一般通過TS転生ナギサ様   作:ナギサ推し

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 ハナコの知能が高すぎて書き手の知能が足らないので、解釈違いなどあったら申し訳ありません。


プロローグ
一般通過TS転生ナギサ様


「うぉっでっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 目の前には、有数のデカさを誇る巨峰が聳え立っています。何せ私の目線を足元まで下げても私の靴が見えるほど胸は薄いのです。

 それに比べて、目の前の巨峰はどう考えても誘ってるでしょう!と既にお別れした心の中の息子が苛立ちます。

 

 デカすぎて胸の反発係数が1.0くらいはありそうです。

 

 ちなみに目の前の巨峰の持ち主はユメ先輩です。

 

 そう、砂漠で干からびてしまう運命のお方です。

 

 キヴォトスに転生して、トリニティ総合学園に進学せざるを得なくなり、余りの治安の悪さと政争にウンザリ・・・・・・してきたので、せっかくのキヴォトスを楽しまないとやってられないと思い立ちまして柴関ラーメンを食べに行こうとした時に出会いました。

 

 そう、最初は緑がかった水色のロングヘアーの普通の少女が何か絡まれてるなーと思いながらスルーしようとしただけだったのですが、アビドス編でご開帳されたホシノさんくんの先輩にあまりにも似ていたので二度見してしまいました。

 

 そして邪な心が首をもたげたのでした。

 

 彼女と仲良くなれば、ユメ先輩とホシノの百合が間近で見れるのでは?

 

 原作が崩壊してしまう事も一瞬過ぎりましたが、歴史の修正力で大きく逸れることはないだろうと思い直し介入することにしたのでした。

 

「すいません・・・・・・うぉっでっ!!!!!!」

 

 は?この胸をホシノはずっと独り占めしてたと言うのですか?反則だろ!私は許しても世間は許してはくれませんよ!

 

 ひとまず高額商品転売の典型な壺が云々〜とほざいていたので、何だぁ?テメェ?こちとらトリニティのお嬢様やぞ?鑑定士の1人や2人や100人すぐに呼びつけるが?(ガチ)

 

 と凄みながら、そういえばこのモノホンの壺がそういえば実家に転がってたなと思い出して詰めたらまさかモノホンの所有者が出てくるとは思っても居なかったようで急いで荷物を纏めるとせっせこと逃げ帰ってしまいました。

 

 前世でも壺は悪徳商法のタネになっていたこともあるが、その何故かトリニティの中でも由緒ある壺が実家にあるのかは良く知りません。

 

 今度両親に聞いてみるかと思い返し、早速両親に聞いてみようと思い立ちこうはしてられないとその場から立ち去ろうとしたのですが。

 

 当のユメ先輩と思われる人に呼び止められたのでした。

 

 そこで当初の目的を思い出しました。そう、百合をこの目で見ることだと。

 

 そう、私はこの目で百合を見届けなければならないのです!

 

「そういえば名乗っておりませんでしたね?申し遅れました、トリニティ総合学園1年生戦車戦術部の桐藤ナギサと申します」

 

 ちょんとスカートをつまみ淑女の挨拶を敢行します。

 

「私はユメ、梔子ユメだよ!アビドス学園の3年生だよ」

 

「梔子ユメさん・・・・・・梔子さんとお呼びさせて頂いてもよろしいでしょうか?」

 

「そんな堅苦しい呼び方じゃなくても良いよ、ユメって呼んで!」

 

「それは・・・・・・わかりました。ではユメさんとお呼びしますね」

 

 それからと言うもの、ユメ先輩に紫関ラーメンを案内してもらったり、他にもこの時にはまだ残っていた商店街のお店を案内してもらいました。

 

 その後モモトークを交換して別れようとした所にホシノさんが機を見計らったようにその場に現れたので、ユメ先輩に紹介頂いたのです。

 

「この子はホシノちゃんだよ、私の可愛い後輩なんだ!」

 

「・・・・・・」

 

