前回の最後のギルドマスターのセリフで急性ブルートゥ中毒を発症してしまった作者です(自爆)。言い忘れていましたが、他作品ネタは特に文中では元ネタの記載などはしません。知ってる人だけニヤニヤしてください。
フィオラ「それではこちらが本日のオススメ依頼です。」
一角兎の群れの討伐 報酬:銀貨30枚
ゴブリンシャーマンの討伐 報酬:銀貨10枚 ドロップ品自由
フィオラ「アラン様は依頼を受けるのが初めてですので…軽く説明させていただきます。」
フィオラ「討伐依頼は基本的にターゲットの名前がクエスト名に書いています。討伐依頼とは別に調査依頼と言うのもあり、そちらは正体不明の新種の魔物の調査がほとんどですので、そういった場合はただ単純に調査依頼とだけ書いてあります。」
フィオラ「報酬については表示の通りですが、ドロップ品自由と書いてある物に関しては、モンスターのドロップ品を自由に持ち帰って良いとされています。書いて居ないものに関しては、依頼を受注していただいた時にギルド指定の袋をお渡ししますので、そちらにドロップ品を入れていただきます。この袋は魔道具でして、ドロップ品の盗難を防ぐ為の感知魔法もついています。」
フィオラ「その他の事につきましては…また今度にさせていただきます。それではどちらをお受けになりますか?」
ステラ「一角兎は文字通り一本の角が生えた兎です。兎の素早さと角を活かした突進攻撃をしてきます。群れの場合は厄介ではありますが…。突進は真っすぐでしか繰り出せないので、ゴブリンの群れを相手できるのであれば、見切るのは簡単でしょう。」
アラン「…一角兎を頼む。」
フィオラ「分かりました…はい。受注完了です。行ってらっしゃいませ。」
〜エメラルド大森林 エルフの里近く〜
アラン「何処だ…?一角兎は?ん?これは…。」
兎の足跡だ。それも大量にある。
アラン「と言うことはここらへんに…。」
一角兎「キッ!」
アラン「ッ!」
咄嗟に剣で受けとめて止まった所に蹴りを入れる。
一角兎「キッ…!」
一角兎は転がっていった。とは言え油断はできない。依頼内容は群れの討伐。一匹いたら…。
一角兎「「「キキキーッ!」」」
百匹いる。とは言えゴブリンキングと比べたら別に速い訳でもない。やはり体格の差は大きい。
ステラ「……100…いえ、110ですね。」
斬る。受けとめる。蹴る。斬る。斬る。
ひたすらに身体を動かし続けているといつの間にか日は暮れて、辺りには大量のドロップ品が転がっていた。
ステラ「…お見事です。素晴らしい手際でした。それではドロップ品の角と魔石を回収して戻りましょう。」
ゴブリンキングを相手にした後だと若干の物足りなさはあるが、レベルも上がったので良しとしよう。
Lv.20→25
ドロップも回収した。帰ろう。
〜冒険者ギルド〜
エッ…。 アレッテ…。 オトコ…?
フィオラ「お疲れ様です!ドロップ品の確認も終わりましたので…これが報酬です。」
アラン「……ありがとう。」
フィオラ「今日はもう暗いので…明日また依頼を受けたほうが良いでしょう。お疲れ様でした。」
アラン「それではまた明日…。」
フィオラ「はい!」
〜自分の部屋〜
アラン「ふう。」
ギルドの食堂で夕飯を済ませてから、自分の部屋に備え付けてあるシャワーを浴びて、一息ついた。
ステラ「お疲れ様です。そこまで手強い相手では無かったとは言え、久しぶりの戦闘で疲れたでしょう。早く休みましょう。」
アラン「その前に一つ。……何か、エルフって女性多く無いか…?と言うか女性しか会ってないような…。」
ステラ「ああ…。実はエルフは女性しか存在しないのです。数を保つ為に時々他の種族から男性を招く事はありますが…。元々の寿命が長い為に2〜300年に一回のペースでしかしませんし…。」
アラン「……正直行って気まずいんだが…。ギルドに行った時もすげえ見られたし…。皆いい匂いするし…。」
ステラ「……ッ。…そこは耐えて下さいとしか…。安全にレベルを上げるならエメラルド大森林が一番ですし。」
キツイ。早く出たい。ナニがとは言わないが…。DTにはかなりキツイ。
アラン「……さっさとレベル上げて里から出るかな…。おやすみ。」
ステラ「…おやすみなさいませ。」
〜ステラ視点〜
迂闊でした…。いえ、主様も男の子と言うことですね。
ステラ「早急にレベルを上げなければ…。」
彼は私の主だ。誰にも渡したくない。今のこの身体ではエルフ達に対抗する事はできないが、肉体を取り戻す事ができれば…。
ステラ「フフッ…。」
〜部屋の外〜
???「……。少し話をするか。」
独占欲って、美しいよね。