祝アニメ「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」第3期制作決定!!
ティザービジュアルに知与ちゃんとナディー先生が追加されての彼女達13人のアイドル衣装が出てきましたね。おかげで14人目以降の彼女の誰までがアニメ化されるのか、そしてどこまでのお話が3期で放送されるのか未だに未知数ですが、それはこれからの情報解禁を待つばかりですね。
昨日(2025/10/18)のこのイベントの開催が発表されたで3期発表するかもと予想されている方もよく見かけましたが、まさかその通りになるとは……。“
『一切抵抗することなく付いてくるとは……大槻ライ、噂に聞く通り君はいささか利口らしい』
『……あなたは?』
『俺は…大槻ライ、お前を海外のとある研究所に連れ帰る事が任務の――まあ、さしずめ薬学スパイってとこだ』
『まあ理由は――言わなくても分かるよな?戦争…犯罪、
『もう一度言うが、今君の背中に突きつけている
『俺とて、無辜《むこ》な民をイタズラに害すつもりはない。君が俺にこのまま付いてくれば
『…………』 ボソッ
『…ん?立ち止まるな。殺されたいのか?』
『……それだけ?』
『……!!?身体が…!動かな……!!』
『……もしもし、お爺ちゃん?爆弾の数と配置は確認取れたから、すぐに爆弾解体できる人を私の所に呼んで欲しいんだけど』
『……あぁ、分かっておる。既に若いのを数名そっちに送っておいた。爆弾程度、すぐに解体してやるわい』
『それと、警察の方へはこちらから連絡しておこう。変に馬鹿騒ぎになって、ライちゃんのデートが中止になりでもしたら敵わぬからの』
『ありがとう。それと、私を狙って来た
『!!……そうか。その
『…………』
『……ライちゃん』
『なに?』
『…………ケガは、しておらぬか?』
『あぁ、大丈夫。楠莉ちゃんにもらった
もちろん、彼の方も
『…………そうか……本当に、良かったわい……』
『……あ、黒服の皆さんが来たからもう切るね』
『……あぁ、分かったわい。…ライちゃん、デート楽しんでおいで』
『うん。ありがとう、お爺ちゃん』
▽▽▽▽▽
…………
ライちゃんの両親が書いたという日記は、ライちゃんのダッド…育ての父親であるシロ・セイバーの
「…く……ッ」
先ほどまでの喜色を交えた語りから一転して、無表情のまま淡々とただ事実のみを告げるライちゃんに対して俺は。
「くふウゥ…ッ!!」ぼろぼろぼろ…
流れる涙を抑えきれないでいた。
凪「…アヴァロン社のガス爆発の裏でそんなことが…」
静「“
羽「そんな…!じゃあベルノさんは元夫のシロさんに殺されたっていうんですか!!?……信じられません……!」
唐「…それじゃあ、ライの育ての両親は死んだんじゃなくて……」
マ「消えた、ことになるわね。正直頭が追いついていないけれど、これなら2人の消息が掴めなかった事にも説明がつくわ」
楠「“分裂薬”が失敗作だって言ったのは、こういうことだったのだな…」
『大槻さんはアメリカで
中学時代耳に入ってきたライちゃんの噂の1つだ。
その噂も、ライちゃんの話を聞いた今なら嘘っぱちだと糾弾できるのに。
アルトリアさんも、
ベルノさんも、ケリィさんも…
リンさんも、クロさんも…
こうして今もライちゃんが元気に過ごしていられるのも、悪の組織からライちゃんを、娘を彼ら全員が命懸けで守り抜いたからなんだろうなって思ったら…ッ!!
涙があふれて、止まらなかった。
「……話は終わり。それじゃあ、私はこれで」
「待ってください、ライさん。まだ話は終わっていません」
「話は終わったよ。
「いいえ、まだ話していないことがあります。
ライさんの生みの親であるシロさんの現在の所在をお聞きしていません」
「……私もお爺ちゃんから又聞きした噂程度でしか知らないけれど。
数年前、紛争地帯で子供たちに薬を支給している所を確認できたのが最後みたい。
ウワサでは、現地の子供に騙し討ちされたとか、物乞い人に背中から刺されたとか、テロ首謀者として絞首刑にかけられたとか、色々聞いたね」
「……そうですか。ごめんなさいライさん、言い辛いことを言わせてしまって」
「ははは…はははははは…」
……ライちゃん?
