アビドス編の一幕〜一般通過トリニティ総合学園フィリウス分派首領〜
背景、皆様。皆様はアビドス編でこう思ったことはないですか?
シロホシ(ホシシロも可)てぇてぇ!!!!!!!と。
またノノホシもまた良きなりです。
え?黒先が良い?いやーそれはちょっときついっすよねぇ?
と言うわけで原作が開始しました。連邦生徒会長の失踪!アホみたいに悪化していく治安!なぜか解体されるSRT特殊学園!
癒着している防衛室!簡単に出てくる世界滅亡案件!
はっきり言ってクソ。
なので、ヴァルキューレへの転校に内心不満があるSRT生徒を引き抜いていきましょうね〜?
あぁ〜っ!正義実現委員会に特殊部隊がポップする音〜〜っ!!!
というわけで、治安が悪化していくことにより際限なく増えていく修繕費の対処は、治安組織の強化で短期的に解決するしかありません。
という事で、正義実現委員会への予算ドーン!SRT元生徒*1を私の交渉術(必殺⭐︎下手に出る!)でなんとか引き抜き教官として来て頂けることになりました。
その後、正義実現委員会にて選抜された娘達によって特殊強襲部隊SAT*2を編成しました。当分は教官として来てくれた元SRTの娘達が実地指導という事で正義実現委員会の選抜されたメンバーと一緒に様々な事案に対応してくれることになりましたので、治安の悪化は抑えめの傾向にあります。
やはりキヴォトスでは力が全てなんですよねぇ。なんともまぁ物騒な世界で生きにくいったらありゃしないですが、平和な日本では扱えなかった.357マグナムを好きなだけ撃てて格好つけれるのはキヴォトスだけでしょう。
という訳で色々と七面倒な仕事を片付けて物凄く疲れてしまいました。最近ゲヘナで銃撃戦をしていないからかもしれませんね*3。
これはもうジャンキーなものを食べにいくしかありませんね。
思いたったが吉日です。
政務は全て終わらせたので、ちょっとラーメンを食べにアビドスへ行きましょう。
駅から列車を乗り継ぎ、旧アビドス自治区行きの列車に乗りこみました。
ガラガラの列車でローカル線用のディーゼル1両編成で、クソ硬い席と響いてくるエンジンの振動でケツが痛くなってしまいます。
このキヴォトスではろくに旨いラーメン屋がなくて困ります。
トリニティというお嬢様学校を擁する自治区ならそういうジャンキーなものはないのは当たり前ですが、そういうラーメン屋がありそうなD.U.やゲヘナにおいても最近は味の劣化が激しいです。
大凡カイザーの食品関係への進出が原因なのですが、そういう店は大体美食研が吹き飛ばしてくれますので、ありがたいことですね。
キキーッと耳障りなブレーキ音が響き、停車のショックで身体が前に振られました。
窓を覗くと目的駅に到着していましたので、バッグを手繰り寄せて駅へと降りました。
「あっつ!!!」
冷房で冷えっ冷えっになっていた車内に比べて、砂漠化が著しいアビドスの外は暑いにも程があります。だらだらと溢れ出る汗を拭き拭きしながら歩いていくと、一般通過ヘルメット団に囲まれてしまいました。
「おい、よく見たらこいつトリニティの生徒じゃないか。お金持ちお嬢様がなんでこんなところにいるんだぁ?」
「こいつを人質に取れば身代金がっぽり取れますよ頭ぁ!」
……うるさいですね、頭にキンキン感高い声が響きます。
.357マグナムの肥やしにしてしまいましょうか。
いえ、ここで安易に手を出せば正当防衛に該当しなくなります。
「じゃあ、お前、こっちに・・・・・・ウボァっ!?」
銃口を向けられた瞬間に腰の革製ホルスターから愛銃である.357マグナムリボルバー『プレミアムブレンドNo.2』を引き抜きながら左手右親指でハンマーをコックし腰ダメで射撃します。
ダァン! というマグナムのクソでかい発射音が響き渡り、拳銃弾の中でも威力が段違いの.357マグナム1発を顔面にモロに食らって痛みで蠢く、ヘルメット団のお一人様が出来あがりました。
「なっ・・・・・・!?お前よくもお頭ぅぉっ!!ぶへぇ・・・・・・」
「キューン」
「や、止めてくれ、私が悪っブホォッ・・・・・・!」
「汚い声ですね」
後はヘルメット団が激昂しますので、ゆっくりと丁寧にマグナムで撃ち抜いてあげる簡単なお仕事になります。
