こんにちは、対ホロウ特別行動部第0課です。~新エリー都の影だった少女は、自分探しに行くようです~ 作:俺がいれば、他はいらん
本編を読み進めたい方は次話以降の「0課行動記録」からどうぞ。
「0課行動記録」の最後の3話を読めば、「特別劇場:影なき影の居場所」も読める仕様になっています。
【極秘資料】対ホロウ特別行動部第0課人事ファイル ※ご確認ください
市長閣下
お時間があるときにご確認ください。
H.A.N.D - 対ホロウ特別行動部0課 人事ファイル
機密レベル / Hg
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[0-01]コードネーム:
実名:C■■■■ L■■■■■■(一部情報削除済み)
性別:女性 年齢:不詳
(肩ほどまで伸びた黒髪、漆黒の瞳、大人びた柔和な笑みの女性の写真が添付されている)
役職:同課課長
彼女は非常に優秀で冷酷な女性です。彼女は第0課に補充された人員の身辺調査及び監督を行い、上層部──つまり我々ですが──との連絡役を担っています。エーテル適性あり。
彼女自身の経歴は、公的な記録によれば5年前のH.A.N.D入庁以来、第二ホロウ解析部に在籍していることになっています。
旧都陥落の生存者ですが、陥落以前の情報は何者かによって削除されており、知ることはできませんでした。
[0-02]コードネーム:
実名:不明
性別:女性 年齢:19?
(淡い水色の髪、右目に取り付けられた物々しいデバイス、まだ幼さが残る、唇を引き結んだ無表情な少女の写真が添付されている)
役職:情報統制官
彼女は0課設立時からのメンバーであり、ノワールの右腕とも言える存在です。
その経歴はノワール以上に謎に包まれています。生年月日、本名、家族構成はおろか、0課設立以前の彼女がどこで何をしていたのかという情報すら、欠片も残されていません。ノワールはなにかを知っている可能性がありますが、我々の調査では聞き出すことはできませんでした。
エーテル侵蝕を受けた右目に取り付けられたデバイスによって、対象者の記憶を操作することが可能です。
[0-03]コードネーム:
実名:グレゴリー・シェヴァリエ
性別:男性 年齢:47
役職:執行官
彼は元防衛軍であり、H.A.N.D入庁以前は旧都陥落以前のオブシディアン大隊ネメシス小隊に所属していました。
ネメシス小隊といえば、例の作戦により壊滅したことがデータ上で示唆されていますが、彼はその生き残りか、それとも当日の作戦には不参加だったのでしょう。公的な記録には詳細が記されていませんが、とにかくあのときの戦死者リストには名前が載っていませんでした。
防衛軍上がりの強力な戦闘技術を身に着けており、0課の戦闘要員として、ホロウ内外を問わず荒事に駆り出されることが多いようです。そのかわり、日常業務にはほとんど関与していない模様。
[0-04]コードネーム:
実名:水無月 潤
性別:男性 年齢:16
役職:データ監査官
彼はもともとインターノット上でランサムウェアやクラッキングによる違法な資金調達に加担していた犯罪者ですが、ノワールの慧眼により0課のデータ監査官に抜擢されました。所属上は治安局に収監されていることになっています。
彼自身はエーテル適性がありませんが、何らかの技術により、黒猫の玉偶に感覚を同期したうえで、ホロウ内でも外部との通信が可能です。この技術は未だ研究過程にありますが、学会か、それともヘーリオス研究所か……とにかく、いずれかの組織から技術提供があった、あるいは技術を盗み出したのでしょうか。
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