いつもこの不出来な作品を観てくれてありがとう!
少しでもいい評価くれると喜びます!
今回は有名なあの人が登場するよ!
8月6日一部加筆修正をしました。
―虹龍(妖怪獣)―
危険度…極高
友好度…極低
出没地域…中国から日本の東アジアにかけて
中国に伝わる龍の一種或いは鱗を持つ龍、姿が変態する龍の成長過程の幼齢期の名称である。
人里遠く離れた湖や水のある静かな場所の水底或いは池や河川に住み着いているされており水に潜っている事から“潜蛟”とも呼ばれる
その姿は枝分かれせず真っ直ぐで短い角を持ち退化して短くなった全部で四本の爪を持つ足があるといわれる。
虹龍は五百年水中に住み続け、ある程度成長すると雲や雨に乗じて龍へと変態を遂げる。
『本草綱目』*1という書物では眉が交生するのでその名 が付けられたとされており、その姿は長さが3mほどあるが大きなものでは太さが数抱えにもなるという。また、蛇体に獅子を有しており、足は平べったく盾状になっているとされる。
妖怪と言うより土地神とも言うべき存在であり、出会うことはまず無いだろう。だが、出会ってしまったのなら一目散に逃げるかお供え物をするのが良いと考える。
幻想縁起から抜粋
稗田阿求
◆
父と母は妖怪獣から避難していたが避難している最中に真名と合流した。家に帰る事になったが真名は鬼太郎の安否が心配だった。しかし、1人で地下に向かった所で何かが出来るわけではないので、無事を信じて家にいる事にした。
避難していた地域住民は政権が八百八狸軍団に譲渡された事で妖怪獣が停止。真名を含め家に戻ってきた。次の日から八百八狸軍団による政府が始まった。
そこからは露骨な差別が展開された。
タヌキ侮辱罪、等という法律が可決され「タヌキ」と言っただけで法律違反とされ逮捕された。また、「タヌキうどん」も勿論アウト。
タヌキに反対的な思想を持つ人物や反抗的な人物は逮捕され、昨日今日で逮捕者は5000人以上にのぼるとされる。
そんなタヌキに媚びる派と抗戦派とで日本の意見は大まかに二分された。反タヌキ派の人の家が原因不明の火事で家が燃えたとしても、消防は出動せず露骨な差別が広まっていった。
そして近所の人達は互いに反タヌキ派ではないかと監視し合う国になってしまい、人間達の間に疑心暗鬼や猜疑心が生まれていった。そして、そんな負の感情を吸収する黒い幽霊がいた事を知るものは居ない。
◆
―犬山家―
夜。真名は父と母と共にリビングでテレビのニュースを見ていた。本来いるキャスターがタヌキに変わっており反タヌキ派の人間が逮捕されたことが報道されていた。真名含め、大多数の日本国民はこれからの国の行く末を不安に感じていた。
夜遅く寝る時間になったことで真名はパジャマに着替えて髪をおろして後は寝るだけとなっていた。だが、窓から物音がする為、自室にいた真名は不思議に思い窓を開けるとベランダには猫娘がいた。
「猫姉さん!どうしたの?」
「とりあえず皆を入れてくれない?」
そう言って指をさすとそこには子泣き爺や砂かけ婆、目玉のおやじに一反木綿がいた。尚、ぬりかべは部屋に入れない為ベランダで待機である。
「それにしても、親父さんよく無事だったね!」
「ああ、ぬりかべに見つけてもらっての…何とか助かったが鬼太郎が…」
「おやじさん…地下で…見かけた」
「けれど結局鬼太郎はどうかしたの?」
鬼太郎が真名を逃がしてから音沙汰がなくて不安だったが目玉のおやじの言葉で鬼太郎が更に心配になった。
おやじさんはゆっくりと口を開いた。
「鬼太郎はわしのせいで…要石と呼ばれる奴らのエネルギー源を破壊したら石になってしもうた」
「どうゆうこと?」
「八百八狸は呪術の使い手じゃ。おそらく妖怪が触ると石化する呪術が仕込まれていたのじゃろう」
