「つまり、犯行時刻は深夜11時頃だから誰かに呼び出されて殺害したと考えられますね。」
と、大下は言った。
「ええ。」
「それで、この事件の発見者は。」
南は、吉井と大下に言った。
「ええ、この3人の女子高生です。」
「あれっ、愛ちゃんに果林さん、それにかすかすちゃん。」
「かすかすじゃなくて、かすみんです!。」
と、かすみは言った。
「では、君たちがこの事件の発見者なんだね。」
「ええ。」
「と言う事は、かすみちゃん達は何時ごろに海岸へ来ていたのか。」
「えーと、7時頃だったかな。」
「近くの民宿に泊まっていたから、そこで海岸を散歩していたら死体を発見したんです。」
と、果林は言った。
「なるほどね。」
「それで、今日の予定は?。」
「その後は横浜を観光して、東京へ帰りました。」
「なるほどね。」
「そう言えば、江ノ島へ行ったときに1人の男にあったな。」
「おお、どんな人だったか覚えてる。」
と、吉井は言った。
「そーね、20代ぐらいの男でした。」
早速、南と高山と大下はその男に話を聞く事にした。
彼の名前は、住田 博27歳。
「はい、確かに江ノ島へ行って次の日に鎌倉へ行きました。」
「それは、間違いないんですか。」
「ええ。」
「東京から出発して、新宿へ行くときに中央線に乗って新宿からオレンジの特急に乗って小田原へ行きました。」
それを聞いた南と高山は。
「南、それはどういう事なんだ?。」
「あのね、東京から新宿へは山手線と中央線に乗って利用することができるの。」
と、南は時刻表で調べてみたら。
中央線
東京発 7時03分
新宿着 7時15分
山手線
東京発 7時05分
新宿着 7時38分
「到着時間の差があるな。」
「その電車に乗って新宿へ向かって、そこから特急に乗って小田原へ向かい、そこから藤沢へ向かいました。」
「あっ、小田急「ロマンスカー」」
と、南と高山は言う。
「ニュースで、新型のロマンスカーが運行すると聞いて早速乗ってみたいと思ってね。私は展望席に乗りました。」
「確かに、新型「ロマンスカー」って事は70000系ですね。」
「ええ。」
「ええ、新宿から特急「はこね3号」に乗って小田原へ向かい、そこから藤沢へ向かいました。」
「なるほどね。」
特急「はこね3号」
新宿発 8時00分
小田原着 9時10分
東海道線
小田原発 9時18分
国府津着 9時26分
湘南新宿ライン快速
国府津発 9時29分
藤沢着 9時56分
江ノ島電鉄線
藤沢発 10時02分
江ノ島着 10時12分
「と言う事は、東京から江ノ島へは果林と愛ちゃん達は鎌倉へ行くときは横須賀線に乗っていったんだな。」
「ええ、そうよ。」
「間違いないわ。」
果林とかすみと愛は東京から横須賀線に乗って鎌倉へ向かったことが判明された。
横須賀線
東京発 8時03分
鎌倉着 8時58分
江ノ島電鉄
鎌倉発 11時12分
江ノ島着 11時37分
「アリバイ成立ですか。」
「確かに、新宿からロマンスカーに乗ってそこから江ノ島へ行って、次の日に鎌倉へ行っていたと。」
「帰りは、特急に乗って静岡へ帰りました。」
「ほう、そうですか。」
そして、特捜班に戻った南と高山は高杉に報告した。
「そうか、やはりアリバイ成立か。」
「ええ。」
「それで、4年前の事件の事で何かわかったか。」
と、高杉は言った。
「やはり、バスケ部で八百長事件だそうです。」
「そうか。」
「犯人は、卒業生ではないでしょうか?。」
「それも、考えられるな。」
犯人は誰なのか?