リトバトスピ!   作:東雲楓

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ということでバトル終了まで。
こういうことが起こり得るのがバトルスピリッツです。


3話B「ジークヴルム・ノヴァの猛攻」

<第五ターン>

 

「ふええ、スタートステップ~」

 

コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップとシークエンスを進める小毬。

 

 

■小毬 手札:6(+スティールハート) ライフ:2 リザーブ:5 トラッシュ:0 フィールド:4 バースト:無

 

 

「メインステップ、あぅ~。こうしよう、《占いペンタン》をもう一体召喚するよ」

 

 

■小毬 手札:5(+スティールハート) ライフ:2 リザーブ:3 トラッシュ:1 フィールド:5 バースト:無

 

 

「《占いペンタン》のLv1、2の召喚時効果で《マジック・オブ・オズ》をオープンして一枚ドローするよ」

 

 

■小毬 手札:5(+スティールハート、マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:3 トラッシュ:1 フィールド:5 バースト:無

 

 

「続けて《執事ペンタン》をLv1で召喚するよ」

 

 

■小毬 手札:4(+スティールハート、マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:0 トラッシュ:3 フィールド:6 バースト:無

 

 

 

○《執事ペンタン》

系統:歌鳥・漂精 コスト:3(黄1) <1>Lv1/3000 <3>Lv2/4000 シンボル:黄1

相手によって自分のデッキから破棄されたこのスピリットカードは、コストを支払わずに召喚できる。さらに、このターンの間、自分のデッキは破棄されない。

Lv1・Lv2『お互いのアタックステップ』

┗カード名に「ペンタン」と入っている自分のスピリットが破壊されたとき、自分はデッキから1枚ドローする。

 

 

 

「あとは~バーストをセットです!」

 

 

■小毬 手札:3(+スティールハート、マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:0 トラッシュ:3 フィールド:6 バースト:有

 

 

「これでアタックステップ行ってみよう!《執事ペンタン》でアタックします!」

 

「うぬ。ライフで受ける!」

 

 

■鈴  手札:8 ライフ:2 リザーブ:1 トラッシュ:4 フィールド:4 バースト:無

 

 

「今度は《僧侶ペンタン》でアタックするよ~!」

 

「うぐぐ、ライフで受ける!」

 

 

■鈴  手札:8 ライフ:1 リザーブ:2 トラッシュ:4 フィールド:4 バースト:無

 

 

「エンドステップ。ターンエンドだよ~」

 

「やるな、小毬ちゃん」

 

観戦席から西園が声を漏らす。

 

「追い詰められましたね、鈴さん」

 

「わふー、ですねぇ…こあが足りないからまじっくが出しにくいんですかねぇ」

 

そう返すクドに葉留佳が続けた。

 

「そういう意味では、フルアタックしてもいい場面に見えるんですけどネ」

 

「だがあの8枚の手札だ、コストの軽いマジックで凌がれる可能性もあった。次のターンを見越しているなら小毬君の判断も正しく思える」

 

葉留佳の言葉に来々谷が返す。

そして鈴のターンが始まった。

 

 

<第六ターン>

 

「スタートステップ。小毬ちゃんの《僧侶ペンタン》の効果が発揮するんだよな」

 

「うん!トラッシュのコア2個をリザーブに置くよ~」

 

 

■小毬 手札:3(+スティールハート、マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:2 トラッシュ:1 フィールド:6 バースト:有

 

 

「わかった。それじゃ続けてコアステップ、ドローステップ。リフレッシュ…」

 

 

■鈴  手札:9 ライフ:1 リザーブ:7 トラッシュ:0 フィールド:4 バースト:無

 

 

「(このターンで決めたいけど、決めきれない。あのスティールハートが厄介極まりない…でも、この手札なら十分押し切れる)」

 

しばし考え込む鈴。

だがやがて意を決したように一枚のカードをフィールドに置いた。

 

「メインステップ!マジック《ビックバンエナジー》を使用する!」

 

 

■鈴  手札:8 ライフ:1 リザーブ:5 トラッシュ:2 フィールド:4 バースト:無

 

 

「このターンの間、自分の手札にある系統:星竜を持つスピリットカードすべてのコストを、自分のライフと同じにする!!」

 

 

 

○ビックバンエナジー

コスト:4(赤2)

メイン

┗このターンの間、自分の手札にある系統:「星竜」を持つスピリットカードすべてのコストを、自分のライフと同じ数にする。

フラッシュ

┗このターンの間、スピリット1体をBP+2000する。

 