後は銃撃戦の音を聞きつけてやってくる賞金稼ぎの相手をするだけです。
そう言えば私桐藤ナギサは後ろから声を掛けられると腰のリボルバーで撃ちたくなるので、可能であればやめて欲しいのですが他の人に言っても理解されません。
そもそも先ほどの銃撃戦で6発全てを撃ち切っているので、撃ちたくても撃てないですし、これから話しかけてくる彼女もその事は分かっていてわざとそれをやっている節があります。
その彼女とはアビドス編にて重要人物の一人になる、過去の女に囚われてコスプレしている桃色ロングヘアの痛々しい同年代の知己でした。
彼女は小鳥遊ホシノ17歳。アビドス高校3年生であり、普段は夜に賞金稼ぎをしている模様です。
「うへぇ、派手にやったねぇ、ナギサちゃん」
振り返りながらリボルバーのシリンダーをスイングアウトして、イジェクターロッドでシリンダーに張り付いた薬莢を押し出します。
そして薬莢が地面に落ちる音を聞き流しながら、バックから.357マグナム弾の入った箱を取り出して弾を6つ取り出し、1発ずつシリンダーへ挿入していきます。
特に戦闘中でない時はスピードローダーなどは使う必要がありませんし、この装填方法もロマンがあって良いですよね。
かちり、かちりと何とも心地よい作動音にうっとりしながら装填していきシリンダーに6つ全てを装填し終えました。
あとは右手首をスナップさせた勢いでシリンダーを戻し、右手人差し指にトリガーガードに指をかけガンスピンでクルクルと回しながら腰のホルスターに戻します。
さて、今日のホシノさんはどうしたのでしょうか?
妙に急いできたみたいな様子ですが、何故か此方を妙に責める気配もある様な気がしますね。
「そうでしょうか?私は火の粉を振り払っただけですよ、ホシノさん?」
「アビドスに来るなら、連絡してくれたら迎えにきても良かったんだけどね〜」
彼女のその顔には、ありありと自責の念と焦燥感が浮かんでいました。
かつてあった事は互いに水に流しましょうと言った筈なのですが、ホシノさんの心情ではそうはいかなかった様です。
最近は特に強く、私がアビドス周辺で銃撃戦をした最中やその後すぐに姿を見せる事が特に多いです。
しかも、ホシノさんが強い事を自覚しているため、夜間パトロールを原作通りしている様で、夜間パトロール明けも余り眠れていないご様子です。
「ホシノさん、私を気遣って頂けるのはとても嬉しいのですが、ホシノさんほどではありませんが、私もある程度の自衛力は持っていますよ?ここまで私を守っていただかなくとも私は大丈夫ですよ」
「うへぇ〜そうかなぁ?トリニティ総合学園の生徒会長さんの一角が、護衛もなしにここに来る方がおかしいと思u「何より、ホシノさんは余り眠れていないですよね?以前よりやや目元の隈が強くなっていますよ?」え・・・・・・うそ」
「えぇ、本当ですよ?そのままですと今は良いかも知れませんが、睡眠不足でホシノさんが倒れてしまうかも知れません。そうなってしまうと私は悲しくなってしまいます。アビドス高校の生徒数は依然として少なく、後輩の方々の力量もホシノさんほどではないというのは存じておりますが、もっと皆さんを頼ってあげてください。そして自分を大切にしてくださいね?」
「あ・・・・・・う・・・・・・」
「では、私は柴関ラーメンを食べる用事がございますのでここでお別れいたしましょう。それとも一緒に食べにいきましょうか?でしたら私が奢りますよ?」
ピッと黒のカードを取り出して彼女に見せます。柴関ラーメンはあの美味しいラーメンに対して金額が安すぎます。
D.U.とかで出店すれば1杯1000円後半はとれる程でしょう。
ですが、大将の心意気であの値段設定になっているのですし、それこそ無限の胃を持っているアカリさんに奢りさえしなければ問題はありません。
「あ・・・・・・ナギサちゃん。その前にアビドス高校の校舎に来ない?皆喜ぶと思うよ〜?時間があれば寄っていかない?」
それでも良いかも知れませんね。うまく空気に溶け込めれば百合をゆっくり間近で鑑賞できるかもしれません。
「ええ、分かりましたホシノさん。一緒に行きましょう?」
ホシノさんと一緒に歩調を合わせてアビドス校舎へ向かいます。
