記憶喪失系勇者の旅路   作:一般通過社会人

77 / 96

ちょっと閲覧注意。


悪夢

 

〜宿屋 チームスピードクロウの部屋〜

 

夜中。あの後、皆疲れていたのかベッドに投げ飛ばされ、周りを包囲された後は特に何かされるまでもなく眠っていた。

 

アラン「ん…。」グイッ

 

ステラ「主様?どうされましたか?」

 

アラン「トイレ。」スタスタ

 

ステラ「了解しました。いってらっしゃいませ。」

 

アラン「うん。」ガチャ

 

廊下に出て、一番奥にあるトイレに向かう。そして、用を済ませた。

 

アラン「ふう…。」キュッ

 

手を洗い、蛇口を閉める。

 

アラン「時間は……まだこんな時間か…。」

 

上についている時計を見るとちょうど針は0を指していた。

 

アラン「もう一眠りできそうだな…。」スタスタ

 

トイレを出て、部屋に向かう。宿の照明は二つ間隔を開けてついているが、あまり明るいとは言えない。最低限足元の視界を確保できれば良いという考えなのだろう。

 

アラン「ここだ…。」ガチャ

 

自分の部屋に着いた。そして、ドアノブを捻って中に入る。すると…。

 

ココ「……。」ウツムキ

 

フリエ「……。」ウツムキ

 

サラ「……。」ウツムキ

 

イオ「……。」サンカクズワリ

 

アリシア「……。」ボーッ

 

5人がベッドの上で無言で座っていた。……軽くホラーである。

 

アラン「………?え?何があった…?」ボソボソ

 

ステラ「分かりません…。あの後、主様がトイレに向かった後、急に起きて座りだしまして…。シエロとシルは普通に寝ていますし…。」ボソボソ

 

シュタール「話しかけても反応がないのよね…。」ボソボソ

 

アラン「……あの、ココさん?えっと…どうされましたか…?」

 

ココに話しかけながらうつむいている顔を覗く。

 

アラン「あの………ひっ!?」

 

ココ「……ぇ?」ハイライトダークネス

 

ヤバい。あのヤバい目だ。いや、心なしかちょっと黒が濃い気がする。

 

アラン「え……?あの?僕何かしちゃいましたか…?」

 

ココ「ぁ…勇者様…?ぁぁぁ…。」ガシッ

 

アラン「アッちょっ………ん?」

 

抱きついてくる。が…何故か、肩に生温かく湿った感覚が広がってくる。

 

ステラ「……!ココ!?」

 

アラン「……ココ?どうした?」

 

ココ「あぁぁ…うぁあぁ…。ごめんね…つらかったよね…。ごめんねぇ…。」グスグス

 

アラン「……?」

 

ココが泣いている。……どういう事だ。

 

アラン「おいおい…。どうした?ココ?」ギュッ

 

ココ「ごめんなさい…ごめんなさい…。」ブツブツ

 

抱き返して背中を擦りながら話を聞こうとする。だが、会話にならない。うーむ。

 

アラン「まいったな…。ステラ。何か魔法的な干渉は?」

 

ステラ「……ありませんね。少なくとも半径5km圏内には魔法どころか、動いている魔力すら感知出来ません。」

 

シュタール「うーん…。他のメンバーにも話を聞いてみましょう。断片的な情報でも、得られたら何か見えてくるかも。」

 

ココをとりあえず背中に抱きつかせて、今度はアリシアに声をかけてみる。

 

アラン「おーい。アリシア?何してるんだ…?」ユサユサ

 

アリシアを揺さぶる。アリシアはベッドの上で女の子座りで虚空を見つめてボーッとしている。

 

アリシア「あ…。勇者様ぁ…。」ポロポロ

 

アラン「……?どうした?何があったんだ…?」

 

アリシア「何か…急に…急に流れてきて…気づいたら…穴だらけの土地に飛ばされてて…勇者様が居て……居てぇ……。」グスグス

 

アラン「落ち着け。ほら。もう1回。続きから話してみろ。」

 

アリシア「うっ…はぃ…。勇者様が…勇者様がぁ…前の穴から人が…、黒い…棒みたいなのを構えたら…たくさん…穴があいて…燃えてぇ…。」グスグス

 

アラン「……?」

 

黒い棒?俺が…燃える?穴が開く?穴だらけの土地?

