記憶喪失系勇者の旅路   作:一般通過社会人

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感染

 

アラン「……ぅあ。」

 

目が覚める……あ?

 

アラン「ここは…?」

 

真っ暗だ。シエロさんやシルさんは…?

 

アラン「……ん?この服は…。」

 

この世界で初めて目覚めた時の服だ。黒いシャツに黒いズボン…。

 

アラン「スマホ…はないか。お菓子も…。」

 

言っていなかったが、スマホはゴブリンキングとの戦いで紛失した。今頃は土の中何だろうが…。

 

アラン「っう!?」

 

急に辺りが眩しく発光する。ダメだ。目を閉じる。

 

 

 

 

 

 

 

アラン?「ぅぁ…あ?」

 

あれ…?さっきまで確かに真っ暗な空間に…。

 

???「あ…起きた…。かわいい。」ナデナデ

 

ってちょっと待て…何か妙に身体が軽い。

 

アラン「うあぁぁぁぁあ!」

 

間違いない。俺…。

 

アラン「うああうあ〜!?」(赤ちゃんになってる〜!?)

 

???「おっとっと…元気だね…。ほらほら。ママだよ。」

 

アラン『どういう事だ…?』

 

黒髪の女性…俺の…母親か?

 

???「あれ…?泣かないな…本には泣くって書いてあったのに…。」

 

おっとっと…とりあえず泣かなければ…。あ。そもそもわざと泣けるほど演技派でも無いな…どうしよ。

 

???「お〜い。…まあ、静かな赤ちゃんもいるよね。今日は産んだから疲れちゃったし…寝よ。」

 

!?産んだ!?え!?周りを見たが1人しかいない…いや、そもそも病院でもない。どこかの地下…?

 

???「おやすみ…。」ギュゥゥゥッ

 

うおでっか…ヤバい、眠気が…。

 

???「やっぱり…あったかいなぁ…。」ギュゥゥゥッ

 

意識が…。

 

 

 

 

〜青竜院 寝室〜

 

アラン「……あ?」

 

夢…?何だったんだ…。

 

アラン「あれ?皆は…。」

 

誰も居ない。シエロさんやシルさんも…ステラも。

 

アラン「どういう事だ…。」

 

時計を見ると…短針が8を指している。午後8時か…いや、窓の外が明るい。午前だ。

 

アラン「朝まで寝たのか…。」

 

クソ寝坊した…いや、別に予定がある訳でも無かったのだが。

 

アラン「…。」

 

寝すぎでまだ頭がボーッとしている。…とりあえずベットから起きよう。

 

アラン「よっと…。」グイッ

 

身体を起こし、ベットから降りて背伸びをする。

 

アラン「ん〜っ…。」ポキポキ

 

…さて。これからどうしようか…。

 

アラン「食堂に行けば誰か居るだろ…。」

 

ガチャ。寝室を出て廊下へ。そのまま食堂に向かう。

 

アラン「何だったんだ?あの夢…。」

 

黒髪の女性…恐らく母親か。俺の前の世界の…。

 

アラン「産んだと言う割には落ち着いてたし…それに、病院でもなかった…。」

 

確かに汗はかいていたが…逆に言えばそれだけ。息が荒かった訳でもない。

 

アラン「それに…父親はどこだ…?」

 

母親らしき女性は居たが、父親は居なかった。

 

アラン「だめか…さすがに情報が少ない…。」

 

情報が少すぎてどうにもできない。っと…着いた。ドアを開ける。

 

 

〜食堂〜

 

アラン「おはようございます…。」

 

ドンガラガッシャーン!!

 

アラン「うおっ!?」

 

アリシア「勇者様っ!」ダンッ

 

アラン「ぐえっ…!?っと、さすがにもう慣れたぞ。」ガシッ

 

アリシアがタックルしてきたが、受け止めた。それにしても衝撃がスゴいが。

 

アリシア「勇者様勇者様勇者様っ!」スリスリ

 

アラン「おっとと…今日はやけに熱烈だな…どうした?」ナデナデ

 

アリシア「んぅ…ぁ…勇者様…私…心配で…。」グスッ

 

アラン「……?寝て起きただけだぞ?」

 

アリシア「……?勇者様…もしかして気づいていらっしゃらないのですか…?」グスッ

 

アラン「……まさか、このパターンは…。」

 

また俺何かやっちゃいました…?