2年前はまだあった商店街もすっかり少なくなってしまい人口も激減しています。
生徒数も大変少なく学園自治区の体裁を成していない状況です。
私が好きだった美味しい和菓子のお店も、コーヒーショップも、コーヒー店も何もかも撤退してしまいました。
そして残ったのは柴関ラーメンだけになりました。
市街地も砂の侵食で風化が激しく、看板も文字が掠れてきています。
暫くホシノさんとお話しをしながら歩いているとあっという間にアビドス校舎が近くなりました。
すると、銃声が多数聞こえます。銃撃戦でしょうか。
「急ぎましょう、ホシノさん」
「うん、そうだねナギサちゃん」
ホシノさんと一緒に走り出します。
やがて見えたのはヘルメットを被った一団でした。アビドス高校校舎へは複数回ヘルメット団による襲撃を受けています。
その度撃退しましたし、私もその撃退戦に居合わせ参加したこともありました。
ですから、いつもの襲撃で残っていた皆様が対応しているのかと考えていたのです。
うっかりしていました。私が原作の流れに登場する事になるとは思いもしていなかったのです。
暫く走れば、陣地構築したヘルメット団が見えました。
「うへぇ〜、皆待たせたね〜」
「ホシノ先輩、ナギサさんも!」
ホシノさんは重厚な盾を展開すると銃撃戦の前線に躍り出ました。
「ほらどいてどいてー?」
「オラッ!マグナム!」
「ピンク髪の奴、やっぱり居たぞ!」
「あのリボルバーの奴も居るぞ!」
「とりあえずピンク髪のやつに撃て、アイツさえ倒せば・・・・・・ぶへぇ!!!」
それと同時に、私は腰のパイソンを抜きホシノさんを狙おうとしているヘルメット団の1人へ狙いをつけて3発ぶち込んで差し上げましたところ、幸いにも気絶するほど喜んで頂いたのです。
あのヘルメット団の方々には私はリボルバー使いとして認識されているようで、事あるごとにそう言われるのです。
一人目を倒した後、後は私を狙おうとしている命知らずを見つけたので、シリンダーの残りの3発をまた叩き込んで差し上げて夢の中へ招待させていただきました。
シリンダーは空になったので、ラピッドローダーを引き抜き、薬莢をロッドで押し出して排莢し新しい銃弾を入れて装填します。
この間僅か3.5秒!
まぁリボルバーのリロードにすれば早い方でしょう。
さて、と。
どうやらシャーレの先生は既にきていた様子です。
これからのお手並み等を拝見させていただきましょうか?
それから暫くしホシノさんと私の加勢、そして先生による指揮によってヘルメット団を撃退する事に成功いたしました。
さて、奇しくも原作に合流してしまいました。これからの行動を考えなければいけないようです。
一方その頃の浦和フラワーさんちゃんは、ナギサ様からの突き放しのショックとナギサ様によるメンタルケアがなくなった事で、色々と物理的に開放的となった。
なおナギサ様はハナコの事について“原作通りだな、ヨシ!(現場ネコ並感)”と思っているし、原作の登場者のキーパーソンであるハナコ本人がナギサに対して恋愛感情を抱くことはないと思っているし、自身に対してクソ重い恋愛感情を抱いている事に全く気づいていない。
『ナギサちゃん・・・・・・私は・・・・・・』(クソ重い重力を帯びた声)
小鳥遊ホシノ(本作)
ナギサと1年生の際から交流あり。最初はユメ先輩経由であったが、ユメ先輩が死亡する未来を知っていたナギサに対して八つ当たりも同然に詰り、ほぼ無抵抗な彼女を半殺しにし掛けたが政治的軋轢を避けるためナギサは穏便に済ませた。
なおその事をヒナは知っている。
その後も変わらずにアビドスやホシノ自身の事を気遣うナギサに対して相当な負い目がある。
今更ナギサを事あるごとに守ろうとしたって過去のした事は消えないのにね(悪魔の囁き)
なおナギサはノノホシやシロホシを観測するためにホシノに接触した。ホシノに丁寧に接する理由は、前世の大人として、1ブルアカファンとして気遣っている事と、ユメ先輩が死んでしまう事を原作の崩壊を恐れて大筋だけでも沿わせようと介入しなかった自身の負い目から。
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