鬼滅の毒使い   作:科学大好き人間

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下呂君視点です。場面はしのぶさんの蝶の髪飾りを探索してるところから始まります。

補足:失恋要素あるので注意です。原作キャラ冷遇の意図はないので予めご了承ください。


14話 毒使い、最愛の人の願いに応える

「成る程。この辺り一帯のどこかしらに蝶の髪飾りが・・・こりゃあ骨が折れるかもしれねぇなぁ・・・」

 

「すまねぇ嵐山。お前にしか頼めないんだ。明日にはここら一帯大雨が降るらしい。その前に胡蝶の大切な姉ちゃんの形見を探し出してやんねぇと・・・」

 

「わかってるよ! じゃあ早速ハム達には頑張ってもらうしかねぇな! シリウス隊! 出動!!」

 

「「「ハムハムッ!!!」」」

 

 

 

ここは先日胡蝶たちが『真・銃使い』の残党狩りでバトってた廃病院裏の崖下に位置する森林地帯。

 

俺と嵐山は胡蝶の髪飾りが写った写真を頼りに、現在人気のいない時間帯を見計らって夜通しの捜索を続けていた。

 

嵐山が使役するハムスター達に森中を駆け回ってもらっている中、俺と嵐山は二人きりの中互いに無言になる。俺は何を話したらいいかもわからず気まずそうにしていた。

 

 

「なあ下呂。」

 

 

不意に嵐山が背を見せたまま俺に声を掛けてくる。

 

 

「ぬ!? な、なんだ?」

 

「ハム達が森を一通り見回る間さ、アタシの昔話を聞いちゃくれねぇか?」

 

「む?」

 

 

俺は戸惑うも嵐山の神妙な声のトーンに身構える。やがて静かな森の中で彼女の声が通った。

 

 

「アタシさ、獣使いの一件よりもずっと前に、下呂に一度会ってるんだ。」

 

「え?」

 

 

想定外なカミングアウトだった。俺は婚活するまで嵐山とは一切面識などないと思っていたからだ。

 

 

「子供の頃、兄貴が失踪しちまって、代わりに請けた仕事が身の丈に合ってなくてな。ヤベー連中に捕まっちまったことがあるんだ。もう少しで殺される。そう思って生まれて来たことを後悔しかけたその時に、下呂、アンタに助けられたんだ。」

 

「む!? そんなことが!?」

 

 

俺は一切その時のことを記憶してなかった。慌てる様子に嵐山は笑う。

 

 

「まあそりゃな。だってアタシも下呂も、まだ幼かった訳だし。けどそれでも、あの時さっそうと駆け付け助けてくれた下呂の姿を思い浮かべるだけで、今でも胸が熱くなんだ。」

 

「・・・・・・」

 

 

すると嵐山は顔を上げ、天の夜空を見上げた。

 

 

「そん時からだよ。アタシがアンタに惚れたのは。いや~、滅茶苦茶かっこよかったな~。あの時の下呂。」

 

 

唐突に真っすぐな好意をぶつけられ、俺は気恥ずかしくなり顔を逸らす。そのタイミングで嵐山は俺に振り返る。

 

 

「あの時アタシは誓った。生涯かけて下呂ヒカルを推していくっきゃないって。」

 

「・・・っ!」

 

「でもアタシは・・・あの時心がグチャグチャだった下呂の上辺だけを見て、都合よく解釈しただけのクソ野郎だった。」

 

「なっ・・・おい嵐山!」

 

「だけどっ!!」

 

 

唐突な自己否定を嵐山が口にするもんだから、俺はそれを取り消させようとした。けど嵐山の続く言葉に口を噤んだ。

 

 

「だけど下呂は・・・そんなアタシにもう一度手を差し伸べてくれた。それも自分の意志で。アンタは昔以上に素敵になっていた。だからこそアタシはもっと自分を磨いて・・・下呂の相応しい相手になってからもう一度告白するって決めてたんだ。」

 

「嵐山・・・」

 

 

