映画ドラゴンクエストⅣ オモシロ場面集   作:地球の星

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最終決戦 ~エンディング

 長かった映画の撮影も終わり、ソロ達による編集作業もついに終わった。

 そして、この日は映画にかかわった人達が集まって試写会が行われた。

 みんなが出来上がった作品を楽しみに見ている中、シンシアには一つ気になることがあった。

(天空城で私がソフィアに変身して「I am your daughter.」と言ったシーンは本当に出てくるのかしら。もし出てきたら、みんなはどういう反応をするのかしら…。)

 彼女がハラハラしていると、いよいよその場面が登場し、天空人の女性は悲鳴をあげながら驚いた。

「ちょっと!何よこのシーン!私、こんなこと言った覚えはないわ!一体どうしてこうなっているのよ!」

ライアン「えっ?ソフィアさんも知らなかったんですか?」

トルネコ「ということは、誰がこの人を演じたんですか?」

 ソフィアをはじめ、その場に居合わせたほとんどの人達はあまりにビックリして映画どころではなくなってしまったため、ソロの判断で上映は一時中断になった。

(いやあ、思った以上にすごい反応だな。これからどうなるのか分からんが、とにかくインパクトは絶大だ。これは後々まできっと語り継がれるだろうな。)

 彼は内心では冷や汗が止まらずにいたが、物音ひとつ立てることなく冷静さを保ち続けた。

 どよめきがなかなかおさまらない中、ソフィアはシンシアが気まずそうな顔をしながら懸命に冷静さを保ち続けていることに気が付いた。

「もしかして、あなたなの?あなたが私に変身してこのシーンを!?」

 ソフィアが興奮しながら問いかけると、シンシアはとうとう観念してコクッとうなずいた。

「そうよ。あなたには申し訳ないけれど、後ろ姿を見ながらこっそりと変身させてもらったわ。それにこのシーンは監督さんからかん口令が出されていたから、今日まで誰にも言わずに隠し続けるの、本当にしんどかったわ。」

「……。」

 ソフィアは一息ついてほっとしているシンシアを見て、それ以上何も言えなくなってしまった。

 するとここでソロがみんなの前に出てきて謝罪をした後、上映はようやく再開された。

 

 その後は物語が順調に進んでいき、いよいよ最終ボスとの決戦のシーンになり、進化の秘宝で醜い怪物と化したデスピサロと対峙した。

「ついにかたきを討つ時がやってきたわね。私はずっとこの時を待っていたわ。私の住んでいた村が襲われ、今までお世話になった人達を、そして私の幼馴染であるシンシアを失った、あの時から…。」