 

アリシア「勇者様は…2日間、眠っておられたのですよ…?」グスグス

 

アラン「あ〜2日間ね…2日間!?!?寝坊しすぎだろ俺!?何やってんだこのクソ野郎!?」ボカッ

 

アリシア「勇者様っ!!ダメですそんな事しちゃ!!安静にしてくださいっ!!」ギュゥゥゥッ

 

アラン「すみません…。」シュン…。

 

アリシア「あ…かわい…って!そうじゃありません!とりあえずステラ様に連絡を…!」ギュゥゥゥッ

 

モブ1「既にしました!全速力でこちらに向かっているそうです!」

 

アリシア「ありがとうございます!とりあえず…あ、落とした食器を…。」ギュゥゥゥッ

 

アラン「あーうん。その前に…離れて?」

 

アリシア「あ…すみません…///」パッ

 

アラン「ふう…ま、手伝うよ。」

 

アリシア「ありがとうございます…。」

 

ここの食器は金属製の物が多い。何故かは分からんが。

 

アリシア「それで勇者様…お身体は大丈夫ですか?どこか痛い所は…。」カチャカチャ

 

アラン「今の所は大丈夫。まあ…。」カチャカチャ

 

アリシア「え!?やっぱり悪い所が!?見せてください今すぐ!!」ガンッ

 

アラン「おい落とすなよ…違うよ。何か…不思議な夢を見たよ。」

 

アリシア「あ…すみません。まさか…悪夢を…?」カチャカチャ

 

アラン「悪夢と言うか…何か…俺の…前の世界の事?」カチャカチャ

 

アリシア「やっぱり悪夢じゃないですか!」ガシャン

 

アラン「だから落とすなって。いや、たぶん…俺の…母親?っぽい人が俺を産んだ所かな…?」カチャカチャ

 

アリシア「あ…それなら、私も見たことがあります…そこまでですか?」カチャカチャ

 

アラン「うん。」ヨイショ

 

アリシア「良かった…なら、大丈夫ですね…。」ヨイショ

 

アラン「え…あの後そんなに酷いの…?」スタスタ

 

アリシア「暫くは大丈夫なのですが…ぅ…。」スタスタ

 

アラン「…聞かないでおくよ。」トン

 

アリシア「ありがとう…ございます。」トン

 

食器を返却口に置く。それと同時に…。

 

シル/ステラ「「アランっ!!/主様っ!!」」

 

アラン「あ、どうもお騒がせしました。」ペコッ

 

シル「アラン…良かった…。」ギュッ

 

ステラ「主様…どこか痛い所は?違和感があったら言って下さい…。」

 

アラン「今のところは何も無いよ。」

 

アリシア「ですが…。」

 

シル「ですが…?」

 

アリシア「夢を見たようです。前の世界の…。」

 

シル「ぇ…そんな…あ、アラン?ツラくない?大丈夫?怖かったよね…。」ナデナデ

 

アラン「いや、生まれた所までですから…。」

 

シル「良かった…。でも…これでアランも症状が…。」

 

ステラ「しかし…2日間も寝ていたのにそんな短い夢だけなのでしょうか…。」

 

シル「確かに…私達と何処か違うのかも…。」

 

アリシア「ともあれ、これで青竜院の皆様は全員感染してしまいましたね…。」

 

アラン「……ん?感染?」

 

シル「あ…伝えてなかった。あのギルドでの吐血騒ぎの後、ブランカさんの身体を検査したの。で…。」

 

 

ステラ「そのブランカの身体から…新種のウイルスが発見されたんです。」

 

 

…ウイルス?

