今年最後の投稿になります。皆さま良いお年を。来年も本小説よろしくお願いします、
青霄の客、意外な来訪
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カチ、カツ・・・
「最近長楽天にも金人港にも活気がないよねー・・・」
カチ。
「なにせ玉界門が閉鎖されて前よりまして羅浮に入るだけで大変ですし・・・天舶司の職員でも出入りが厳重に管理されてるんですよ・・・」
トン。
「活気がないからか道で大道芸しててもあんまり見てくれる人もいない・・・」
カツ。
「雲騎軍も緊張感が走ってるというかピリピリしてるよー・・・んー・・・よし!これで!」
パチリ!
「「「ロン!」」」
「え!?」
「大三元!」
「四暗刻単騎!」
「国士無双!」
「嘘でしょぉぉぉ!!!???」
「はいすーちゃん、大負け!」
長楽天で私と青雀。桂乃芬さん、素裳さんの4人で帝垣美玉牌を囲みながらそんなことを言い合っていた。
実際このところ羅浮は物々しい空気が漂っている。
特に雲騎軍の負傷者が多いらしく白露ちゃんもその対処に追われていて外に遊びに行けない事にとても不満そうだった。
「じゃあ約束通りすーちゃんが今日のお昼奢りね!」
「うっ!?」
「いやー、まさか3人揃ってあんな役が揃うとはねー」
「あはは・・・」
「ふー・・・久しぶりにこうしてお昼を食べられて楽しかったです」
「たまたまはくちゃんと鉢合わせて帝垣美玉する事になるとはねー。楽しかったよ。お二人さん」
「じゃあそろそろお開きだね!・・・ほら、いつまでもしょげてないで行くよ」
「う〜・・・そうだね・・・奢る事になったのは残念だけど楽しかったから良かったよ・・・うん、じゃあそろそろ行こうかすーちゃん。青雀もありがとうね!また帝垣美玉やろう!」
「お!じゃあ次は何を賭けようかなぁ」
「ええ!?次は何も賭けないで普通にやろうよ!!!」
「「あっはっはっ!!!」」
「うーん・・・やはりところどころに豊穣の影響を受けた兵士の方や裂界造物が跋扈してますね・・・」
「はい・・・」
その日、私は停雲さんは航行を終えた後雲騎軍の方2人と合流して一緒に流雲渡しを歩いていました。
停雲さんの商船の運転手兼護衛として停雲さんと一緒に航行をすることになった私は道中特にトラブルもなく羅浮への帰還を果たして玉界門をくぐりました。
「道中は無事に終わりましたね。うん、本当に何も起きなくてよかった・・・」
「ええ。百珠さんの操縦のおかげです。」
「・・・お二人とも、星槎界も安全とはいえない状況です。まだ気を抜かないように・・・」
「はいはい、分かっていますよ。」
「うわぁぁ!!??」
すると何処からか悲鳴が響きわたってきた。
「!すみません様子を見てきます!」
「あ、!待ちなさい!!!」
悲鳴を聞いた私は自分でも分からないまま咄嗟に走り出した。
雲騎軍の方の静止を振り切り私は悲鳴が聞こえたところへ駆けつけた。
「・・・ここは百珠さんに任せましょう。」
「し、しかしそれは」
「彼女ああ見えて運がいいんですよ。それに護衛としても来てるんですから大丈夫です。百珠さんに任せて私たちはゆっくり行きましょう。」
「は、はぁ・・・」
「た、助かった・・・ありがとうな!」
「いえ無事でよかったです!それでは!」
少ししてから悲鳴をあげていた人を助けてから比較的安全な場所積玉坊まで案内した私は停雲さんと合流するために目的地に急いだ。
走って少しすると停雲さんの姿が見えた。
そこには停雲さんに飛びかかろうとする魔隠の身、兵卒の姿が・・・
「危ないっ!」
私は咄嗟に弓を引いて矢を放った。
放たれた矢は無事魔隠の身、兵卒に命中して安心しているとどうやら見たことのない3人組・・・黒いコートを着たバットを携えたグレーの髪をした男の子、可愛らしい服を着て弓を持っているピンク髪の女の子、杖をついている眼鏡をした茶髪の紳士が一緒にいる事に気がついた。
「ええっと、皆さん。ご無事でしたか?」
どういう事なのか分からない私はとりあえずそう微笑んでそう言った。
帝垣美玉が麻雀と同じルールかは分かりません()後冒頭のは某麻雀ネタです。
来年はもっと話を進められるように頑張ります。