 ソフィアは今まで心の中に秘めていた感情が一気にあふれ出したこともあり、涙を流しながら激しい怒りをあらわにした。

 その表情はこれまで一緒に旅をしてきた仲間達も見たことがなかったため、彼らはその恐ろしいまでの迫力に押されていた。

 一方のデスピサロは自分が魔族の王として目覚めた時に記憶を失ったせいか、その時を覚えていなかった。

「過去の記憶がないということは、何を言っても無駄ですね。」

「それでも人間を根絶やしにするつもりなのは変わってないわね。」

「そうなったら、もはや倒すしか選択肢はないようじゃな。」

 トルネコ、アリーナ、ブライをはじめ、みんなは勇気を振り絞って戦うことを決意した。

「お の れ ピ サ ローーーーッ!!!」

 ソフィアは両腕をわなわなと震わせながら先制攻撃をヒットさせた。

 続いてアリーナは会心1回を含む2度攻撃を浴びせ、ブライはバイキルトでソフィアの攻撃力を上げた。

 一方のデスピサロは力まかせの2度攻撃をトルネコとブライに浴びせてきた。

 ターンの最後に行動することになったトルネコはどこかおびえながらも攻撃に参加したが、その際つまずいて転んでしまった。

 しかし、その際に装備していた武器がデスピサロにぶつかってしまい、思わぬ形で会心の一撃を与えた。

 ソフィアは次のターンも怒りに身を任せて行動していたこともあり、攻撃一辺倒だったため、ここで回復役が必要な状態になった。

 そこでトルネコに代わってクリフトが入り、ソフィアとアリーナがダメージを受けたタイミングを見計らってベホマラーを唱えた。

 そしてブライはアリーナにバイキルトを唱えてからライアンと交代した。

 デスピサロはこのターンで一旦HPを削り切られたが、すると右腕を失う形で次の形態になった。

「これは、次々と形態変化をしていくということなんでしょうか?」

「そうなったら厄介ですね。戦いがいつまで続くか分かりませんし。」

 ライアンとクリフトをはじめ、一行は第7形態が最終であることを(映画の中では)知らないため、思わず焦りの表情を浮かべた。

 その後、デスピサロの猛攻でアリーナがピンチになったため、彼女はミネアと交代し、回復はライアンが賢者の石で担当することになった。

 次のターンでクリフトはマーニャと交代し、彼女はミネアがフバーハを唱えるのとほぼ同時にドラゴラムを唱えて竜に変身した。

 控えに下がったクリフトはその間にピンチに陥っているアリーナとトルネコを回復させた。

 

 最終決戦は誰かがピンチになるたびに他のメンバーと入れ替わる形で進行していったが、ソフィアは怒りで誰の意見も聞いてくれなかったため、常にスタメンだった。

 しかも彼女は相変わらず攻撃一辺倒だったため、誰かが彼女の回復をしなければならなかった。

 

 やがてデスピサロは第7形態になり、まるでエスタークとそっくりの姿になった。

 それを見て、これまで4人で戦っていた一行は作戦を変更し、全員で総攻撃に打って出た。

「シンシア…。私に力を貸して…。あと少しでいい…。たとえこの身が朽ちたとしても、あなたのところに行けるのであれば怖くはないわ…。だから、お願い…。」

 長期戦の結果、すでにボロボロの姿になっていたソフィアは、はねぼうしを取り出すと、心を込めて祈った。

 すると時を同じくして、その心の声を受け取ったシンシアがソフィアの無事を心から願った。

 すると、ソフィアの身に今までに経験したこともない程の力がみなぎり、一人でミナデイン級の一撃をぶっ放した。

 その光景は事前の予定にはなかったことなので、本来であればNGであったが、ソロの判断でそのまま続行になり、結果的に映画本編にも採用されていた。

「ぐおおおおっ!」

 一気に大ダメージを受けたデスピサロは攻撃を受けた箇所を抑えて苦しみだした。

「しめた!これはチャンスよ!」

「一気に決めてしまいましょう!」

 アリーナとクリフトが叫ぶと、他のメンバー達も勢いづき、全員総出で最大級の攻撃を繰り出し続けた。

 その結果、ついにデスピサロの攻撃のモーションが止まった。

 そして、何かうめき声を上げながらその場に崩れ落ちていき、やがて体が光に包まれていった。

「や…、やったわ…。」

 すでに限界まで戦い抜いていたソフィアはその光景を見届けた後、その場に倒れそうになった。

「あっ!危ない!」

 そばにいたアリーナはとっさに手を伸ばし、彼女を受け止めた。

 そして地面が揺れ始めると、一行はそこにやってきたマスタードラゴンに乗って現地を後にしていった。

 

「本当にここにたどり着くまで長かったわね。」

「その間、大変な日々も色々ありましたね。」

「それも、今となってはいい思い出です。」

「こんな素晴らしい映画に関われて光栄です。」 

 ソフィア、トルネコ、ライアン、シンシアをはじめ、みんなは感慨深く画面を見つめていた。

 