 

アラン「ウイルス?魔法や妖術じゃなく?」

 

シル「うん。で、その後、対策しようとしたんだけど…。」

 

ステラ「既に遅かったようで…。」

 

アリシア「青竜院の皆様、そして対応して下さった医師の方々と看護師の皆様、そして吐血騒ぎがあった時ギルドに居た冒険者の方々が…。」

 

アラン「発症したか…。バートさんは?」

 

アリシア「発症はしたようですが、悪夢だけで…回復も早く、既に復帰されてます。」

 

アラン「あの人が動けるならまだ何とかなるか…。皆は大丈夫?」

 

アリシア「まだ続いております…。」

 

ステラ「シエロが特に酷く…青竜院の指揮を執る者たちが一斉に発症してしまったので、青竜院の機能はもう…。」

 

アラン「治療薬とかは?」

 

アリシア「既存の薬は全滅です。今新薬を開発しているところですが…。」

 

アラン「ですが?」

 

アリシア「何故かウイルスは発症した者が回復した途端に消滅してしまいまして…なかなか開発は進んでいません。」

 

アラン「おっとこれはマズいな…。冒険者ギルドがダメになった以上、人手不足で一気に行動範囲が狭くなる。ま、ダンジョンを調べる必要が無くなったのが救いか…。」

 

アリシア「…? それは何故…。」

 

アラン「たぶん…もうダンジョンに悪魔族は出てこないと思う。これからは街の方かな。」

 

シル「え?なんでそんな事…?」

 

アラン「悪魔族は最初に普段からダンジョンに潜る冒険者に流行らせて、青竜院が調査に来るのを待ってたんだと思いますよ。最初にそういうウイルスとかの…防疫を担当するような青竜院を潰したかったから。そう考えればダンジョンで1人だけ誘拐して即撤退したのも説明できます。直接対決は避けたいんでしょう。」

 

アリシア「なるほど…。」

 

シル「じゃあ…次狙われるのは…。」

 

ステラ「街の…防衛などを担う…赤竜院…?」

 

キィ…。食堂の扉が開かれた。

 

ラズリ「すまん…食事を…。」ゲッソリ

 

モブ1「は、はいっ!」ドタドタ

 

アラン「あ、ラズリさん。」

 

ラズリ「……ぁ。勇者様…お目覚めに…。」

 

アラン「……大丈夫、じゃ無さそうですね…。」

 

ラズリ「はい…かなり…悪夢が酷く…。」フラッ

 

アラン「おっと。」ビュン

 

ラズリさんが倒れそうなので急いでキャッチする。

 

ラズリ「……ありがとうございます。」

 

アラン「やっぱり…寝れませんか?」

 

ラズリ「はい…正直…2時間ぐらいしか寝れておらず…。」

 

アラン「ですよね…。食べれます?」

 

ラズリ「食欲は…ありません。しかし…食べないと。」

 

アラン「そうですか…何かあったら何でも言って下さいね。」

 

ラズリ「ありがとう…ございます…。」

 

 

アラン「……シエロさんの所に行くか。」

 

アリシア「シエロ様は…今朝から寝室とトイレを行き来していまして…。」

 

アラン「そ…う…あ?ヤバくね?寝室って事は俺と一緒に寝てたんでしょ?」

 

アリシア「…?はい。勇者様がそもそも同じウイルスかどうか分からない以上、感染の懸念はありましたが…私達も…勇者様が居ないと悪夢が…。」ブルッ

 

アラン「いや、それは全然良いんだけど…その俺が突然居なくなったら…。」

 

ステラ「……あ。」

 

シル「アランっ!今すぐ部屋に戻って!!

 

アラン「やべっ!!」

 

廊下を走って戻る。俺が眠る前さえ濃いクマを作っていたのだ、悪化した今の状態で放置したら…。

 

 

〜寝室〜

 

寝室のドア前まで来た。…隙間から冷気が漏れ出ている。

 

アラン「シエロさーん…?」ガチャ

 

キィ…。ゆっくりとドアを開ける…ッ!?