嵐山は笑っていたが、頬には涙が伝っていた。

 

 

「へへっ、間に合わなかったみてーだけどな!」

 

 

嵐山は袖で涙を拭う。

 

 

「けどそれを残念だったなんて微塵も思わねぇよ。だって下呂は、心の底から信頼し合えるパートナーを見つけて、アンタの望む幸せな結婚に向けて真っすぐに突き進めているんだから。

 確かに最初、下呂から他の女と婚約したって連絡受けた時は数日へこんで、ずっとショックで正直仕事どころじゃなかったけど、それでも今は心底良かったって思ってる!

 だって下呂が、命懸けても手に入れたい幸せを掴めたんだって思ったらさ、我が事のように嬉しかったんだ!

 だから下呂! 今後は婚活相手とかじゃねぇけどよ! これからも何か困ったことがあったら遠慮なく言ってくれよな! いくらでも力になるぜ!!

 何せ下呂がアタシにとって一番の推しであることには変わんねぇし、一生を通じて推しきっていくって昔っから決めてっからな!!」

 

 

俺はそんな堂々とした嵐山の呼びかけに目を見開いた。そして彼女の言葉に胸を打たれると同時に、一方でどうしようもない後ろめたさを感じた。

 

 

「いやしかし・・・例えそうだしても・・・すまねぇ嵐山・・・折角一度はお前に告白してもらったってのに・・・それなのに俺は先に胡蝶と婚約して・・・」

 

「ガハハッ! 気にすんなって! そもそもアタシが言い出したことだろ? 下呂に相応しい女になってからじゃなきゃアタシが嫌だってな! それに今はタイミングが合わなかっただけって割り切ってるからよ!」

 

 

そう言って嵐山はガッツポーズを取る。

 

 

「兎に角! 今はあの子の大事な髪飾り見つけてやんねぇとな! 大船に乗ったつもりで待ってろぃ!」

 

「・・・ああ! 頼んだぜ嵐山!」

 

 

そうして俺達は吹っ切れたような面でお互いに笑いあった。そうこうしているうちに、シリウス達が戻って来た。

 

 

「ハムハムハムッ! ハムゥ~~~!!」

 

「な・・・なんだって・・・!?」

 

「どうした嵐山?」

 

 

嵐山はハム語で報告を受けた後、恐る恐る俺に振り返る。

 

 

「悪い下呂。探索はこの後も継続するが・・・ただそんなことより!! 森に怪しげな物が多数確認されたみたいなんだ!!」

 

「む? 怪しげ? 一体どんな・・・」

 

「ハムハハムッ! ハムムッ!!」

 

「説明するより見た方が早いってよ。シリウス! 一番手頃な場所に案内してくれ!」

 

「ハムッ!!」

 

 

そうして俺達はやや移動し、シリウス達が見つけた問題のモンの場所まで誘導された。

 

 

「なっ!? これは・・・!!」

 

「げ、下呂っ!? まさかこれに心当たりでもあんのか!?」

 

「ああ。忘れもしねぇ。こんな仕掛け。アイツとやり合った時以外で見たこともねぇからな・・・!!」

 

 

俺達が見つけたのは、森中をくまなく張り巡らされた『振動し続けるワイヤー』だった。俺はこの仕掛けの下手人に心当たりがあり、すぐに大声で森中に響くように呼び掛ける。

 

 

「おいっ!! 鳴子っ!! てめぇ近くにいるんだろ!? 一体どういう了見でこんな真似しやがったっ!! 答えやがれっ!!!」

 

 

森一帯に不気味な振動音が僅かながらに鳴り響く。やがて森の陰の中から(くだん)の相手が姿を現わした。

 

 

「ド久。探し物でお困りなら特別に協力しよう。以前君とのド厄介な死闘の際に駆使させてもらったド気に入りの仕込みでね。」

 

「HEY!! 相棒!! お前のフィアンセが泣いてたからなっ!! このレオ様が一肌脱いで強力な助っ人呼んできてやったって訳よ!! 全力で捜索には協力するぜ!! BANG!!」

