〜宿屋 チームスピードクロウの部屋〜
アラン「え〜っと次は…良し。フリエよろしく。」
フリエ「了解ッス…ステータスオープン。」
フリエ Lv.93
力 1100 E
耐久 4050 B
魔力 8965 S
敏捷 2040 C
スキル 剣技(初級) 火魔法(上級) 風魔法(初級) 詠唱短縮
魔力装甲
武器 魔杖 Hebe 一般 短剣 無銘 一般
アラン「うおすげ…。」
サラ「……フリエ。」
フリエ「何ッスか?」
サラ「この魔力の伸び…またあの特訓をしたのですか?」
フリエ「……はいっす。」
サラ「また…。何か変な所があったら言って下さいね。」
フリエ「ありがとうッス…。」
ココ「?どんな特訓してるの?」
フリエ「……。」メソラシ
どうやらあまり好ましい手段では無いようだ。とは言え、俺も散々やらかしてるので何も言えない。
アラン「……俺は何も聞かないぞ。」
フリエ「……ありがとうございますッス。」
ココ「む…。フリエ。私には後で聞かせてね。」
フリエ「分かりましたッス…。」
シル「……どんな特訓方法か知らないけど、相当努力してきてるのは間違い無い。」
シエロ「ですね。Lv.95も行ってないのに魔力の値が9000近くある。これは相当努力しないと出ない数値です。」
アリシア「まさか…このようなステータスが存在するとは…。」
ステータス上位陣がかなり驚いている。今まで特訓の量と質はココが一番だと思っていたが…。どうやら違うようだ。
シル「その他のステータスも良い。どれもAにすら届かないのに…この数値ははっきり言って凄い。」
フリエ「えへへ…。」テレテレ
ステラ「……フリエ。特訓方法。私も聞かせて下さい。」
アリシア「……私は新参者ですのであまり言えませんが、何か辛いことがあったら相談してほしいです。」
フリエ「はい…。」シュン
さっきからフリエの感情が上がったり下がったりしていて大変だ。そろそろ話を切り上げよう。
アラン「……よし。次は…、サラ。」
サラ Lv.95
力 5000 S
耐久 5200 S
魔力 5300 S
敏捷 4996 S
スキル 剣技(中級) 水魔法(上級) 風魔法(初級) 詠唱短縮 探知 マジックストレージ
武器 魔杖 black rose 一般 短剣 lily 一般
アラン「うーん優等生だなぁ…。」
シル「全てのステータスが高水準。圧倒的なバランス。」
シエロ「チームに1人は居てほしい、オールラウンダーなタイプですね。」
サラ「あの…皆さん少し褒めすぎです…///」
アラン「いやでも正直に言うとこうなっちゃうんだよなぁ…。」
ココ「うん、まあ…純粋に強いからね。」
フリエ「魔力では勝ててるッスけど…それ以外が…。」
実際強い。距離を取れば魔法が飛んでくるし、剣の間合で戦おうものならアイテムストレージの中のアイテムと合わせて手数で負ける。不意打ちしようにも探知で見つかる。おっと隙が無い。
アリシア「風魔法が少し気になる所ですが…そもそも普段の冒険者稼業で二重属性攻撃なんて早々使う場面は無いでしょうし…。」
シュタール「結局強いわね…。」
ステラ「さて…次はいよいよ新加入のメンバーですね…。」
アラン「よし、先発はアリシアだな。」
アリシア「私ですか…分かりました。『ステータスオープン』。」
アリシア 聖女 Lv.100
力 15000 X
耐久 8000 S
魔力 20000 X
敏捷 5000 E
スキル 神聖魔法(達人) 審判の目 光魔法(達人) 風魔法(中級) 柔術(中級) 魔力装甲 大天使の加護(治癒)
武器 なし
アラン「やっぱり俺いらないんじゃ…。」
シル「ん?」ニッコリ
ココ「勇者様?」ニコッ
アラン「ヴェッマリモ!」
フリエ「いや…このステータスならしょうがないのでは…?」
サラ「圧倒的ですね…。」
ステラ「敏捷は低いですが…光魔法にはアレがありますからね。必要無いでしょう。」
シュタール「そもそもスキル構成的に後衛だろうし…敏捷なんて5000もあれば十分ね。」
アリシア「はは…あの、この後シルさんが控えているのですが…。」
アラン「ウソダ…ウソダドンドコドーン!!」
フリエ「これが最高じゃ無いんすよね…。」
シル「その通り。それじゃ…『ステータスオープン』。」
シル 鋼の勇者 Lv.510
力 50000 S
耐久 75000 X
魔力 43000 A
敏捷 32000 B
スキル 防御術(達人) 誘導 我流格闘術(達人) 土魔法(達人)
耐久 痛覚耐性 持久再生 打撃耐性 斬撃耐性 抗体
武器 大盾 シュタール 神器
アラン「あーもうめちゃくちゃだよ…。」
フリエ「うわぁ…。」ガクッ
ステラ「とりあえずスキルの解説を…。」
防御術。盾などの防御系の武器を使う時にあると嬉しいスキルだ。剣術や射撃術と違って、あったら嬉しいスキルであって必須では無い。効果は、攻撃を防御する時に自動で発動し、スキル無しの時と比べて衝撃を和らげると言う物。和らげるのは衝撃だけなので斬撃を防ぐ為には斬撃耐性のスキルが必要。魔法も同様でそれぞれの属性に対応した耐性が必要だ。