 

 

「えと、いま鈴ちゃんのライフは1だから…全部1コストになっちゃうの!?」

 

「そういうことだ小毬ちゃん、よって手札のこいつを軽減も合わせてノーコスト召喚だ!《雷皇龍ジークヴルム》!」

 

 

■鈴  手札:7 ライフ:1 リザーブ:4 トラッシュ:2 フィールド:5 バースト:無

 

 

 

○《雷皇龍ジークヴルム》

系統:星竜・古竜 コスト:6(赤3) <1>Lv1/4000 <3>Lv2/6000 <5>Lv3/9000 シンボル:赤1

Lv1・Lv2・Lv3 激突 『このスピリットのアタック時』

┗相手は可能ならば必ずブロックする。

Lv3『自分のアタックステップ』

┗ 覚醒 を持つ自分のスピリットすべてに 激突 を与える。

 

 

 

「続けて《雷皇龍ジークヴルム》を"転召"!!」

 

「ふえっ!?」

 

「来いっ《超神星龍ジークヴルム・ノヴァ》をLv2だ!召喚コスト支払い後、《雷皇龍ジークヴルム》のコアをすべてボイドに置く、これが"転召"だ、小毬ちゃん」

 

 

■鈴  手札:6 ライフ:1 リザーブ:0 トラッシュ:2 フィールド:8 バースト:無

 

 

「そして《超神星龍ジークヴルム・ノヴァ》Lv1、2、3の召喚時効果。"ジークヴルム"で転召したとき。自分のライフを5にする」

 

 

 

○《超神星龍ジークヴルム・ノヴァ》

系統:星竜・勇傑 コスト:8(赤3) <1>Lv1/7000 <3>Lv2/10000 <5>Lv3/15000 シンボル:赤2

転召:コスト6以上/ボイド

┗召喚コスト支払い後、コスト6以上の自分のスピリット1体のコアすべてをボイドに置かなければならない。

Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』

┗カード名に「ジークヴルム」と入っているスピリットで 転召 したとき、自分のライフが5になるように、ボイドからコアを置く。

Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』

┗BP合計10000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。

Lv3 激突 『このスピリットのアタック時』

┗相手は可能ならば必ずブロックする。

 

 

■鈴  手札:6 ライフ:5 リザーブ:0 トラッシュ:2 フィールド:8 バースト:無

 

 

「ライフまで回復しちゃったよ~。しかも効果が凄い~」

 

ふええ、と半ば涙目の小毬。

それを見て心の中で謝りつつ鈴は続けた。

 

「行くぞ小毬ちゃん、アタックステップ!《超神星龍ジークヴルム・ノヴァ》でアタック!《超神星龍ジークヴルム・ノヴァ》のLv2、3のアタック時効果、BP合計10000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。ここで《ライト・ブレイドラ》の"強化"発揮、BP破壊効果の上限をプラス1000する!よって11000まで破壊できるので《占いペンタン》2体と《執事ペンタン》、《僧侶ペンタン》を指定だ!」

 

「あうう、全滅…。ごめんね、ペンタン達」

 

 

■小毬 手札:3(+スティールハート、マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:8 トラッシュ:1 フィールド:0 バースト:有

 

 

「でも諦めません。フラッシュタイミングで《スティールハート》!《超神星龍ジークヴルム・ノヴァ》のシンボルを0にします!」

 

 

■小毬 手札:3(+マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:5 トラッシュ:4 フィールド:0 バースト:有

 

 

 

○スティールハート

コスト:3(黄2)

フラッシュ

┗このターンの間、相手のスピリット1体のシンボルを0にする。この効果は、メインステップで使えない。

 

 

 

「その攻撃はライフで受けるよ、鈴ちゃん!」

 

「でもこれはどうだ!《カグツチドラグーン》でアタック。Lv1、2のアタック時効果で1枚ドロー」

 

 

■鈴  手札:7 ライフ:5 リザーブ:0 トラッシュ:2 フィールド:8 バースト:無

 

 

「ライフで受けるよ!そしてライフ現象によりバースト発動、《絶甲氷盾》」

 

 

■小毬 手札:3(+マジック・オブ・オズ) ライフ:1 リザーブ:6 トラッシュ:4 フィールド:0 バースト:《絶甲氷盾》

 

 

「ボイドからコア1個を自分のライフに置いてフラッシュ効果、このバトルが終了したとき、アタックステップを終了するよ」

 

 

 