 

「っ!! マジか・・・!! 鳴子に加えて別府まで・・・お前ら・・・!!」

 

 

なんとそこには、これまで何度か仕事やプライベートでも協力し合ったことのある二人が並び歩いていた。

 

俺はてっきり鳴子が別件の仕事を引き受けて、今回俺達と敵対してたのかと勘繰ったのだが、別府の様子からしてその線はまずなさそうだった。

 

俺は動揺するも鳴子の言葉に念のためと質問を重ねた。

 

 

「なあ鳴子。お前が協力してくれるのは有難いが、今回は髪飾り一つを広大な森の中から発見するのが目的なんだ。正直お前の業じゃ探索には・・・」

 

「心配ド無用。僕の変性血統『(マインドウィスパー)』は、何も遠隔催眠やソニックムーブを起こすだけの代物じゃない。他にもド魅力的な使い方があるのさ。」

 

「何?」

 

「ふふっ・・・今からそれをド覧に入れよう。因みに探し物の素材は金属系で間違いないか?」

 

「あ? ああ・・・確かにそうだが・・・それで何がわかるって言うんだ?」

 

「ふふっ・・・ド分かりさ・・・素材がわかれば固有振動数がわかる。つまり遠隔で振動を起こし共鳴させるのさ。まあ見ててくれ。」

 

 

すると鳴子は木に仕掛けたワイヤーの傍の枝に飛び乗り、それを絶妙な手つきで弾き震わせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変性血統++(インクリメント) 『(マインドウィスパー)

 

 

 

 

 

 

 

すると森中から硬質な、それでいて高い金属音があちこちから鳴り響く。

 

 

「丸一日かけてこの森のいたるところに仕掛けを済ませた。森中に落ちている金属素材の物体は例外なく固有振動により共鳴し音を鳴らしている。あとは手あたり次第その場に赴いて目的のモノか確認を・・・」

 

「マジか鳴子!? お前そんな芸当もできるのかっ!?」

 

「ファンタスティック!! 流石鳴子だぜ!! そんじゃレオ様がこの健脚で一つずつ地道に見に行って・・・」

 

「いやその必要はねぇ! 広域をくまなく探索するのはハム達の十八番だからな! ここはアタシに任せとけ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変性血統++(インクリメント) 『暗星(ブラックホール)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると嵐山が怪しい手つきで謎のモーションを取ると、瞬く間にハムスター達が離散。そうして暫く待つとハム達が闇の中で星明りに僅かに煌めく目的のモノを持ってきた。

 

 

「感謝するぜ鳴子!! アンタのおかげでハム達も見つけるのが簡単だったってよ!!」

 

「「「「ハムゥ!!!」」」

 

「驚いた。これが獣使いの傍系筋・・・鼠使いから派生したハムスター使いの腕前・・・ド有能!」

 

「WOW!! まさかこんなあっさり見つかるなんてよ!! 鳴子とそこのハムスター使いの手際の良さ尋常じゃねぇな!! 早速相棒のフィアンセに届けに行ってやろうぜ!!」

 

「別府・・・ああ・・・そうするぜ! これで胡蝶も安心するはずだ!」

 

 

俺は驚きと安堵の笑みを溢しつつ、嵐山から胡蝶の髪飾りを受け取る。そして今回の功労者である三人に俺は直角90度のお辞儀で礼をした。

 

 

「嵐山。鳴子。お前らには大きな借りが出来ちまった。俺で良ければ追加のインセンティブをしこたま払わしてくれ。本当にマジで感謝してる。それから別府も・・・鳴子に声かけてくれてありがとな。」

 

 

三人から戸惑う気配がしたものの、その空気を一番最初に派手に破ったのが嵐山だった。

 

 

「よせやい!! 他ならぬ下呂の頼みだろ!? アタシはプロとして当然のことをしたまでだ!!」

 