誘導。ダンジョンコアの時にシルが使ってたらしい物だ。詠唱は『フォーカス』あくまでも魔物の注意を引きつける魔法なので人間には効果が無い。
持久再生。通常、持久力…スタミナは食事や休息で回復するが、その回復を時間経過で常時行うようにできるスキル。重量物を振り回す事になる大盾使いには必須クラスのスキルな様だ。
抗体。複合スキル。複合スキルは、取得条件のスキルを全て取る事によって生まれる(熟練度付きのスキルは最低でも上級以上。)
このスキルの場合、魔法の各属性…火、水、風、土…およびその上位属性である炎、氷、雷、岩…その全ての耐性スキルを獲得した場合にそれらのスキルが統合されて完成するスキルだ。効果は通常の属性系の耐性スキルと同様。
ステラ「こんな所でしょうか…。」
アラン「つまりシルさんはほぼ全ての攻撃を防げるスーパータンカーって事だな!」
フリエ「私の存在価値…。」
サラ「フリエ?」ニッコリ
イオ「おねえちゃん。ダメだよ?それいじょういったらこおらせちゃうから。」
フリエ「うわあん!勇者様ぁ!」ダキッ
アラン「おーよしよし…。ま、気持ちは分からんでもないけど…。フリエが抜けたら火魔法使える奴が居なくなるから止めてくれな?」ナデナデ
フリエ「はいっす…。勇者様大好きッス…。」ナデラレ
アラン「話聞いてたか!?」
ココ「コラーッ!ちゃっかり告白しないのっ!」
シル「……私居ないほうが良かったのかな。」グスッ
アラン「そんな訳ないじゃないっすか…。へっへっへ…いつもお世話になっておりますシル様ぁ…。」スリスリ
シル「抱きしめて…。」
アラン「了解しましたっ!」ギュッ
シル「んふふ…。」ギュゥゥゥッ
アラン「あっやべやわらかかか…。」ガクガク
シル「もうちょっと…。」ギュゥゥゥッ
アラン「アッちょっ…離して…。」
シル「ダメ。」ギュゥゥゥッ
アラン「じゃあせめて正面じゃなくて背後で…。」
シル「しょうがないなぁ…。」ギュッ
シエロ「あの…イオのステータスがまだ…。」
イオ「むーっ…。」
ココ「いちゃつかないっ!ほら!イオちゃんの行くよ!」
イオ Lv.100
力 10000 S
耐久 10100 S
魔力 25000 X
敏捷 10000 S
スキル 氷魔法(達人) 咆哮 威圧 竜形態移行 悩殺術
武器 なし
アラン「イオ最強!イオが至高!イオしか勝たん!」
イオ「えへへ…。」テレテレ
フリエ「悩殺術!?これ普通サキュバスとかが持ってるやつッスよ!?」
シエロ「実は私も…。」テレテレ
ココ「遺伝子なのね…。」
シュタール「まだ竜装化は取得してない所を見ると発展途上って感じね。」
ステラ「そうですね。魔力は多いですが、まだまだ伸びます。」
アラン「竜装化?って何?」
ステラ「竜装化とは、ドラゴンの時にあった翼や爪などをそのまま竜人形態でも使えるようにする物です。これによって、機動力や近接戦闘などがより強くなります。」
アラン「ヒエッ…。これでまだ伸びるって…。やっぱりイオは…。」
イオ「ぇ…あ、あるじ…?イオのことこわがらないで…?ひとりにしないで…?」ギュゥゥゥッ
アラン「やっぱりイオは……最強だな!大好きイオ!イオしか勝たん!」
イオ「ホッ…よかったぁ…。うん!イオもあるじのことだいすき!」
アラン「ガッ!?くっ…ここまでか…尊すぎる…。」ガクッ
アリシア「あ、勇者様…ヤムチャしやがって…。」ナデナデ
ココ「やっぱりイオちゃんは強いね!みんなイオちゃんに悩殺されてる!」
サラ「強くて可愛くて尊い…これが神ですか…。」
ステラ「……いえ、神はどちらかと言うとオヤジ臭いと言いますか…。」
シュタール「しっ!聞かれたらどうするのっ!」
ステラ「はっ!?危なかった…。」
アラン「っは!?ふう…致命傷だったぜ…。あ、シエロさんはどうします?今見せておきたいなら今やりますけど…。」
シエロ「私は正式に加入してからにしますね。お気遣いありがとうございます。」
アラン「了解しました…。ふう…眠くなってきた…。」アクビ
フリエ「ふあああぁ…そうッスね…。それじゃ…勇者様?真ん中に寝て下さいッス。」ニッコリ
アラン「端っこじゃ…ダメ?」ウルウル
アリシア「勇者様?これは罰なのですよ?勇者様が自分の命を粗末にするような事を言ったから…。」
イオ「ぇ…?またそんなこといったの?あるじぃ…もう…もういっしょにねるしかないね…。」ハイライトダークネス
ココ「ひッ!?何あの目?怖い…。」
サラ「あんな目が出来たとは…。イオちゃんおそるべし…。」
シエロ「ふふふ…まあ、それはそれとして…命を粗末にするような発言はいただけませんね。」ハイライトダークネス
ココ「そうだね。」ハイライトダークネス
サラ「同意。」ハイライトダークネス
シル「まったく…ま、自業自得かな。私ももう帰るのめんどくさくなっちゃったし…ここで寝ようかな。」
アラン「え…そんなぁ…。追撃が…。」
アリシア「自業自得です。諦めて寝てくだ…さいっ!」グイッ
アラン「アッちょっ…。」バタン
無慈悲にもベッドの中央に投げ飛ばされ、みんなに周りを包囲された…。