 

ステラ「……もしかして、主様の…過去の話では無いでしょうか?」

 

シュタール「?クレイは…焼けて…焼けて、死んだはずよ?そんな穴なんて…。」

 

ステラ「いえ、主様が、勇者クレイとして死んで、その後の…前の世界での話です。」

 

アラン「……待て。じゃあ何でココは謝った?見た内容が…違うのか?」

 

シュタール「その前にそもそも何で貴方の過去を他の皆が見たかでしょ?そこが分からないと…。」

 

ステラ「少なくとも魔法的な干渉ではないはずですが…。」

 

アラン「うーん…。アリシア?その後は…?」

 

アリシア「その後…その後は…。うっ…うぷっ…。」

 

アラン「おっと…。」スッ

 

アリシアが吐き気を催したようなのでバケツを取って差し出す。

 

アリシア「その後…その後はぁ…。うぇ…勇者様が…勇者様がぁ…いや…いやぁ…。うっ…おえええええぇぇぇ…。」ビチャビチャ

 

アラン「おっとっと…。」サスサス

 

よほど酷い物だったらしい。戻してしまった。背中を擦る。

 

ステラ「これ以上は…。主様…。」

 

アラン「うーん…もうちょっと聞きたかったが…。そうだな。アリシア。ほら、口をゆすいだらもう寝よう?寝て…忘れてしまおう。」

 

アリシア「はい…すみません…。」フラフラッ

 

アラン「あー…俺も行くよ。ココ。しばらく待っててくれ。ほら、フラフラじゃないか。肩貸せ。」

 

アリシア「ありがとうございます…。」トボトボ

 

その後、アリシアは口をゆすいだらすぐに寝かせた。手を握ってやったら割とすぐ寝た。時々頭を撫でると、苦しそうな表情から

だんだんと穏やかな表情に変わる。これはしばらくは寝つきが悪くなりそうだ。

 

ココはと言うと、あの後しばらく頭を撫でてやると落ち着いたようで、自分から横になって寝た。だが、頑なに見た内容については喋らなかった。

 

フリエは声をかけたと同時に吐き気を催したので急いでバケツを抱えさせた。さすがに見た内容については聞かなかったが、聞かなかったと言っても時折フラッシュバックしてしまうようで結果的にバケツのお世話になっていた。落ち着くには時間がかかりそうなので、バケツを抱えさせたまましばらく放置した。

 

サラは…話かけた瞬間に取り乱して大変だった。暴れ出したので力技で抑え込んだ。その後、ハグすると割とあっさり落ち着きを取り戻した。(なおしばらくハグしたまま離れなかった。)

 

イオは、もう…泣いた。ぶっちゃけ泣き喚いたと言う方が正確だろう。何をしても泣きやまないので、仕方なくシエロさんを起こして落ち着かせてもらった。その後は…現在進行系で俺の正面にしがみついて離れない。

 

アラン「ふう…。ま、これでひとまずは解決と言う事で…。」

 

ステラ「お疲れ様でした…。」

 

シエロ「いったい何が…?」

 

シュタール「それが分かんないからこんなに悩んでるのよ…。」

 

呪い含めた魔法的な干渉は無し。シエロさんによると夢などの人間の精神に関わるところは、霊魂術とそれに付随する妖術と呼ばれる術達の方が得意なようで、結局は青竜院に行くまで放置するしかないと言う事になった。

 

アラン「んー。ま、ちょっと遅くなっちゃったけど…寝るかぁ…。」

 