「ド安い御用。それに依頼料なら別府から既に24分割払い予定でド確約済み。どうしても払いたいと言うのなら、僕に声を掛けて身銭を切った彼にド入金すればいい。」

 

「うぉおお!! 相棒!!! マジか!? 遠慮なくお願いしたいぜ!!! 二年後の給料まで全部鳴子に支払う予定だったからよ!! そうしてくれるとマジで助かる!!!」

 

「ったく・・・すぐ分割払いで高い買い物すんのはお前の悪癖だぜ? 以前も城崎にクソ高けえブローチ24分割で買ってきやがって。ほらよ。全額入金&色付けて口座に振り込んだから今すぐ確認しろよな。」

 

「WHAT’S!!!  俺の預金口座に突如年俸金額の10倍がっ!!??」

 

 

俺は三人に礼を言いつつ追加報酬の提案をする。嵐山と鳴子はプロとしての矜持で受け取らなかったが、別府は相当無茶してたみたいだからまとまった金額をすぐさま入金した。

 

その結果驚いたのか腰抜かしちまってたが。

 

 

「じゃあ帰るか。せめてうまいもんでも奢らせてくれよ? 『味の飯坂』*1でいいか?」

 

「下呂の誘いなら乗るっきゃねぇわな! けどあの子にはちゃんと説明しとけよ!? そんな気軽に他の女誘ってると浮気されてるって思われんぞ!? ガハハッ!!」

 

「ぬぅ・・・わかった・・・ちゃんと俺から説明しとく・・・」

 

「食事のド誘い・・・ド歓喜! やはりド美味スポットはド癒しスポット・・・!!」

 

「HAHAHA!! なら支払いはこのレオ様に任せとけ!! 丁度今しがた多額の入金があったからよ!! BANG!!」

 

「馬鹿。ちゃんと貯めとけ別府。今回俺が世話になったんだから俺の奢りに決まってんだろ? いいから財布しまえって。」

 

 

そうして俺達4人は、夜明けの時刻を迎えて朝日を浴びる中、胡蝶が待つ産屋敷の直営病院へと足を運ぶのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうございますっ!! 昨日は結局一睡もできなくて・・・!! でも下呂さんのおかげで無事見つかって本当に良かったですっ!!!」

 

「俺は何もしてねぇよ。礼なら後ろにいる三人に言えって。こいつらが尽力してくれなきゃ胡蝶の髪飾りは絶対見つけられなかった。」

 

 

胡蝶が病院のベットで大事に姉の遺品でもある髪飾りを握りしめる傍ら、俺は今回の功労者は後ろで控える嵐山達だと言わんばかりに親指で指し示す。その際、嵐山も鳴子も別府も三者三様に照れくさそうに笑っていた。

 

 

「本当に良かった・・・もし大雨で流されてたらと思うとぞっとします。本当に皆様には感謝してもし切れません。改めてお礼を言わせてください・・・!!」

 

「言ったろ!? アンタの大切なモンは絶対アタシが探し出してやるって! また何か探し物で困ったことあれば遠慮なく依頼してくれよな!?」

 

「仮にド砂(どしゃ)で流され髪飾りが地中に埋まっていたとしても、僕の変性血統なら目的のモノだけを固有振動数で揺らしド壌(どじょう)から析出できていたはず。最悪の事態になったとしてもド任せあれ。」

 

「HEY!! やっぱ鳴子はすげぇな!? 俺がわざわざ目をかけて呼んできた甲斐があるってもんだ!! 相棒のフィアンセがスマイルになって良かったぜ!! BANG!!」

 

「はい・・・本当に皆様のおかげです。しかし使い手の方々って本来なら殺しが本業と聞いていたので、実際にこうして会ってみると印象がまた変わりますね?」

 

「まあ・・・胡蝶がそう思うのも無理ねぇよ。俺だってほんとは暗殺が本命だしな。けどそんな仕事よりこうして人を喜ばす仕事してる時の方が何億倍もやりがい感じるぜ。何はともあれ胡蝶が喜んでくれて本当に良かった。また何か困ったことがあればすぐ言えよ? いくらでも力になるからな。」