 

アラン「さっむ…!?」

 

これは…−30℃は行ってるんじゃ…。

 

アラン「シエロさん!!」

 

ベッドに女の子座りで…?あれが…シエロさん?髪はボサボサだし…服もシワシワで乱れてる…。

 

シエロ「………ぇ。主様…主様っ…!っ…ぐっ!?」ドンッ

 

アラン「あっちょ…大丈夫です…か?」

 

シエロ「こちらのセリフです…!何処か悪い所は…?何も…何とも無いんですか…?」

 

アラン「あっはい…思いっきりベッドから落ちましたけど…。」

 

シエロ「大丈夫ですっ!良かった…。」ギュゥゥゥッ

 

あまりにも普段のシエロさんとかけ離れていたので反応が遅れてしまった。反省。顔を見るとクマも酷い。

 

シエロ「急に…居なくならないでください…。本当に…心配で…良かった…よかったぁぁぁ。」グスグス

 

アラン「すいません…。」ギュッ

 

シル「シエロっ!!っ、間に合ったんだね…。」

 

アラン「よしよし…。」ナデナデ

 

シエロ「ふぁぁ…んぅ…。」ギュッ

 

アリシア「良かったです…。」

 

アラン「よしよし…ごめんなさい。そもそもシエロさんが隣に居る事を知らなくて…。」

 

シエロ「いえ…貴方が無事ならそれで…。」

 

アラン「大丈夫で…はないですよね。寝ますか?」

 

シエロ「はい…あの…一緒に…。」

 

アラン「もちろん。ほら横になって…。」

 

シエロ「……。」

 

横になったので毛布をかける。

 

シエロ「……。」ブルッ

 

アラン「寒いですか?」

 

シエロ「はい…。」

 

アラン「む…。それじゃ、失礼して…。」ギュッ

 

シエロ「あ…ふふっ…。」ギュゥゥゥッ

 

シエロさんを抱きしめる……何か更に痩せてるような気がする。

 

シエロ「あったかい…。あるじ…。」ギュゥゥゥッ

 

アラン「ふふっ…よしよし。一緒に寝ような。」ナデナデ

 

甘える時は親子そっくりだ…。やっぱりこちらが素なのだろう。

 

シエロ「ぎゅーっ…。すき…。」ギュゥゥゥッ

 

アラン「……ゔぉ。あ、うん…俺もだよ…。」ポンポン

 

何だこの生物は!?可愛すぎる!!危険だ…。

 

シエロ「だい…す…き…。」カクン

 

アラン「寝たか…。」

 

シル「全然寝れてなかったから…。良かった。」

 

アラン「全く…可愛すぎて心臓に悪いぜ…普段とのギャップが…。」

 

シル「アランはこのシエロ見るのは初めてだもんね。昔もクレイに甘えてる時はこんな感じだったよ。」

 

ステラ「これをクレイは無表情で甘やかしていましたね。」

 

アラン「なん…だと。強すぎだろ先代…。」

 

アリシア「寝顔も…これはもう…。」

 

ココ「永久保存版だね!」

 

アラン「そうそ…ん?ココさんいつの間に…。」

 

ココ「連絡もらったから皆と一緒にすっ飛んできたんだけど…ちょうど良い所だったみたいだからね。抑えてたよ…抑え…て…たん…だよ…?」グスッ

 

フリエ「勇者様…無事で良かった…。」グスグス

 

サラ「マスター…。」グスッ

 

イオ「あるじ…。」グスッ

 

アラン「ごめんな皆。心配かけた。」

 

ココ「うん…うん…。良かった…。」ギュッ

 

フリエ「ぅああああぁぁぁ!」ギュゥゥゥッ

 

サラ「マスター…マスター…マスターぁ…!」ギュゥゥゥッ

 

イオ「しなないで…。」ギュッ

 

うーんこれは…かなりかかりそうだ…。

 

アリシア「ぅ…勇者様…。」ギュッ

 

シル「アラン…。」ギュッ

 

おっと2人にもうつった。右にはシエロさんが居るので完全に動けない。

 

アラン「……。」

 

全く…イライラする。周りの人が苦しんでるのに自分は呑気に二日も眠りこけて…ココ達がいなきゃ自分の顔面をボコボコにしてただろう。

 

