレア》を攻撃!」
DDD怒濤王シーザー
ATK/2400
VS
神芸学徒グラフレア
ATK/2100
閃耶[LP:3900→3600]
「《DDD烈火王テムジン》で《神芸学徒リテラ》を攻撃!」
DDD烈火王テムジン
ATK/2000
VS
神芸学徒リテラ
DEF/1800
「《DDラミア》でダイレクトアタック!」
DDラミア
ATK/100
↓↓
Direct Attack!!
閃耶[LP:3600→3500]
「レベル7の《DDD疾風王アレクサンダー》にレベル1の《DDラミア》をチューニング! その紅に染められし剣を掲げ、英雄たちの屍を越えていけ! シンクロ召喚! 生誕せよ! レベル8、《DDD呪血王サイフリート》!」
DDD呪血王サイフリート
レベル8 ATK/2800
「カードを1枚伏せ、ターンエンド」
零児[手札:0 LP:2600]
◁□□■■□▷
□123□□
4□□□□□
◁■□□□■▷
閃耶[手札:3 LP:3500]
1《DDD烈火王テムジン》
2《DDD呪血王サイフリート》
3《DDD怒濤王シーザー》
4《神芸学都アルトメギア》
「俺のターン、ドロー!」
ドローしたカードを見て閃耶は僅かに微笑む。
「スタンバイフェイズにつき質問だ。零児、赤馬零王をどう止める?」
「っ!? それは」
「回答はまた後日、そのうち聞くさ。《貪欲な壺》を発動! 《ディアクトロス》《ファインメルト》《リテラ》《グラフレア》《獄神獣》の5体をデッキに戻し、2枚ドロー!
さらに《アルトメギア・バーニッシュ−改変−》を発動! デッキから《ファインメルト》を手札に加える! そして!」
閃耶は手札から2枚のカードを手にする。それ内の1枚は、ペンデュラムモンスターであった。
「手札の《EMレディアンジュ》の効果発動! このカードと《EMミス・ディレクター》を捨てて2枚ドロー!」
「EM!? それに今のカードは!?」
「そしてスケール8の《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》をセッティング!」
閃耶の右手側に二色の眼を持つドラゴンが出現する。それは、スペシャルマッチで榊遊矢が召喚したオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンにそっくりなドラゴンであった。
「君は、いったい……」
「墓地の《レディアンジュ》はオッドアイズカードがある時、墓地よりセッティングされる」
閃耶の左手側に白衣の天使の少女が浮かび上がる。それと同時に閃耶のデュエルディスクにPENDULUMと表示される。
「行くぞ! 揺れろ、揺れろ、揺れろ! 運命のペンデュラム! 我らが道を、指し示せ! ペンデュラム召喚! 来い! 《神芸学徒ファインメルト》! 《無垢なる者メディウス》! そして《調弦の魔術師》!」
神芸学徒ファインメルト
☆7 ATK/2400
無垢なる者メディウス
☆4 ATK/1800
調弦の魔術師
☆4 DEF/0
「ペンデュラム召喚、本当に別世界から来たというのか!?」
「《メディウス》の効果で《アルトメギアの獄神獣》を、《調弦の魔術師》の効果で《竜穴の魔術師》をそれぞれ特殊召喚!」
アルトメギアの獄神獣
☆1 DEF/200
竜穴の魔術師
☆7 DEF/2700
「《ファインメルト》の効果発動! 相手モンスター全ての効果を無効にし、エンドフェイズまで攻撃力を半分にする!」
「っ! 《DDD怒濤王シーザー》の効果発動!」
ファインメルトが放った虹色のオーラが3体の異次元の王達に届く前に、シーザーのオーバーレイユニットが1つ消滅する。そして、虹色のオーラに纏わりつかれた王達は崩れ落ち、膝を付く。
DDD烈火王テムジン
ATK/2000→1000
DDD呪血王サイフリート
ATK/2800→1400
DDD怒濤王シーザー
ATK/2400→1200 ORU/2→1
「《獄神獣》の効果で《メディウス》と融合! 来い! 《神芸獄徒ディアクトロス》!」
神芸獄徒ディアクトロス
☆8 ATK/2800
「《獄神獣》の効果で《アルトメギア・ペリペティア−激動−》を手札に加える! さらに《ファインメルト》を対象に墓地の《アルトメギア・メセナ−覚醒−》を除外して発動! 対象のモンスターを手札に戻し、フィールドのカード1枚、そのセットカードを破壊する!」
虹色の粒子が墓地から溢れ出て、ファインメルトと零児のセットカードを包みこむと、ファインメルトは手札に戻り、セットカードは破壊される。
「(破壊されたのは《
| 戦乙女の契約書(出典:アニメ遊戯王ARC-V) |
|---|
| 永続罠 ①:自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。 ②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの悪魔族モンスターは、相手ターンの間は攻撃力が1000アップする。 |
「アルトメギアカードがあるため、《ファインメルト》を手札より特殊召喚!」
神芸学徒ファインメルト
☆7 ATK/2400
「そして1枚ドロー! レベル7の《ファインメルト》と《竜穴の魔術師》でオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚! 二色の眼の竜よ、絶対零度の力纏いて我が盾となれ! 《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》!」
オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン
★7 ATK/2800 ORU/2
「ペンデュラムからの融合、そしてエクシーズ。コレが、ペンデュラムの力!」
「バトル! 《ディアクトロス》で《サイフリート》を攻撃! そして《アブソリュート・ドラゴン》の効果発動! オーバーレイ・ユニットを1つ使い、モンスターの攻撃を無効にする! ブリザードウォール!」
ディアクトロスがサイフリートへ攻撃を仕掛けるも、アブソリュート・ドラゴンの効果により吹雪が起こり、氷の壁が出現する。
それにより、ディアクトロスの攻撃は防がれてしまう。
オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン
ORU/2→1
「そして速攻魔法《ダブル・アップ・チャンス》を発動! モンスターの攻撃が無効になった時に発動でき、攻撃が無効になったモンスターは、もう1度攻撃ができる!