 やがて映画は山奥の村に戻ってきたソフィアを奇跡的に生き延びたシンシアが迎え、2人がハグをしながら再会を喜び合った。

 そして他のメンバーが彼女達を笑顔で祝福するシーンを流した後、いよいよ主題歌が流れ、エンドロールへと移っていった。

「さあ、終わったわね。あたしはそれじゃ。」

「姉さん、待って!まだアレ(A.R.E.)があるわ。」

 ミネアは立ち上がったマーニャに声をかけて引き留めた。

 それを聞いてはっとした彼女は再び着席し、最後まで見続けることにした。

 そして、ソロが「では、ここからNGシーンでお楽しみください。」と言うと、いよいよA.R.E.が始まった。

 

 

・第1章の湖の塔にて

兵士「ラ、ライアンか…。私は、もうだめだ……。いいか、よく聞け……。」

ライアン「はっ!承知した!」

「世界のどこかで、地獄の帝王が復活しつつあるらしい。」

「ヘーーックション!!」

「ちょっとおっ!こんなところでくしゃみですか!」

「面目ない。風邪をひいてしまって…。」

「だからって、演技中はやめてくださいよ!私だって濃○接触者にはなりたくないですから!」

「申し訳ない…。これでも薬草で手は打ちましたが…。」

 ライアンはハンカチで鼻水を拭いた後、両手を合わせながら平謝りだった。

(※ちなみに、次はライアンが鼻をすすってしまうシーンが流れました。)

 

 

・第2章のサントハイムにて

「この壁は板で修理してあるだけなので、壊せそうね。よーし!ここでCGを使いません。呪文を使いません。スタントマンを使いません。武器、アイテムを使いません。私の飛び蹴りを使います。と言う形でやってやるわ!」

 アリーナはそう言って気合を入れると、助走をつけるために後ずさりを始めた。

 しかし、後ろにベッドがあることに気が付かなかったためにぶつかってしまい、「ドサッ!」と音を立てて背中から倒れ込んでしまった。

「ちょっと!このベッド、ジャマあっ!」

 彼女はせっかくの気合が空回りしてしまい、倒れ込んだまま両手でベッドをたたいた。

 

 ちなみに次のテイクではなめプが響いて壁をけ破れず、さらに次のテイクでは足をグキッとひねってしまったため、「ただ、ケガはします。」とアピールしているかのように、以降は足にテーピングを巻いて演技をするハメになった。

 

 

・第3章のカジノにて

店員「コイン1枚200ゴールドになりますが、何枚お求めになりますか?」

トルネコ「では、83,887枚お願いします。」

「分かりました。それなら、184ゴールドになりますがよろしいですか?」

「本当にいいんですか!?」

「冗談よ!冗談。今日は何月何日だと思いますか?」

「えっと、確か4月1日ですから…、って、あっ!」

「しょーゆーこと!」

「わざわざ実物まで用意していたんですか!?」

 トルネコはそこまでするかと言いたげに、その場で大爆笑だった。

 

 

・第4章のモンバーバラにて

「ちょっと!何よこれ!雪が降っているじゃない!」

「これは予想外だったわね。この状況で旅立つの?」

 マーニャとミネアは旅立ちのシーンを撮影する当日にまさかの天候になってしまったため、呆然としていた。

 しかし、上着を着て撮影をするわけにもいかないため、マーニャは例の姿で行かざるを得なかった。

「さ、寒い…。凍えてしまうわ…。」

「姉さん、しっかりして。」

 ミネアは自身も寒い思いをしながら、懸命に姉を励ました。

(モンバーバラは南の端にあるからな。確かにこういう日があっても不思議ではないだろう。とはいえ、本番当日にこんなハプニングに襲われるとは…。)

 ソロをはじめ、スタッフは自分達だけ厚着をしながら撮影に望んでいた。

 そのため、カットがかかった後、女性2人からさんざんディスられるハメになった。

 

 