 キレてた時代の過去ホシが剣呑な目を向けてきますが、仕方ありません。政争が有名でトリカス仕草マシマシであるトリニティ総合学園の制服を着ていれば、何をしにこのど田舎に来たんだ、お前は?のような事を思われるのは必然でしょう。

 

 ホシノさんの背が低いのでユメ先輩に思いっきり抱き寄せられていますが、その巨峰がホシノさんの顔に埋もれています。

 

 と言う事でホシノさんに生暖かい目を向けながら、ホシノさんに向かって淑女の必殺カーテシーとともに、自己紹介をすることにしました。

 

「お初にお目にかかります。トリニティ総合学園1年生戦車戦術部の桐藤ナギサと申します。どうぞお見知りおきを、()()()ホシノさん。ホシノさんはユメさんととても()()()()()()()()?」

 

 ここで謎のお前のことは知っているぞムーブでトリカス度合いを見せておき、更にホシノの危機感を煽ります。

 

 あ、そのショットガンを私に向けないでください、死んでしまいます。

 

 そういえば途中から後ろから何か暁のホルスの視線が背中に刺さっているような気がしましたが、気のせいですね。

 

 実際は気のせいではないのですが、こう言う時にしっかりと煽ってあげないと純度の高い百合は見れませんから。

 

 

 

 そして帰り際ホームに誰もいないハイランダーの駅舎で、先ほどまで我慢していたユメホシ(ホシユメでも可)の波動に感極まり思わず叫んでしまいました。

 

「ホシユメは!ありまぁす!!!!」

 

 

 

※※※※

 

 

 

 

 何だよホシユメは!あります!って。

 

 

 え?ユメ先輩はどうしたのかって?それは勿論星になりました。原作を知っているなら助けられただろうって?それは流石に無理でしょう。

 

 うっかり原作を変えて選択肢を間違えるとそれこそキヴォトス終焉ですし、私も派閥内でこれが大人を経験した差なのだよ君達ぃ! と派閥内政争に巻き込まれたので対抗していたのです。

 

 そもそもユメ先輩の死因は原作では余りよくわかっていません。遭難じゃないかとか言われていましたけども、それを防ぐには付きっきりでユメ先輩に張り付かなければならないと言う事で、さすがの私でも無理があろうと言うものです。

 

 ホシノさんには悪い事をした気がしますが、今もホシノさんや新しく入ったノノミさん、シロコさんなどのアビドスメンバーとも交流は続いている所です。

 

 ノノホシ最高過ぎるだろ!!!!!

 シロホシ最高過ぎるだろ!!!!!!

 

 そしてホシノはネコってはっきりわかんだね。

 

 

 

 

 と言う事で一年もあっと言う間に過ぎ去り何やかんや、そんなこんなありまして、早いもので2年生になりました。

 

 フィリウス分派の現長でホストを兼任している方からお前もティーパーティーに入らないか?と言う鬼の囁きに乗りまして所属が戦車戦術部からティーパーティーに変わりました。

 

 そして先輩方も卒業し次のティーパーティーの次席生徒会長の席に座ることになったのです。

 

 最初のホストは前のホストがフィリウス分派でしたので、次はパテル分派のミカさんになります。そしてセイアさんにホストが渡り、そしてーーーーーー

 

 1年生ではいろいろとアビドスとゲヘナとミレニアムと、DUにもちょっかいを出しに行っては濃厚な百合を摂取してきましたが、そろそろ原作が始まる頃合いになります。

 

 超人と呼ばれた生徒会長が失踪しシャーレの先生が着任します。そしてキヴォトスの問題を完全に解決したとまでは言わないものの、まだ未熟な生徒達を青春へ導く物語がいよいよ始まるのです。

 

 

 覚悟を決めなくてはなりませんね。

 

 一番安牌なのは原作をなぞる事です。キヴォトスは治安が悪いのは言うまでもありませんが、厄ネタが大量に転がっています。それはもちろんETO編もそうです。一歩間違えればキヴォトス終焉に繋がりかねません。