 

「下呂さん・・・///」

 

 

俺は胡蝶の頭を優しく撫でる。胡蝶も満更ではない反応をする。俺は一安心する。

 

 

「胡蝶。なるべく毎日見舞いに来るからよ。それと退院したら旨いモンでも食わしてやるからな? だから暫く安静にしててくれ。んじゃ悪ぃけど、俺達は一足先に打ち上げ行ってくる。嵐山も参加するが・・・言っとくがやましいことなんて一つもないからそこは安心してろよな?」

 

「む? 嵐山さんも・・・そうやってわざわざ断りを入れてくるあたりが尚怪しい・・・」

 

「ぬ!? ま、待ってくれ胡蝶!! 少し相談してくる。

・・・っておい嵐山!! ちゃんと胡蝶に説明したけどダメだったぞ!? こういう場合どうすれば良いんだ!?」

 

「下呂ってほんとにこういう時は頼りにならねぇな? そこは他の野郎共が見張ってるから安心しろってちゃんと状況込みで伝えるんだって。恋人同士での説明不足は喧嘩の元だから気をつけな?」

 

「むう・・・わかった・・・すげぇ参考になるぜ。という訳で胡蝶・・・許してくれるか?」

 

「成る程。でしたら何も問題ありません。ご友人方と是非楽しんできて下さいね?」

 

 

なんとか胡蝶を説得し俺は安堵の溜息をつく。話がついたことを確認し、後ろの三人に声を掛ける。

 

 

「じゃあ夕方になったら現地集合でいいな? 俺この後確認しておきたいことがあるんだ。」

 

「YES!! 構わないぜ! 言っておくがバックレんなよ!?」

 

「じゃあアタシは頑張ってくれたハム達を労いに事務所に戻らしてもらうな? 打ち上げ楽しみにしてるよ!」

 

「ド待機・・・夜まで食欲を高めて待つ・・・ド楽しみ・・・」

 

 

そうして三人は病室を各々去っていった。俺はそれを見送り胡蝶に確認を取る。

 

 

「なあ胡蝶。今回戦った『銃剣使い』だがどんな奴だった? 今後のことも考えて教えてほしいんだ。冨岡からも気になることを言われたし・・・」

 

「別に構いませんが・・・冨岡さんからも? もしかして・・・例の件でしょうか?」

 

「ああ・・・多分当事者のお前が一番気にはなってるとは思う・・・その『銃剣使い』だが・・・」

 

 

俺は胡蝶のベッドの傍で椅子に腰を下ろす。俺は今現在最も気掛かりだった件について切り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぜ『銃剣使い』は胡蝶を殺そうとしなかった? 裏で手を引いてる奴から『胡蝶しのぶだけは絶対に手を出すな』って言われてみたいだが・・・それは一体なぜだ? もし心当たりがあるなら教えてくれ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

*1
味の飯塚:別府、鳴子が行き着けにしている鉄使いの傍系筋である味使い直営の居酒屋。現在は飯塚の孫ソウタが店主を務め、ワンオペで切り盛りする繁盛店。有馬家の傍系筋の店なのでこの作品だと産屋敷家直属の護り手達も行き着けにしてるかも。




ひとまず本章はここで一区切りです。個人的には嵐山の気持ちの整理描写と、鳴子のド構文の下りが一番力入れたポイントです。
さて、次章は遂に黒幕と決着をつける人形使い編・・・が開幕する予定でしたが、先に竈門家の縁壱編をねじ込みます。ここでしのぶさん強化イベント入れないと今後生き残れないと思ったからです。
また、現状人形使い編を最終章にするかは悩み中です。正直原作未完の二次小説って難しいなって考え始めてます。果たしてオリジナル展開のまま爆走して完結で良いんだろうか・・・

次回6/20(土)9:00更新予定です。もし宜しければ感想、高評価、お気に入り登録よろしくお願いします。
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