横須賀線 鎌倉・江の島追憶の殺人   作:新庄雄太郎

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いよいよ、最終章。


第7章 終結

「やはり、4年前のバスケの事件と今回の殺人と関係しているのか。」

 

と、高杉は言った。

 

「ええ、恐らく。」

 

「うん、何か匂うな。」

 

と、南は言った。

 

「どうしたんですか?。」

 

「彼、本当にロマンスカーに乗ったのかな?。」

 

「それも、考えられるな。」

 

「早速、行ってみるか。」

 

「高山は、どうするんだ。」

 

「とにかく、新宿駅の方へ行って聞き込みをしています。」

 

「そうか。」

 

早速、高山は新宿の小田急へ向かった。

 

「さぁね、この列車は乗っていなかったな。」

 

「そうですか。」

 

「でも、この日はロマンスカーに乗って小田原へ向かっていたって。」

 

「ああ、これは去年の夏頃ですね。」

 

「間違いないですか。」

 

「ええ。」

 

そこへ、車内販売員が来て話を聞いた。

 

「ええ、その客なら覚えていますよ。」

 

「確かですか。」

 

「ええ、その客は展望車に乗っていたから覚えているわ。」

 

「そうですか。」

 

その後の調べで、彼はロマンスカーには乗っていなかったことが判明された。

 

「やはり、彼はロマンスカーには乗っていなかったみたいですね。」

 

「そうか、でもどうやって江ノ島へ向かったんだね。」

 

「うーむ。」

 

「わかったわ、犯人が使った列車トリックが。」

 

と、小海は言った。

 

「えっ、わかったのか。」

 

「ええ。」

 

「犯人はどんな方法で利用したのか。」

 

「つまり、犯人はロマンスカーではなく東海道線の特急を使ったんですよ。」

 

「ほう、なるほどすると犯人はこれを利用して江ノ島へ行ったって事か。」

 

「ええ、そうですか、高山君時刻表持ってきてくれる。」

 

「はい、小海さん。」

 

「つまり、犯人はこれを利用したんです。」

 

特急「踊り子1号」

 

東京発 9時00分 乗車

 

小田原着 10時01分 下車

 

湘南新宿ライン

 

小田原発 10時04分

 

藤沢着  10時29分

 

「そうか、犯人は特急「踊り子」を利用して江ノ島へ向かったのか。」

 

「そして、海岸で三鷹を殺害。」

 

「そうか、彼女はそれを目撃してしまい記憶喪失になった。」

 

「その通りだよ。」

 

「それで、彼女はわかったんですか。」

 

「ええ、ついに身元が分かったよ、名前は風見 菜穂子と判明した。」

 

「それは、本当か。」

 

「ええ、今大下から連絡があったよ。」

 

「そうか。」

 

早速、南と高山と小海は江ノ島へ向かった。

 

「あの、住田さん。」

 

「やっと、会えたよ。」

 

「どうして、私の事を。」

 

「ああ、君に話んでもらうからな。」

 

と、住田はロープをもって風見を狙った。

 

「えっ、それはどういう事なんですか?。」

 

「お前が、秘密を知ったからな。」

 

「えっ、じゃあ4年前の事を。」

 

「そうだ。」

 

そこへ、南と高山と小海がやってきた。

 

「やはり、犯人はあなただったんですね。」

 

「あっ、鉄道公安。」

 

「はっ、南さん、高山さん。」

 

「風見さん。」

 

「やはり、犯人はあなたでしたか。」

 

「そうさ。」

 

「住田、お前のアリバイは崩れたよ。」

 

「何、俺はその時はロマンスカーに乗って小田原へ向かって江ノ島へ行ったじゃないか。」

 

「君は、東京から小田原へは東海道本線の特急「踊り子」に乗って小田原へ向かい、湘南新宿ラインに乗って藤沢へ向かったんだよ。」

 

「公安さん、江ノ島の殺人の犯人はこの人です。」

 

「何だって。」

 

「住田、やはり事件の犯人はあなただったんですね。」

 

「そうさ、俺が卑怯な作戦で俺のチームを勝たせようとしたのさ。」

 

「やはり、4年前のバスケの不正事件と今回の殺人はみんな住田がやったんだな。」

 

「そうさ、そいつのせいで俺の友人が死んだんだよ。だから、殺してやろうと思ってね。」

 

「その列車トリックも考えたのは君だな。」

 

「そうよ。」

 

「君は私鉄も好きだって言ったいたけど、本当はJRも好きなんだね。」

 

「えっ。」

 

「まぁ、いずれ調べればわかるからな。」

 

と、暫くして大下刑事と吉井警部補と真山刑事が到着した。

 

「住田 博、殺人容疑で逮捕する。」

 

「ありがとう、南これで事件が解決したよ。」

 

「勇次、ありがとう。」

 

こうして、横須賀線の事件は解決した。

 

「まさか、部活で不正するとはね。」

 

「ああ。」




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