親父さんの言葉に猫娘と真名を含めた皆が驚いた。皆が悲しみ次の一手を考えていると真名がある疑問を呈した。
「妖怪がその要石?ってのに触れると石になるなら人間が触ったらどうなるの?」
その言葉に皆は言葉を失った。静寂を破った親父さんは真名の提案を受け入れるつもりだった。
「うむ。その点は盲点じゃった。我々だけじゃ思いつかなかったじゃろう。人間である真名ちゃんならではの視点じゃな」
「ってことは?」
「勝算は十分にあるじゃろう。じゃが危険じゃぞ」
真名は武器も能力も持たない一般人だ。そんな真名が八百八狸軍団に楯突いたらどうなるか分からない上に刑部狸に掛けられた呪がどうなるかも分からないため目玉のおやじは難色を示した。だが…
「いっつも鬼太郎に助けられてきた。今度は私が鬼太郎を助けたい!」
その言葉が決め手となり目玉のおやじは真名ちゃんと一緒に行動を開始する。
皆はもう一回地下帝国に向かい真名に要石を破壊する事を提案。真名も了承して此処に反タヌキ同盟が結成された。
◆
真名達は砂かけ婆や子泣き爺、一反木綿やぬりかべの助力を経て地下帝国へ侵入し、要石の破壊に乗り出した。
だが、呪術の使い手である刑部狸にとって見れば侵入者の存在は直に分かることだった。それに、呪をかけた真名がいることから彼らの所在は丸裸だった。そこで、団一郎ら幹部の狸を鬼太郎一派の抹殺をする為に真名の元に向かっていった。
団一郎、団二郎、団三郎の3体の狸を筆頭に真名達反タヌキ同盟の抹殺に向かった。彼らはそれぞれが反タヌキ同盟のメンバーを分担して戦闘を始めた。
と思ったが、一反木綿とぬりかべが足止めをすることになり、3体は足止めを食らった。その間に真名は要石へと足を向けるが一反木綿とぬりかべは敗北し、ぬりかべは数の差に押された結果倒れ、一反木綿は団三郎に負けて体を引きちぎられふんどしとなってしまった。(えんがちょ)
足止めを食らった団一郎達は真名を追跡して行くと真名を発見した。そこで猫娘、砂かけ婆、子泣き爺は団一郎達を足止めする為に残った。
「猫姉さん!」
「真名は早く行って!鬼太郎を助けて!」
「……分かった!」
そう言って真名は猫娘達に背を向けて走り出す。目玉のおやじは猫娘の髪の毛の中に入って要石の場所に案内する。
そして要石の所に辿り着いた真名は要石に触れようとする。しかし、いざ触れようと言う所で刑部狸のキスを受け、包帯を巻いて誰しもがかかる病気の様に右手が疼くポーズをした真名は本当に疼く右手を左手で押さえるが効果はない。みるみる内にタヌキへと変わってしまった。真名は刑部狸の指示により目玉のおやじを殺そうとする。しかし、残った理性が抵抗しようと試みるがつい最近まで一般中学生だった真名に抗う術はない。だが、目玉のおやじは説得させて自分のことを思い出してもらおうとする。しかし、効果がなく目玉のおやじが捕まりかけた時、急に真名が大人しくなりタヌキから人間の姿に戻った。
真名は人間になったことで触れても問題ない要石に触れた。すると要石はいとも簡単に割れ目ができて砕け散り崖下へと落ちていった。
◆
時間は少し前に遡る。
真名が要石に向かった頃、団一郎と猫娘はタイマンをしていた。
団一郎はシルクハットを猫娘に投げつける。猫娘はその帽子をはたき落とそうとするが、リモコン下駄の事を思い出して回避を選択した。実はこのシルクハットはつばの部分に刃物が仕込んでいるのだ。その為、はたき落とそうとした場合刃が猫娘の腕を切断した事だろう。だが、猫娘は回避した事でシルクハットの秘密に気付いた。
しかし、このシルクハットは所詮初見殺しである為猫娘にこの攻撃は通じない、又、猫娘は接近して爪で引っ掻くのが攻撃手段である以上シルクハット攻撃は分が悪い。そう考えた団一郎は立ち止まり力を込める。すると服が膨張…いや膨らみ破裂した。すると団一郎の姿が団三郎の様な格好になった。