シエロ「そう…ですね。」コクリコクリ

 

アラン「いやぁ…すみませんね。シエロさんまで起こしちゃって…。」

 

シエロ「いえ…本来は母親である私の役目ですので…。それでは、寝させていただきますね…。」

 

アラン「おやすみなさい。」

 

シエロ「おやすみなさい…。」スヤァ

 

ステラ「主様も、そろそろお休みになって下さい。栄養失調と過労とは言え、病み上がりなのですから。」

 

アラン「そうするよ…。ほら。イオ、フリエ…寝るぞ?」

 

イオ「うん…。」ギュッ

 

フリエ「ハイっす…。」ギュゥゥゥッ

 

その後、左右を美女と美少女に挟まれながら目を閉じた。考えるべき事はたくさんあるが…今は寝よう。

 

アラン「おやすみ…。」

 

イオ「おやすみなさい…。」ギュゥゥゥッ

 

フリエ「おやすみッス…。」ギュゥゥゥッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜翌朝〜

 

アラン「むふむーむむーむふ…。む?」(おはようございます…。え?)

 

ステラ「あ、主様…。」

 

シュタール「まあ…うん、ドンマイ。」

 

神器二人に慰められながら目を開けると…。何か…もう…磁石を近づけた砂鉄みたいに…俺の周りにココ、フリエ、サラ、イオ、アリシアがくっついていた。左右のイオとフリエは変わってないが…、ココは普通に横になったはずなのに、俺の下半身でセミになってるし、アリシアは俺の胸板にしがみついている。サラは…え?もう…顔に抱きついてるよ…一歩間違ったら三角絞めだ。

 

アラン「……。」

 

これは…とりあえずサラを起こして…。

 

アラン「はら。ほーい。はら?」(サラ?おーい。サラ?)

 

サラ「ん…んぅ……ぁ、マスター…。」

 

アラン「ほひははらほいへ?みへはひ。」(起きたならどいて?見えない。)

 

サラ「ぁ…すみません…。」パッ

 

アラン「ふぅ…。」

 

サラ「ッ…。す、すみません。どこかしらマスターに触れていたいのですが…。」ブルブル

 

アラン「あー。うーん…ちょっと待ってて。お~い。ココ?アリシア?」

 

ココとアリシアを起こす。胴体と足に抱きつかれては身体を起こせない。

 

ココ「ん…。いやぁ…。」ギュゥゥゥッ

 

アリシア「……。」ギュゥゥゥッ

 

アラン「うーんこれは…。」

 

しばらく離れそうにない。仕方ないのでフリエとイオを起こす。

 

アラン「おーい。フリエ。イオ?朝だぞー。」グイグイッ

 

腕に抱きついているので、腕ごと揺さぶって起こす。

 

フリエ「ん…もうちょっと…。」ギュゥゥゥッ

 

イオ「……あ。あるじ…。」パッ

 

アラン「お、イオは起きたか。えらいなー!」ナデナデ

 

イオ「ん…ありがと…。」ナデラレ

 

アラン「……。」ナデナデ

 

どうやら昨日?いや、今日の夢が忘れられないようだ。いつもの元気が無い。

 

サラ「っぅぅう…。マスターぁ…。」グスグス

 

アラン「おっと、イオ?ごめん。ちょっとサラおねえちゃんと場所変わってくれないかな?」

 

イオ「うん…。サラおねえちゃん…。」ギュッ

 

サラ「あ…ありがとうございます。」ギュゥゥゥッ

 

イオに場所を変わってもらった。そして、イオがサラに抱きつく。少し震えが収まったようだ。

 

サラ「ふぅ…。あの、マスター。夜はお見苦しいところを…。」

 

アラン「うん、まあ…サラがあそこまで取り乱すなんて正直驚いたけど…ま、やっぱりそれぐらい酷い夢だったんだろ?しょうがないさ。」

 

サラ「はい…。」ギュゥゥゥッ

 

アラン「……。」

 

