今日からブシン祭の選抜戦が始まったが、僕は参加しなかった。学園の生徒達に力を見せたくないからだ。もしかすると教団が潜んでいて、対策される可能性があるからだ。昨日ゼータと一緒に修行していたとはいえ、万が一に備えて警戒する。金髪で長髪の女性が出てきた。するとここに居る人達が騒ぎ出す。
「ベル君見てくださいよ!あれ生徒会長のローズ先輩ですよ!」
「おぉ!本当だ!皆から人気の高いローズ先輩だ!」
確かにとても優しいそうな人だ。あの人は芸術の国オリアナ王国の王女様だ。でもそんな人がどうして、ミドガル魔剣士学園に来たのだろうか?…気になるな、アルファ達なら何か知ってるかもしれないし、選抜戦が終わったら聞いてみよ。どうやら試合は終わった、勝利したのはローズ先輩だった。試合を終え、ローズ先輩が戻ろうした時だった。
「くらぇぇぇぇぇぇ!」
「なぁ!?」
対戦相手がローズに襲いかかる。他の皆には見えないが、あの剣に毒が塗っている。試合で使ってた剣とは違うようだ。ベルは猛スピードで対戦相手に拳骨した。相手は気絶している。あまり目立つのは嫌だったが緊急事態だった為、少し力を使った。観客にはナイスだぞと言われた。
「あの大丈夫ですか?」
「え……ええ!大丈夫…です」
ベルはローズが大丈夫かを確認した。本人は大丈夫だと言うが、顔が赤い。急に風邪でも引いたのだろうか。その後、対戦相手は騎士団に連行された。ベルは目立たないように何処かで過ごそうと思ってた時、昨日チョコレート渡したシェリーとばったり会うのだった。
「貴方は、あの時の!?」
「えっと…僕はベル・カゲノー。貴方は?」
「私はシェリー・バーネットです」
聞いたことがある。学園トップの頭脳だ。会まで知らなかったが、まさかチョコレートを渡した人が学園トップのシェリー・バーネットさんとは。
「昨日のチョコレート美味しかったです」
「そっか…それはよかったよ」
僕は何処かに行こうとしたら、シェリーさんに呼び止められた。なんだろうと思っていると、一緒にお茶を飲みませんかと誘われた。
「……わかりました」
「ありがとうございますベル君!」
シェリーさんは嬉しいな顔で、歩いた。最初は断ろうと思ったけど、何か情報があるかもしれない。彼女の誘いを受け入れた。到着し、お互いにコーヒーを飲んだ。
「美味しいです…」
「それは良かったです!これ私が作ったんです!」
「ありがとうございますシェリーさん」
シェリーさんはコーヒーを作るのも上手いんだ。また飲みたいなと思っていると、ルスラン副学園長だった。どうしてこの人がここに居るのだろうか?
「お義父さん、ベル君が喜んでくれました」
「それは良かったよ」
「お義父さんからコーヒーを教わって良かったです!」
あのコーヒーはルスラン副学園長から教わったのか。すると副学園長が僕に近づく。
「ベル・カゲノー君だったね。これからも娘と仲良くしてくれかい?これは学園長としてではなく、父親としての願いだ」
「わかりました」
急に現れたルスラン副学園長は何処かに行くのだった。どうして此処に来たんだろう?ただ娘と仲良くしてほしいと頼んだだけだろうか?まぁ、今はシェリーさんとお茶を飲むことに優先することにした。
次の日、授業を終え帰れる筈だったが、今日は生徒会演説があるため、早く帰れない。ベル達のクラスに昨日戦った生徒会長ローズ・オリアナが笑顔で来てくれた。
「やっぱ可愛いぜローズ先輩!」
「ですね!」
二人はそんな事を言っているが、ベルは違和感を感じていた。そう魔力が使えない。こちらに問題は無いが、何故魔力が使えなくなったのだろうか。まさか何者かが魔力を封じている?突然教室のドアが爆発した。クラスメイト達は混乱し逃げようとしたが、3人ほど男が入ってきた
「そこから動くな!!」
「我々はシャドウ・ガーデン!!」
「今からここの学園を占領する!」
どうして教団の連中がここに!?まさか僕の正体がバレたのか!いや…もしも正体がバレているなら、シャドウ・ガーデンと名乗らない。じゃあ、別の目的なのか!犯人達から情報を聞き出そうと思ったけど、他の生徒達が居るから、聞けない。ローズさんが襲撃者達に近づく。大丈夫なのか!もしも危なかったら、剣は抜こう
「魔剣士学園を占領する?正気の沙汰とは思えません」
ローズは剣を抜く。襲撃者達は動くなと言うが、この事態を見逃すことはローズには出来ないので、剣を構える。襲撃者の一人は剣を抜き、ローズを襲う。反撃しようとするが、魔力が使えないことに気づく。襲撃者はローズを斬ろうとするが、ベルはローズを守る為に彼女を庇い、ベルが斬られた。
「ベル君!しっかりしてくださいベル君!!」
何度も身体を揺さぶるが、応答しなかった。襲撃者達はローズや他の者達にも大人しくしろと言うのだった。ローズはこれ以上犠牲を出さないため、大人しくし、襲撃者達はローズ達を拘束して校舎の何処かの建物に連れて行くのだった。
コツコツと誰か歩いてくる。黒いフードを被った者は、先ほどローズ達が居た教室に辿り着く。血塗れで倒れているベルに近づき、身体を揺さぶる。
「……主…もう教室には誰もいないよ」
「……ん…ありがとう…ゼータ」
血塗れなのに起き上がったベル。そう、別にベルは死んでいなかった。倒れたフリをしただけだ。こうすれば教団のチルドレンがどうして学園に襲撃してきたのか分かるからだ。
「……主はどうするの?」
「……少し探ってみるよ。ゼータは他の皆と待機」
「了解したよ主。それと主、終わったらご褒美に一緒に寝よう」
「ええ!?」
僕は驚く、何故そうなるの!確かに12歳の時は一緒に寝たけど、僕も15歳だよ!ゼータは恥ずかしくないのかな…これ断ったら機嫌が悪くなるようね…。前にも断ったら、少し機嫌が悪かったから、あのときは一緒に寝たけど。
「……わかったよ。今回だけだよ?」
「本当に!約束だよ主!」
ゼータは嬉しそうな声で、何処かの場所に向かうのだった。僕は他に誰か居ないか探しに行くのだった
今回は如何でした、この後、どうなるかはお楽しみに。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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