猫娘は接近戦を仕掛けるが団一郎は猫娘の手を掴みハイタッチの様な状態になり2人の動きは力の押し合いとなった。
◆
子泣き爺と砂かけ婆は2人で一騎当千だった。子泣き爺は体の一部を石化させ肉弾戦を仕掛けていく。子泣き爺の石化させた腕の力は西洋の怪物フランケンシュタインと互角の力であり一般兵のタヌキに敵う相手では無い。又、砂かけ婆は名前の通り砂をタヌキに掛けて戦う中遠距離タイプだ。又、砂かけ婆の攻撃の手助けとなっているのが砂太鼓と呼ばれる代償を伴うが強力な道具だ。砂太鼓のお陰で団二郎や取り巻きのタヌキは倒れ、団三郎は子泣き爺によって押し潰され苦しそうである。
「団一郎!助けてくれ!」
「ふん。勝手にやってろ。俺はあの小娘を追う必要があるんだ」
団一郎は倒した猫娘を一瞥。三郎の助けを無視して『八百八狸』と刻まれた葉巻を取り出して吸っている。団一郎は団三郎に別れ文句だけ言うと葉巻を捨て足で処理した後真名の元に向かっていった。
◆
刑部狸は呪術て真名の行動を把握していた。
「あの娘!」
刑部狸は自らの呪術によって縛っておいた真名の呪を発動させる。結果として真名は狸となった。
刑部狸は一安心をした。これで真名は鬼太郎と同じく妖怪となり要石に触れると石になる筈だった。
「そこまでよ!」
その声を聞いた刑部狸は声のする方向を見る。するとそこには紅白の脇を出した巫女の姿があった。
「何者だ!」
「私は博麗霊夢!アンタをぶっ飛ばしに来たわ!」
刑部狸はこの巫女について心当たりが無かった。故に名前を聞いた。そして帰ってきた馬鹿らしい返答に笑いがこみ上げるが霊夢が放つ圧は並大抵ではなかった。故に油断せずに構える。
「《封魔陣》!」
先に動いたのは霊夢だった。霊夢はお祓い棒を振ると刑部狸の地面に薄く光る陣が現れ薄い光が刑部狸を貫いた。しかし、これで倒れるなら八百八狸の長の名折れ、呪術を使い霊夢に妖気の塊をぶつける。ちなみにこの妖力弾は呪術により霊夢を呪殺する効果付きである。
しかし、霊夢は空を飛ぶ程度の能力で妖力弾を避けて御札を放つ。御札は刑部狸の周りをくるくると回り続ける。刑部狸はこの御札を危険な物と考え引き剥がそうとするが霊夢の方が早かった。
「《夢想封印》!」
御札から出た光が刑部狸を貫いた結果刑部狸は息は絶え絶えになり呪を維持する程の余力は残ってなかった。結果として真名はタヌキから人間に戻り要石に触れた結果八百八狸は苦しみ次々と魂だけの存在となっていた。しかし、刑部狸は呪術を使い妖怪獣に呪いをかけ、人間を襲うように仕向けた。しかし、対妖怪のスペシャリストである霊夢の手により妖怪獣に本来より強化されることは無かった。
魂を平然と掴んでいる事にふんどしから解放された一反木綿は冷や汗をかいた。
◆
鬼太郎は真名のお陰で石化が解けたことで一反木綿と合流し博麗の巫女こと、博麗霊夢ともなし崩し的に合流した。
八百八狸が居なくなったことで崩壊し掛けている地下空間から逃げ出すと遥か先で妖怪獣が暴れているのが見えた。鬼太郎は一反木綿に乗って、霊夢は自前の能力で空を飛び妖怪獣の下へ向かう。
鬼太郎と霊夢は情報共有をしたかったが、妖怪獣と言う分かりやすい脅威の前に暗黙の共闘関係が成立し妖怪獣の下へと向かっていた。妖怪獣は口元を光らせ次の瞬間破壊光線を放った。妖怪獣はあっちこっちと移動する二つの標的に対して面制圧の如くビームを行ったり来たりさせた。結果2人は雲の外へと行ってしまった。
真名は鬼太郎を心配するが、数秒もすれば鬼太郎と霊夢は雲から脱出し鬼太郎は至近距離からの《指鉄砲》を霊夢は《夢想封印》を放った。