クール系のサラが暴れ出すのだ。相当酷いに違いない。…今さらながら見るのが怖くなってきた。

 

フリエ「っ…ぅぅあ…。」ブルブル

 

アラン「あ?フリエ?どうした?」

 

フリエ「いや…やめて…ぁぁああああぁぁ…。」ギュゥゥゥッ

 

アラン「おい!フリエ!?起きろっ!」ユサユサ

 

フリエ「うあああああああああああああっ!……あ?あ、勇者様ぁ…。」パッ

 

アラン「良かった…。大丈夫か?」サスサス

 

フリエ「は…はい…。うう…。うぷ…。」

 

アラン「あ、やべ。バケツ…。」

 

フリエ「うっ…おえ…カハッ…。」

 

アラン「ん…?なんだ。殆ど出てないな。夜に全部出しちゃったのか。」サスサス

 

フリエ「うう…あ、勇者様…服が…。」

 

アラン「いや、別に良いよ。手だけだし…。」

 

フリエ「ごめんなさい…。」

 

左手が若干汚れるが、洗えば良い。右でフリエの背中を擦る。

 

サラ「……。水…汲んできます。」

 

フリエ「よろしく。」

 

フリエを宥めるため、右脇腹にしがみついて貰っていたサラが水を汲みに行く。サラはもう大丈夫だろう。

 

イオ「アリシアおねえちゃん、ココおねえちゃん…朝だよ…。おきよう?」ユサユサ

 

アリシア「ん…ぁ…。あ、やっと…朝ですか…。」ホッ

 

ココ「んぅ…。うっ!?う…ぁ…バ、バケツ…バケツちょうだい…。うぷっ…。」

 

アラン「おっとっと…。空いてるバケツ…あ、サンキュ。ほらバケツだよ。」スッ

 

ココ「うっ…おえええええぇぇ…。うぐっ…カハッ…。」ビチャビチャ

 

ココも戻してしまう。地獄絵図だ。いったいどんな過去なんだ…。

 

サラ「マスター…。水を汲んできました。これで手を。」

 

アラン「ナイスサラ。よし…。」

 

水を付けたタオルで手を拭く。あ、ココのやつが服にも…。これは着替えだな。

 

アラン「ちょっと着替えるわ…。」

 

サラ「あ、はい…。」

 

 

〜着替え中〜

 

 

アラン「よし…着替え終わりましたぁ…。あ、シルさん。シエロさんも。」

 

シル「おはよ。で…これ、どういう状況?」

 

シエロ「何か悪夢を見てしまったようでして…内容からして、勇者様…アラン様の過去では無いかと…。」

 

シル「えぇ…。魔法かな…?何も感じなかったけど…。」

 

ステラ「あの後も導きの力で探って見たのですが…やはり何も…。」

 

アラン「原因が分かんないンすよね…。」

 

アリシア「うっ…あの、バケツ…。」

 

ココ「はい…。」スッ

 

シル「……とりあえず、場所変えよっか。ここで話すと色々と思い出させちゃうかもだし…。」

 

シエロ「そうですね…。」

 

アラン「ステラ。何か変わった事があったらテレパシーで頼む。」

 

ステラ「了解です。」

 

俺、シエロさん、シルさんの三人で宿屋のミーティングスペースに向かった。

 

 

〜宿屋 ミーティングスペース〜

 

シル「……で。これ…どう思う?シエロ。」

 

シエロ「ステラ様の導きの力に魔力反応が引っかからない所を見ると…、妖術の類でしょう。でも…何の為に…?」

 

ステラの導きの力は基本的に一つずつしか探知できない。魔力なら魔力、妖術なら妖術…基本的に1種類ずつしか探知できず、魔力を探知対象にしている時は魔力しか探知できない。

 

アラン「悪夢だけ見せて何もしない…気味が悪いッスね。」

 

シル「襲撃するなら夜の内にするはず。と、なると…。」

 