羽香里に
そして…、
笑いの為に身体を震わせ続けていたライちゃんが顔を上げると、
「あんなバカのことなんかどーでもいいよ!!」
「あのバカはアルちゃんを見殺しにしただけじゃなくて、ベルノさんを自分の手で殺したんだ!!!どうせ死ぬのなら私の手で殺したかったぐらいだよ!!
でもまぁ大切な人を殺すのが大好きらしいあんなバカは、助けたい人に裏切られて殺されるぐらい惨めな最後がお似合いだからね!!これがあのバカの運命だったんだよ!!」
そう言って、ライちゃんは不気味な笑みを見せた。
その笑みを見た瞬間、俺の脳裏にある1つの言葉が浮かんだ。
悪意。
そう、彼女の全身から放たれていたのは、純然たる悪意だった。
「…どうしたの?皆、そんな鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして。びっくりしたかな?当然だよね。皆の前ではずっと本性を隠していてたからね?」
「ほら、私って“大嘘吐き”だからさ、性格がひん曲がってるんだよね。
ダイッキライな人が苦しめば苦しむほど、私にとっては面白くて仕方ないんだよ」
俺たち全員声を挟むことすらできず、唯一嘘発見器の『ホント!!ホント!!』機械音だけがこの部屋に鳴り響いていた。
「純粋に人が苦しむのが嬉しいんだ!もちろん、恋太郎くん達が苦しむのもね!!この世にはそういうヤツもいるんだよ!」
「理由もなく悪意を撒き散らす、私みたいなヤツもいるんだよ!」
『ホント!!ホント!!』
▽▽▽▽▽
『なんで…私の言うことを信じるの…?』
『私のウワサ知ってるでしょ?『嘘吐き』って。私が今言ったことが全部デマカセだって、どうして思わないの?』
俺が大槻さんと初めて会話をした日。ただ仲良く成りたかったから話しかけた俺に対してライちゃんは不思議そうにしていたのが特に強く印象に残っている。
それから、クラスでも話すようになって。俺以外の人とも話すようになった大槻さんを見たり、放課後の教室で受験勉強の為に一緒に勉強をしたりしてきた。
特に失恋して落ち込んでいる俺に最初はおどおどしながらジュースを渡してくれていたのが、慣れた様子で『今日も失恋して来たの?』ってからかってきて。俺の友人とほぼ同じ距離感になるぐらい親しくなったことが実感できて嬉しかったっけ。
そして、卒業式のあの日。いつの間にか好きになっていた大槻さんに桜の木の下で告白をした。
『私も…気さくで明るくて誠実で、誰にでも優しい愛城くんのことが…』
『ダイッキライ!!!!!』
……まさかあんなに強く拒絶されるとは夢にも思っていなかったからすごいダメージを受けた訳だけれど。
まぁ、大槻さんは何も悪くなくて、悪いのはラピュタを見ながら仕事をしていた縁結びの神様だった訳だけど。
……今度会ったら、本当に神社燃やしてやろうか。
『……そうだ。もしどちらかが彼女になったら色々聞いてくれていいよ。女の子が考えることは男の子の愛城くんには難しいこともあったりするだろうから』
高校の入学式、同じクラスになった大槻さんとギクシャクしながらも恋路を応援してくれて。俺が大槻さんにしたあの日の告白が既に
けれど、その日の夜。羽香里と唐音、2人の“運命の人”からの告白を受けて神社まで助言をもらいに行ったあの日。
“運命の人”と出会った人間は、その“運命の人”と愛し合って幸せになる事が出来なければ、近いうちに死ぬことを神様に告げられて。
それも、偶々神社まで来ていた大槻さんにも聞かれていて。とりあえず気絶した大槻さんを俺の家のベッドに寝かせて安静にさせた後、俺は覚悟を決めてある決断をしたんだ。
羽香里と唐音、2人に正面から
目が覚めた大槻さんに説明すると、彼女は俺に激怒した。けれど、それは神様の失敗による『被害者』である俺が1人貧乏くじを引く必要は無いだろうという、俺のことを心配しての物だったことが分かって嬉しく思う自分がいた。
『あ、愛城くん…ダ…ダイ…ダイスキ…です…。私と…付き合ってください…』
…そして、俺と
『……こんな悪い子な私を…、それでも大好きだって、言ってくれるの…?』
『……そっか、良かった…。私も…愛城…恋太郎くんのことがダイスキ…』
……そうだった、そうだったな。
神様の失敗と運命の妨害によってすれ違い続けた俺と大槻さんは、こうして付き合うことになったんだ。
過去を振り返って、分かったことがある。
それは、これまでのライちゃんの言動も“本物”であるということだ。
だって、そうだろう?
