平和…?平和な回です。やっぱり平和が一番です。
里長「そう硬くなら無くて良い。楽にせよ。」
剣「そう言うのでしたらまずはその魔力を抑えてはどうですか?我が主が苦しそうなのですが。」
里長「む?すまぬ。呪いの影響でまた制御が甘くなっておったわ。しかし相変わらずじゃのう。導きの剣…ステラよ。」
剣「貴方こそ変わりませんね。1000年ぶりだと言うのに。エルフが生んだ天才。エテル。」
ステラ「ふふふ…。」
エテル「ははは…。」
何やらまたもや剣の新たな名前が出てきたが今はそれどころでは無い。二人の間からとんでもない圧が飛んでくる。思わず意識がトびそうになるが気合でなんとか堪える。ヴァネッサさん?後ろで泡吹いて倒れてるよ。
主人公「二人とも…そこまでに…。」
ステラ「おや。すみません。つい。」
エテル「久しぶりの再会でついな。」
あれをついで済ませる二人に戦々恐々していると、里長…エテルが話を進めた。
エテル「まずは今回の件について改めて礼を。我が同胞を救ってくれて本当にありがとう。エルフを代表してお礼を申し上げる。」
主人公「自分自身勢いに任せた所が殆どでしたのであまり実感は無いのですが…。まあ、はい。無事で何よりです。」
エテル「謙虚じゃな。まあ良い。ステラとヴァネッサから聞いた。今後しばらくはこの里に留まるようじゃな。部屋もこちらで用意する。ゆっくりしていってくれ。」
主人公「ありがとうございます。」
ステラ「私の主です。何かあったら許しませんよ。」
エテル「まったく…。主は謙虚なのにこの剣と来たら…。」
ステラ「喧嘩ですか?また昔みたいにやりましょうか?」
エテル「よし良いじゃろう。また負かしてやろ…う?」
主人公「」
ステラ「あ、主様!しっかり!」
エテル「しまった。またやってしまった。」
主人公「っは!なんとか戻ってきた…。」
エテル「……いい加減話を進めるか。疲れてきた。」
ステラ「……そうですね。」
エテル「まずは…今更だが、そなたの名前は?まさか…名無し…と言う訳でもあるまい。」
ステラ「それが…。彼は私が世界の狭間からこちらに拾ってきた人間でして…。」
エテル「…まさか記憶は回収できなかったと?」
ステラ「その通りです。」
エテル「……ステラよ。いくら時間が無いからと言っても別の世界の人間を連れて来るのは危険な行為だぞ。」
ステラ「すみません。私もかなり焦っていたものですから…。」
エテル「まあ、お前の特性上仕方のない所もある。それで…お主…記憶喪失じゃったな。名前がないのも色々不便じゃ。ここで考えると良いじゃろう。」
ステラ「と言ってもこの世界で怪しまれないような名前が良いです。変なものをつけると今後色々後悔しますよ。」
主人公「そうだな…。俺の名は…。よし。アランだ。」
ステラ「アラン…良いと思います…!力強い名です。」
エテル「よし。歓迎しよう。アラン。」
やっと名前がついた主人公。