・第5章の山奥の村にて

 ソフィアがピサロ率いる舞台に滅ぼされた村を歩いていると、2人で横になっていた場所ではねぼうしを見つけた。

「こっ、これは、シンシアがかぶっていた…。」

 彼女が重い足取りでその場所にやってくると、その帽子を拾い上げた。

 そして数歩歩いた後、その帽子を両手で抱きながらその場に両ひざをついた。

 すると…。

「あつーーーーっ!ちょっと!メチャ熱いじゃないの!ここ!スタッフさん!ちゃんと消火してくださいよ!」

 ソフィアは慌てて立ち上がり、その場で足踏みをしながら叫んだ。

「ごめんなさい。はねぼうしの周辺しか消火していませんでした。」

 スタッフは彼女がその場で座り込むと思っていたため、このようなNGを起こしてしまった。

 

 

・第5章のスタンシアラにて

王様「では、わしを笑わせてくれ!」

ソフィア「では、『そんな、ひどい…』の中盤部分を朗読させていただきます。」

(中略)

「何じゃ、その無限ループは!うp主、よくそこまでアイデアを考えたのう!」

「ん?その顔はまさか!?」

「はっ!い、いやあ、その…。」

「ねえ、笑ったと思う人ーーーっ!」

トルネコ&ブライ「はーい!」

ソフィア「というわけで、笑ったと認定させていただきます!」

「む、無念じゃ…。」

ソロ「おおっ!王様!笑ってしまうとは何事だ!こうなっては仕方がない。もう一度機会を与えましょう。再びこのようなことが起こらないことを願っています。」

「は、はい…。わかりました…。」

 

 

・第5章の海鳴りのほこらにて

「やあやあ、我こそはマヒャドフライなり!」

「わしはマヒャドブライじゃ!いざ、勝負!」

 ブライは威勢よく名乗りを上げて勝負に挑んだものの、呪文の通りが悪かったため、相手のマヒャドをくらってあっさりと負けてしまった。

「ば…、か…、な…。濁点が付いている分、わしの方が強いはずなのに…。」

「何だそりゃ。画数の多い方が強いって誰が決めたんですか!」

 

 

・第5章のエスターク戦

ミネア「あっ!このボス、ラリホーマが効くのね!これはチャンスだわ!って、何よ!この攻撃!!」

ライアン「ひょっとして、眠らせた方が強いのか!?」

「お願い!起きて!」

 アリーナはすがる思いでキックを食らわせたがエスタークは眠ったままだった。

 そしてソフィアを含めた一行はその後、3ターンにわたってひっ、でっ、ぶっ!な目にあうことになってしまったため、逃げることにした。

 しかし、相手は眠っているにもかかわらず、何故か逃げられなかった。

ソフィア「何故?何故逃げられないの?」

デスピサロ「だってボスなんだから仕方ないじゃないですか。」

「えっ?おっさん、いつの間に!」(←ジェスチャー付きで)

「さっきから待機していましたよ。」

「何よそれ!じゃあ、連戦ってこと?」

「違う、そうじゃない。しかし、私はこの後怒りに満ちた状態で出演になるから、マジでキレる5秒前を維持しなければならん。だから、早くエスタークを倒してくれ。」

「あの、私達はあんたのために頑張っているわけじゃないんだけれど…。」

 

 

・第5章のロザリーヒルで、夢を見ているシーン

「き、貴様ら!ロザリーに何をした!?」

 虐待を受けるロザリーのもとにやってきたデスピサロは、途端に怒りに燃えた表情になり、男達をたった一撃でKOしてしまった。

「ピ…サロさ…ま…。来て…くださったのですね……。」

 ロザリーは最後の力を振り絞って野望を捨てるように訴えたが、デスピサロの腕の中で力尽きてしまった。

「……。許さんぞ!人間どもめ!たとえ私がどうなろうとも、一人残らず…、って、うっ…。」

「どうしたんですか?ピサロ様。」

 ロザリーはセリフが途中で途切れたことで、思わず目を覚まして問いかけた。

「ちょっと…、頭痛が…。力が入りすぎてしまったようだ…。」

「あらまあ。…って、監督さん。このシーン、エンディングのNGシーンに採用しますか?」

(※ここでソロはカメラを一瞬下げることで、「はい」のジェスチャーを表現しました。)