ステラ「む。主様。主様は好きで寝ていた訳では無いのです。あまり自分を責めないで下さい。」

 

ココ「……勇者様?また自分を責めてるの?ダメだよ。それだけは許せない。」

 

アラン「……またって言う程しょっちゅう自分を責めてるつもりは無いけどな。」

 

シル「嘘。シエロの時ももっと自分が強ければ…とか考えてたでしょ。」

 

アラン「……バレてたのかよ。」

 

イオ「む…そんなことおもってたの?あるじ…めっ!」

 

アラン「んな事言われてもな…イライラする物はイライラするんだよ…現状勇者どころかこのパーティーの中でも下から数えたほうが早いし、いっつも事が大きくなって誰かが犠牲になってから動くし。俺はもっとこう…事が大きくなる前に、犠牲者ゼロで勝ちたいんだよ。」

 

フリエ「……勇者様って死ぬほど負けず嫌いッスよね。」

 

サラ「ですね…。」

 

アリシア「気持ちは分かります。私も、怪我人を治療してる時、もっと早くできたんじゃないかとか、そもそも私が最初から動いていればとか…でも、勇者様は確かに人々を救っています。それだけは…いえ、それも忘れないで下さい。そして、もっと己の身と心を大切にしてください。」

 

アラン「それで勝てるならそうしてるよ…。」

 

ステラ「……。」

 

ココ「…ダメだこりゃ。」

 

フリエ「ま、勇者なんて皆こんな感じなんでしょうけど…。」

 

シュタール「そうね。シルも人の事言えないわよ。クレイの事は仕方ないにしても、さすがにアランまで守れなかったって泣くのは違うわ。」

 

シル「……すいません。」

 

なんか飛び火してるが…まあ、似たもの同士が集まっているのだ、そんな事もあるだろう。

 

アラン「ッチ。やっぱりイライラが収まらないな。ちょっと鍛錬場の巻藁に当たってくるか…。」

 

アリシア「ダメですっ!少なくとも今日一日は安静にしていて下さい!」

 

ココ「何考えてるの!?他に症状が無いとはいえ、二日寝込んでたんだよ?ちょっとは反省してっ!」

 

イオ「むぅぅぅうっ!もうあるじなんてこうしちゃうもんっ!」

 

アラン「アッちょ…イオさんそこに抱きつくのはやめ…。」

 

イオ「いやっ!このままあるじのアレを…。」ペロッ

 

フリエ「ちょっと!?それもうパイズ…。」

 

ココ「ダメだよフリエ。Rは15まで何だから。直接的な表現はダメ。」

 

サラ「メタいですココ…。」

 

アラン「言ってないで助け…アッちょ擦るなぁ…。」ビクッ

 

イオ「えへへ…♡」

 

ステラ「言ってる場合ですか!?早く引き剥がしてくださいっ!」

 

バタン!!

 

サソリ「主様っ!あぁ…良くぞご無事で…。」

 

ハチ「え?サソリ?それよりもヤバい事があるでしょ?」

 

サソリ「っは!?ダメですイオ様!主殿の貞操は渡さ…いえ、私が守ります!!」グイッ

 

フリエ「やっぱり狙ってるっすか…。」ギラッ

 

サラ「絶対に負けません。」メラメラ

 

ココ「私が勝ち取るんだから…ってあれ?クモはそこで何して…。」

 

クモ「……!」カオマッカ

 

アラン「えぇ…ウッソだろお前…直接言うのは恥ずかしいタイプかよ…。」

 

フリエ「今までのお姉さんキャラが台無しッス…。」

 

クモ「うるさいわねっ!悪かったわね初心で!」

 

アラン「まあでも…ギャップがあって可愛いのでオッケーです!」

 

クモ「ぁ…すき…。」バタン

 

サラ「キャパオーバーですか…さすがですマスター!女をオトす天才ですっ!」

 

アラン「えへへ…。」

 

シュタール「アンタそれで良いの…?」

 

 

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