『……なぁ、お前の方から大槻さんに連絡してくれないか?』
『そうしたいのも山々だけど、多分大槻さんの連絡先持ってるのってお前だけなんだよ。クラスのヤツ等に確認してみたけど、俺含めて誰も持ってなかったから』
卒業式の帰り道、友人Aから聞かされた衝撃の事実に俺は思わず耳を疑っていた。
クラスで俺以外の人とも話す姿をよく見かけていたから、てっきり連絡先ぐらい女の子の友達に渡しているものだと思っていたから。
ライちゃんが人間関係にドライなのは明らかだった。その時はライちゃんに振られたことが衝撃すぎてスッと流しちゃったけれど。
『……愛城くん』
『ん?どうしたの大槻さん』
『……良かったら、連絡先、教えて…?』
『……!!い、いいよ!!はい、どうぞ!!』
『……ありがとう』
中学時代のライちゃんの連絡先を唯一持っていたのが俺だけだったなんて、無事付き合い始めたあの日以降たまたま思い返した時は顔がニヤけるのが止められなかった。
あの時、本当にライちゃんが俺のことを大嫌いなら連絡先なんてすぐに削除していただろう。そうしなかったってことは自惚れかもしれないけれど、俺のことを好いていてくれているという確かな証拠だ。
そうだ。
だったら、俺がすべきなのは……。
まず“信じる”ことだろうが!!
▽▽▽▽▽
「……どうしたの?あまりの衝撃で言葉も出てこないのかな?」
「……ライちゃん……」
「ん?どうしたの、恋太郎くん?」
席を立ってライちゃんの元へと向かう。
その間ライちゃんの目元から1度も視線を動かすこともせず。
そして、ついにライちゃんの目の前にまでたどり着いた。ライちゃんは何も言わずに近付いてきた俺を怪訝そうに見るだけで得に反応を示さなかったけれど、
ポンッ グググッ……
ビクッ!!
俺がライちゃんの両肩に手を置いて力を入れるとようやく身体を震わせた。それからライちゃんの顔をじっと見つめる。
「…………」
「い、いきなりどうしたのかな?恋太郎くん。もしかして、怒った?」
「れ、恋太郎君!!?」 「ちょっ、恋太郎!!?」
「まさか、こんな方法に出るとは思ってもいなかったけれど。それで恋太郎くんの気が済むのならやれば良いんじゃない?」
…………
分からない……。
目と目を合わせていくら見つめたところで、別に新しく分かったことなんて何もなかった。
でも、こうなりゃ
今から俺が口にする推理は、言うならば妄想だ。
こうであってほしい、という自分にとって都合の良い絵空事。
理由も根拠も列挙できるほどある訳でもない。
でも……
俺がライちゃんを
周りの皆から何て言われようと、どんな手がかりがあろうと…
最終的に重要なのは、俺自身がどう思うかだ!
俺が信じられるかどうか!俺が信じたいかどうか!
大事なのはそれだけだっ!!
「……ライちゃん」
「何かな?殴るのならせめて顔は止めて欲しいけど」
「ライちゃんは……」
「どうしてそんなに、俺たちに嫌われようとしているんだ?」
※白いゼラニウムの花言葉…「偽り」「優柔不断」「あなたの愛を信じない」
羽々里さんの台詞を1字表記する際何て書く
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羽々里さんの『々』
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羽々里さんは皆の『ママ』より『マ』
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羽々里さんは羽香里の『お母様』より『母』
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ヤツ(♀)より『ヤ』
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羽香里を『香』で羽々里さんを『羽』表記
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その他