「では、お願いします。」

「やめてくれ!私のこんなシーン、見せたくないぞ!」

「いいではないですか。視聴者にウケれば私は満足ですよ。」

「私は満足出来ん!どうか、どうかカットしてくれ!」

(※ここでソロはカメラを横に振りました。)

 

 

・第5章の魔神像にて

クリフト「あ、あの…、すみません。高いところ、怖いです…。」

アリーナ「ダメじゃないの。それじゃ私と一緒に旅が出来ないわよ。」

「はい…。分かりました…。でも…、やっぱり怖いです…。」

 すっかりへっぴり腰の彼ではあったが、戦闘になるとなぜかしっかりと戦力になっていたのは一体どういうわけなんだろう…。

 

 

・第5章の天空城にて

ミニデーモン「えっ?せかじゅのしずくが欲しいの?」

マーニャ「あれ?せか『い』じゅじゃないの?」

「えっ?今、間違えた?」

ミネア「ええ。せかじゅと言っていたわよ。」

「監督さん、これNGシーンに使ってね。」

「やめてよ!恥ずかしいよおっ!」

「いいじゃない。笑ってくれればこっちのもんよ。」

 

 

 その後、いくつかの場面が流れた後、Directed by SOLOという表示が出てきて、映画が終了を迎えることになった。

 そしてスクリーンの映像が消えて、会場が明るくなると、みんなから一斉に拍手が起きた。

(どうか、この映画がヒットしますように。)

 ソフィアは今までたくさんの経験をしてきたこともあって、感慨深くこれまでの日々を振り返っていた。

「みなさん、今まで本当にありがとうございました。私はこれからこの映画の宣伝のために世界をまわります。みなさんはそれぞれの場所でゆっくりと過ごしてください。」

 ステージの上に立ったソロは感謝の言葉を述べた後、深々とお辞儀をした。

 そして、彼が少し寂しげな表情をしながら旅立とうとした時、シンシアが「待ってください!」と言い出した。

「何ですか?」

「その旅に私もお供したいです。私も連れていってくれますね?」

「いえ。君はソフィア達と静かに過ごしてください。」

「そんな、ひどい…。お願いします。私も連れていってくれますね?」

「ごめんなさい。」

「そんな、ひどい…。お願いします。私も連れていってくれますね?」

「あの、最後の最後でこんな展開はやめてください。」

「そんな、ひどい…。お願いします。私も連れていってくれますね?」

 ソロはその後も断り続けたが、シンシアは引き下がらなかった。

「わ、分かりました。あなたがそこまで言うのなら、そうしましょう。」

「私、うれしいです、ぽっ。」

「ちょっ、ちょっと!何ですか、そのセリフは!まるで私にホレているみたいじゃないですか!」

「あの、そのつもりなんですけれど…。」

「えっ?ええっ!?」

「私、監督さんと行動するうちに、何だか今までに感じたことのない感情が芽生えてしまったんです…。これまでは言えずにいたんですが、チャンスは今しかないと思って、ここで打ち明けることにしたんです…。」

 顔を真っ赤にしながらとうとう告白をしたシンシアを見て、ソロも思わず赤くなった。

 そして、彼も心の中で特別な気持ちを抱いていたことを打ち明けたため、この瞬間から2人は両想いの関係になった。

「2人とも、おめでとう。これから、お互い協力しながら頑張ってね。」

 ソフィアが声をかけると、ライアンやミネア、マーニャはヒューヒュー言いながら喜び、アリーナとクリフトは手をつないでお互いの顔を見つめ合った。

 その光景を見ながらソロとシンシアは手をつないで会場を後にしていった。

 

 彼らの新たな旅が、今、始まる。

 

(終わり)




 最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
 色々大変なこともありましたが、読者が笑ったり、気持ちが前向きになったのであれば光栄です。
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