《指鉄砲》は爆発したが目立った外傷はなく、《夢想封印》は効果はあるものの的がデカいだけに足止めをする程度であった。だが、刑部狸の怨念を多少取り込んでいるので妖怪獣は無理やりビームを放った。
ビームは回避される可能性のある鬼太郎や霊夢ではなく地上に居る真名達を狙った。真名は死を覚悟したが鬼太郎は零毛ちゃんちゃんこを広げてビームを抑え込み霊夢は続けて攻撃を行い行動を阻害していた。
そしてビームを闘牛の赤マントの如く跳ね返し妖怪獣へと当てた。その間に真名達は逃げようとするが真名は逃げなかった。鬼太郎は地上に戻り全力の《指鉄砲》を撃とうとするが真名は逃げずに鬼太郎に話しかけた。
「鬼太郎!」
「何してるんだ!早く逃げろ!」
「違うの!これ」
そう言って真名は要石を触れた手を見せた。するとそこには虹色に輝く模様らしき物が手に刻まれていた。
「これは…要石の力じゃ!恐らく要石を壊した時に真名にちゃんに流れ込んだのじゃろう」
目玉のおやじはそう結論づけた。
「私も力になりたいの!」
そう言った真名の表情を見て鬼太郎は了承。真名は鬼太郎の背中に要石の力がある手をのせ、鬼太郎は全力の《指鉄砲》を撃つ姿勢をとる。真名から鬼太郎に要石の力が譲渡され虹色の眩い光を放った。鬼太郎は《指鉄砲》が準備完了した結果放った。
「《指鉄砲》!」
そう言って《指鉄砲》を放つと普段とは何倍も太い《指鉄砲》が放たれ妖怪獣の半身を吹き飛ばして妖怪獣から始まった日本のクーデタは収束した。
◆
妖怪獣を討伐した時黒マントの幽霊が真名の手にどす黒い悪意を植え付け『木』と言う字を付けた。これが何を意味するのかは誰も知らない。
◆
「鬼太郎?所であの紅白の巫女さんは一体?」
クーデタが落ち着いて目玉のおやじは鬼太郎に今まで疑問に思っていた物をぶつけてみた。
「いえ…それが僕には分からないんです」
「それについては私から説明するわ」
そこには噂の紅白の巫女さんがいた。
「お主は一体?」
「私は博麗の巫女よ」
目玉のおやじの言葉に素っ気なく答えた霊夢。目玉のおやじや鬼太郎達は情報を共有した。
「稗田の要請でね。今回のクーデタ鎮圧に協力した形よ」
「何と!稗田殿の関係者じゃったか」
目玉のおやじの言葉に霊夢は頷き続けた。
「私は博麗の巫女として妖怪を退治するの。だけどそれは害をもたらす奴のみ。貴方達は大丈夫だと思うけど気を付けなさい」
そう言って霊夢は空を飛び去って行った。
「どうやって飛んでるんでしょうか?」
「さぁのぅ…」
◆
クーデタから一夜明けた日、真名は学校へ登校していた。
真名は狸に寝返った友人を見つけ寝返った事を謝ってきたので頭にチョップを食らわせたのは此処だけのはなし。
◆
阿求はある人物の下へ訪れていた。
「今回の騒動を受けて対妖怪の専門機関を秘密裏に運営すべきであると提案します。今回の騒動で民衆が妖怪の存在に気づき始めています。幽霊族の鬼太郎殿の活躍も有り被害を抑えれていますが効果は最近では限定的になりつつあります。」
淡々と述べていく阿求の様子を普段の彼女を知るものが見たら驚くだろう。冷静沈着な彼女が冷や汗をかき、あまつさえ頭を垂れているのだ。
「博麗の巫女様の活躍も有る為、陰陽師の末裔による組織を結成、機密保持をした上私の書物を限定的に公開し対策を講じます」
話を終えると話していた相手が退出を促した為阿求は背を向け無いように下がり部屋を出る前に部屋中央にいる人に向かっていった。
「天皇陛下万歳!」
歴史関係の二次小説書こうと思ってますけど需要ありますかね?
後、東方キャラの登場ってゲスト出演でも多くしたほうがいいですかね?
尚、この作品は特定の思想を作者が支持及び広める意図はありません。
東方キャラの追加について
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