 要はつまりは私が悪役となり、補習授業部を設立し数ある妨害工作を行う事。

 

 全てを原作通りにすれば上手く行くはずなのです。

 

 

 それなのに。

 

 

 どうしてこうなったのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

「ナギサちゃん、どうかしましたか?」

 

「ハナコさん、申し訳ありません。眠気で意識が飛んでました」

 

「それだけではないでしょう?最近のナギサさんは妙に緊張しているように思えます。良ければ私にーーーーーー「ハナコさん」」

 

「余計な詮索は無用です。私はこれからティーパーティーの次席生徒会長となります。そうなれば私を都合よく利用しようとする勢力が、私と仲良くしている貴女の争奪戦を仕掛けようとするかも分かりません。ハナコさんもそれに巻き込まれるのはお嫌でしょう?

 それに私は数ヶ月後の未来にて貴女に酷い仕打ちをすることになるのです。ですから貴女の心を救うのは私ではなくーーーーーー」

 

 補習授業部なのですから。

 

 

 彼女はまさに今これから咲き誇る百合の花の蕾なのですから、あるべき場所へ戻すべきでしょう。そう、ハナコハやハナセイのような百合の花園へ、そっと気付けないように植え替えてあげるべきです。

 

 断じて私のような薔薇の造形と一緒にしてはいけません。せっかく綺麗に咲き誇る筈の百合が枯れてしまいます。

 

 脳が破壊されてそうなハナコさんの顔を見ながら、カップに入ったエスプレッソコーヒーを啜ったのでした。

 

 少しガバをしてしまいましたが、これでハナコさんの私への好感度は相当落ちた筈です。

 

 後は補習授業部の面々が固い友情を結び、ハナコさんは美しくも楽しい青春を紡いでいくのです。そのためにもゴミはゴミ箱へ、花はゴミ箱ではなく花壇へ植えるべきであり、その線引きはきっちりとしなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 なお後日、ナギサは思い知る。

 

 ハナコを敵に回した時の厄介さを。

 

 次回、ナギサ(社会的に)死す!デュエ⚪︎スタンバイ!




・桐藤ナギサ(本作)

 言うまでもなくブルアカプレイヤーのオタクで、百合を一番に推しているが、ヒナ先(男)やミカ先(男)などの異性カップルも推す割と雑食なオタクだった。

 なお推しの間には挟まらない主義だが、推しと推しをくっつけるならわざと焚き付けようとする。

 なお百合を観測するためとせっせこと関係を気づいていた所、うっかりでハナコと仲良くなったり、その他様々なネームドやその他モブちゃんと交友関係を持ち、その癖何かあると、いや・・・・・・貴女は悪くはないんです、ですがその告白を受ける権利は私にはありません、私が悪いのですとか言って少し距離をおき、あらゆる女の子を泣かせたり人間関係複雑骨折させている罪な野郎である。
 そもそも自分ごときが優しくしたりした所で、それが恋やら何やらに発展するわけがないし、せいぜい知人以上友人未満とかその辺でしょうとか思っている。


 百合を観測するために、個人的な交友関係を広げていったため耳も広く、政治的対立でよからぬことを企もうとしていた奴は、百合を守るために潰すなどきちんと政争もやる人。なお政争は仕事と割り切るタイプである為、きちんと私情とは切り離す。
 その癖誰をも信頼し、また優しいためナギサ様の良さは私だけがわかっている系女子を量産する。

 なおその優しさが政争で疲れたトリニティ生らにスーッと効いて重めな愛の感情を抱かれがちである。

 なおミカやセイアに対しては友人だと思っているし、ミカに対しては親友だと思っている。

 先生と同じくらいタチが悪いクソボケである。なおゲヘナ等にもよく1人で趣味の観光に行っており、転生前の倫理観は残っているものの、いざ暴力を振るう必要があるとなればゲヘナ流になる。

 ケツはデカい。何とナーフ前である。
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