シエロ「そもそも襲撃が目的ではない…?」

 

アラン「じゃあ何なんだって話なんですけど…。」

 

シル「それがわかったら苦労しない。……情報が足りなすぎる。これ以上詰めるのは無理そう。」

 

アラン「ですね…。あ、一応ステラにも妖術の探知お願いしときますね。」

 

シル「よろしく。」

 

ステラに脳内で話しかけて探知をお願いする。煙が充満しているような環境でなければ、此方から話しかけてもテレパシーは通ずる。

 

アラン「ふう…。完了です。で、他に話すことは…。」

 

シエロ「なぜ私とシル、そしてアラン様だけが悪夢をみていないのか…。」

 

シル「共通点を探そう。何でも良い。」

 

アラン「て言ってもな…俺を含めなければ3つほどあるんですけど…。」

 

シル「……何?」

 

アラン「1.俺の過去…勇者クレイと面識が無い人。2.レベルが100以下。3.俺と割と深い関係にある人。これぐらいですかね。」

 

シエロ「ふむ…確かに、勇者様を本人だからで除外するなら、この条件が成立しますね。……少し悲しいですけど。」

 

シル「む…私達はアランと深い関係じゃないの?」

 

アラン「いや…あの、まだこの火山に来て初めて会った人ですし…ま、イオは従魔なんで除外しますけど…。」

 

シル「……まあ良い。事実だから我慢する。」

 

シエロ「1は…はい。その通りだと思います。私達とステラ様、シュタール様は先代の…クレイ様と面識があります。」

 

シル「そうだね。」

 

シエロ「2は…そうですね。今回悪夢をみた人は全員レベルが100以下です。」

 

シル「でもこの条件だとそもそもレベルの概念が無いステラ達はどうなるのって話だから…。」

 

アラン「1…ですかねぇ…。」

 

シル「そうだね。そう考えた方が自然。」

 

シエロ「でも…やはりどうしてこの条件なのかが分かりません。」

 

アラン「何か…知ってほしかったから…?」

 

シル「でも、私達もクレイが転生した後の…前の世界の話は知らない。」

 

シエロ「そうですね。それだと私達も条件に入ってしまいます。」

 

アラン「むう…分かんね。」

 

シル「やっぱり…。」

 

シエロ「悪夢の内容を聞いても良いのですが…内容だけ聞いても原因にたどり着けるとは限りません。皆さんの精神状態を考えると…。」

 

シル「やめたほうが良いね。教会でもう助からない人や酷い怪我を見る事が多いであろうアリシアがあんなになるんだから…。」

 

アラン「……俺そんなの見るハメになるのか。」

 

シエロ「やめておきますか…?正直、私達としてもあまりオススメはできません。」

 

シル「うん。碌でもない過去なら、忘れてしまった方が良い。」

 

アラン「いや…でも知っておきたい気持ちもあるんで…。」

 

シル「……ホントに、強いね。」ギュッ

 

シエロ「ええ。強いです。」ギュッ

 

アラン「アッちょっ…いきなり抱きつくのは…あばばばばばばばば…。」

 

シル「……女性耐性はよわよわだけど。」

 

シエロ「不思議なお方ですね…。あ、そう言えばアラン様。出発は何時になさいますか?」

 

アラン「アリシアからあと3日は休んでそれから診察して、異常がなければなので…3日後ですかね。」

 

シエロ「分かりました。」

 

シル「3日後…よし。溜まってる仕事全部片付けよっと。」

 

アラン「無理しないで下さいね。」

 

シル「君に言われたくない。」

 

アラン「……すいません。」

 

その後、部屋に戻って皆と過ごした。やはり、酷い夢だったようで…あまり元気が無い。夜は時々起きては、泣いて、起きては泣いてなので…全然休めて居ないようだ。気づいたら身体にしがみつかれている。だが、たとえ辛い過去が待っているとしても、行かなければ行けない。時間は限られている。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。