行け! 《ディアクトロス》! 再び《サイフリート》へ攻撃! そして《レディアンジュ》のペンデュラム効果! 手札のペンデュラムモンスター、《EM天空の魔術師》を捨てることで、相手モンスターの攻撃力を1000ポイントダウンさせる!」
虹色のオーラを纏い、膝をついているサイフリートに天使の羽根が纏わりつき、さらにその力を略奪する。
DDD呪血王サイフリート
ATK/1400→400
「(残ったセットカードは《DDDの人事権》。この状況ではな)」
| DDDの人事権(出典:アニメ遊戯王ARC-V) |
|---|
| 通常罠 ①:自分フィールドの「DDD」モンスター3体をデッキに戻す。その後、デッキから「DD」モンスター2体を手札に加える。 |
「《ダブル・アップ・チャンス》の効果により、ダメージ計算時に攻撃力は倍になる!」
神芸獄徒ディアクトロス
ATK/2800→5600
VS
DDD呪血王サイフリート
ATK/400
零児[LP:2600→0]
遊霧閃耶 WIN!!
「多少は俺の事を知れたかな」
「ああ。このデュエル、予想以上に得るものがあった」
「ならおまけで1つ教えておく。榊遊矢に気をつけろ。彼が俺の言う悲劇のキーパーソンだ」
「そうか、気をつけておこう」
閃耶と零児が念のためにと連絡先を交換した後、手を振りながらデュエルフィールドを後にする閃耶に白乃が駆け寄り、共に去って行った。
「……社長」
「ペンデュラムのその先、しかと見せてもらった。行くぞ、中島。ペンデュラムモンスターの開発に取り掛かる」
「は!」
レオ・コーポレーションから帰り、閃耶と白乃は真っ直ぐに帰らず、公園のベンチに座っていた。
「白乃。俺の事を聞いてどう思った」
「……それは」
「悪いが、俺が別世界からのやって来た事とか、アクションデュエルを学びに来た訳じゃないってのは本当の事だ」
そう言うと閃耶はベンチから立ち上がる。そして白乃に向き合う。
「俺の事をどうするかは、白乃に任せる。一緒にいたくないのなら……」
「ううん。それより聞かせて、貴方の言う悲劇を」
「……この世界の根幹に関わる事だ。知れば悲劇の最前線に立つ事になる。苦しみを味わう」
「その苦しみを1人で背負おうとしているのでしょう。なら少しぐらい、私にも分けてよ。もう同じ塾の仲間でしょ」
白乃は真剣な目で閃耶を見つめる。やがて閃耶は溜め息をつく。
「わかった、もう引き返せないぞ。それに、強くなってもらうからな」
「上等よ!」
その後、長い話になるため、拓斗に事情を話し、拓斗も含めて閃耶は自身の目的と悲劇の内容を小鳥遊邸に泊まり込みで話した。
今回のDDのうち《DDラミア》《DDD怒濤王シーザー》《DDD呪血王サイフリート》の3枚は、どうやらOCGとテキストが同じらしいのでテキストは載っけてません(一方で《アレクサンダー》の旧アニメテキストはめっちゃ探した。アニメのDD、効果変わりすぎ)。
まぁ、というわけで、今回で閃耶くんが別世界から来たことをぶっちゃけました。
え、閃耶くんが召喚エネルギーを発さない理由? それはまたおいおいね。
【次回予告】
閃耶と零児のデュエルから数日、閃耶は市会議員の息子である沢渡シンゴが榊遊矢に襲われたと聞く。
それは悲劇の始まりの狼煙である事を知る閃耶は、行動を開始する。
次回 遊戯王ARC—V 〜Reconstruction〜
「憎しみの翼じゃ、俺には届かない!」