アンバーの案内でモンドに到着した三人
コウ「ここがモンドか」
パイモン「やっと野宿しないですむぞ」
蛍「久しぶりにベッドで眠れるね」
アンバー「三人とも随分と苦労したんだね。これからどうするの?」
蛍「私は冒険者教会で話を聞きたいかな。」
パイモン「兄さんのこと調べたいしな。」
アンバー「蛍はお兄さんを探してるんだよね。騎士団でも張り紙を用意するよ。」
蛍「ありがとうアンバー。それと…コウはこれからどうする?」
アンバー「え?一緒に旅してるんじゃないの?」
パイモン「こいつとは途中で出会ってモンドまで一緒にいたんだ。」
コウ「そうだな…どうするかな…それにしても、なんだか城内の人達元気ない様に見えるが」
パイモン「たしかに皆元気ないな。」
アンバー「最近みんな風魔龍の件で頭を悩ませてるんだ。」
パイモン「風魔龍?」
コウ「(もしかしてさっきの…)」
アンバー「あ、でもジンさんがいれば、きっとすべてうまくいくよ」
パイモン「ジンさん?」
アンバー「西風騎士団の代理団長、モンドの守護者だよ」
蛍「すごい人みたい」
アンバー「あ、騎士団本部に行く前に蛍、コウ、二人に渡したいものがあるんだ。さっきヒルチャール討伐を手伝ってくれたお礼。」
コウ「一緒に戦っただけだし、」
蛍「悪いよ」
パイモン「おいらには?」
アンバー「パイモンには使えないかな。かわりにモンドの名物のニンジンとお肉のハニーソテーをごちそうしてあげる。それに二人とも気にしないで。」
蛍「そこまで言うなら」
アンバー「とにかく着いてきて。高いところに行きましょう。」
三人はアンバーの案内で城内の高台まで案内された。
コウ「ここからみると絶景だな。」
蛍「本当だね。」
アンバー「そうでしょう。私も気に入ってる場所なんだ。」
パイモン「それで渡すものって?」
アンバー「持ってくるように頼んだんだけど、ソウマの奴またサボってるのかな?」
パイモン「ソウマ?」
アンバー「最近騎士団に入った新人なんだけど、歳も近いからよく話すんだけど、ちょっと気まぐれなところがあって。」
コウ「ん?そこに誰かいるな?」
柱の後ろに誰かいることに気づいたコウ。四人で見るとそこには茶髪の天然パーマの気だるそうな男がいた。
アンバー「あー!ソウマこんなところにいた!またサボってるの!?」
ソウマ「ん…いやいや、サボってたわけじゃなく仕事する気がないだけで」
パイモン「いやいや、それがサボりだろ!?なんだコイツ?」
アンバー「はぁ〜紹介するね、この人はソウマ。さっき話した騎士団の新人。」
ソウマ「どうも〜」
蛍「独特な人だね。」
コウ「だな。」
アンバー「それで頼まれたものは?」
ソウマ「持ってきた持ってきた。」
ソウマは宝箱をとりだした
パイモン「この中にあるのか?どうやって開けるんだ?」
アンバー「ソウマ!鍵は?」
ソウマ「あ…」
アンバー「あんたね!」
コウ「任せてくれ。」
コウはキーブレードを取り出し、宝箱を開けた。
パイモン「なんだそりぁ!?」
コウ「キーブレードはどんな鍵も開けれるんだ。」
パイモン「そんな力があるのかよ!まてよ、この力があればモラを稼げるんじゃ…」
蛍「パイモン、意地汚いよ」
アンバー「まぁ、遅くなったけどプレゼントしたかったのはこれ、風の翼よ!」
蛍「風の翼?どんなものなの?」
ソウマ「まぁ、簡単にいうと、風に乗ることが出来る代物だな。」
コウ「風の都らしい代物だな。いいのか?もらって?」
アンバー「もちろん、ここに連れてきたのはこれの良さを体験してほしくて!」
二人は風の翼で風にのる事を知り、高台に戻った
コウ「これは結構いいな。」
蛍「うん、楽しかったよ。」
アンバー「二人ともいいセンスだよ。気に入ってくれて嬉しいよ。」
パイモン「おいらじゃサイズがでかいから無理だな…」
蛍「よしよし。」
ソウマ「ん?」
コウ「どうかしたのか?」
ソウマ「風が…」
コウ「風?うお!?」
突如突風が起こった。空をみると森で見た龍、風魔龍が現れ、暴風が起こり、城内は混乱を起こしていた。さらに暴風でコウと蛍は宙に飛ばされた。
パイモン「蛍!コウ!」
竜巻の中で風の翼を展開させ、お互い武器で風魔龍の攻撃を防ぎ、弾き返し、攻防を続け、風魔龍はモンド城から去っていき、二人はなんとか着地した
パイモン「二人とも、よかった。無事だったんだな!!」
コウ「なんとかな。」
蛍「あの時の龍がやっぱり風魔龍だったね。」
アンバー「風魔龍が城内を城内を!」
ソウマ「ん?あれは、ガイア先輩じゃね?」
ソウマが見る先には眼帯の青年がいた
アンバー「あ!ガイア先輩、ちょうど良かった、一緒に…」
ガイア「待てアンバー、見たことのないやつがいるが?」
アンバー「あ、そうだった。三人とも、この人はガイア先輩、私たちの騎兵隊長なの。それでこっちの三人は、遠くから来た旅人達!」
パイモン「大雑把な説明だな!?」
アンバー「事の顛末は」
アンバーはコウたちと出会った経緯を話した。
ガイア「なるほどな、モンドへようこそ。しかし、こんなタイミングで来るとはツイてないな。」
コウ「確かに…」
ガイア「とにかく、騎士団を代表して礼を言うよ。」
蛍「放っておけなかったから。」
ガイア「代理団長もお前たちに興味があるみたいでな、騎士団本部まで来てくれないか。」
パイモン「どうする?」
蛍「もちろんこんなところで引けないよ。コウは?」
コウ「ああ。黙って見てられないな。いくよ。」
三人はこの事件に付き合うことにして、騎士団本部に向かった。
今更主人公のコウのイメージは牙狼の道外流牙の初期の姿
ソウマのイメージは銀魂の坂田銀時を若くして髪の色がオレンジ