○絶甲氷盾

コスト:4(白1)

バースト:自分のライフ減少後

┗ボイドからコア1個を自分のライフに置く。その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。

フラッシュ

┗このバトルが終了したとき、アタックステップを終了する。

 

 

 

■小毬 手札:3(+マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:2 トラッシュ:8 フィールド:0 バースト:無

 

 

「むぅ、ターンエンドだ」

 

「あうう、危なかったよ~」

 

観戦席より理樹が呟く。

 

「小毬さんは首の皮一枚繋がった感じだね」

 

その言葉に真人が続く。

 

「そうだな、ありゃ鈴の必勝パターンみたいなもんだしな。うまくマジックで防げたからいいが、こりゃ厳しいぜ」

 

そして小毬のターンが始まる。

 

 

<第七ターン>

 

「スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ…」

 

 

■小毬 手札:4(+マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:11 トラッシュ:0 フィールド:0 バースト:無

 

 

「あうう。手がない感じだよ~。メインステップ。ネクサス《ペンタン王国》をLv2で配置するね」

 

 

■小毬 手札:3(+マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:5 トラッシュ:4 フィールド:2 バースト:無

 

 

「続けて《森の妖精ペンタン》をLv1で召喚~」

 

 

 

○《森の妖精ペンタン》

系統:歌鳥・漂精 コスト:3(黄1) <1>Lv1/1000 <3>Lv2/4000 <4>Lv3/5000 シンボル:黄1

 

 

 

■小毬 手札:2(+マジック・オブ・オズ) ライフ:2 リザーブ:3 トラッシュ:5 フィールド:3 バースト:無

 

 

「最後にオープンされている《マジック・オブ・オズ》を使用するよ。手札を全部破棄して3枚ドロー。えっと《ペンタン帝国:帝都アンプルール》と《フェアヴァイレ》を破棄」

 

 

 

○マジック・オブ・オズ

コスト:4(黄1)

メイン

┗自分の手札すべてを破棄することで、自分はデッキから3枚ドローする。

フラッシュ

┗このターンの間、スピリット1体をBP+3000する。

 

 

 

■小毬 手札:3 ライフ:2 リザーブ:0 トラッシュ:8 フィールド:3 バースト:無

 

 

「アタックステップは何もしないでエンドステップ。ターンエンドだよ~」

 

 

<第八ターン>

 

「スタートステップ」

 

鈴のターンが始まる。鈴はコアステップ、ドローステップとシークエンスを進めていく。

 

「リフレッシュステップ、メインステップ」

 

 

■鈴  手札:8 ライフ:5 リザーブ:3 トラッシュ:0 フィールド:8 バースト:無

 

 

「《超神星龍ジークヴルム・ノヴァ》をLv3にアップ」

 

 

■鈴  手札:8 ライフ:5 リザーブ:1 トラッシュ:0 フィールド:10 バースト:無

 

 

「アタックステップ、《超神星龍ジークヴルム・ノヴァ》でアタック。アタック時効果で小毬ちゃんの《森の妖精ペンタン》を破壊だ」

 

「うん、破壊されるよ~」

 

 

■小毬 手札:3 ライフ:2 リザーブ:1 トラッシュ:8 フィールド:2 バースト:無

 

 

「うん、ここはもうライフで受けちゃうよ!ライフで受ける!」

 

「《超神星龍ジークヴルム・ノヴァ》はダブルシンボルだから、小毬ちゃんのライフを2つ破壊する。私の勝ちだ、小毬ちゃん」

 

 

■小毬 手札:3 ライフ:0 リザーブ:3 トラッシュ:8 フィールド:2 バースト:無

 

 

「負けちゃったけど、楽しかったよ~」

 

「私もだ、小毬ちゃん。ありがとうございました、いいバトルでした」




ということで、初バトル終了です。
多分、実力差とデッキ構築しだいではこういうワンサイドゲームというのは頻繁に起こり得るのがバトスピだと思ってます。
ここから小毬のデッキは大変貌を遂げます。ペンタン軸ではありますが。


赤と黄色はコア管理が難しい色です。特に黄色はドローソースすらまともに無い印象を受けます。それを考えると、除去もできないドローもできないコアも増やせない黄色は不遇に思えてしまうのは私だけでしょうか?


今回のファイトの結果はある意味予定調和だとは思っています、が不快に思われる方もいらっしゃると思うのでこの場で謝罪します。


では、また次回お会いしましょう。
バトル後の風景をさらっとして第3話は終わりです。
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