また、お気に入り登録やブックマーク、ここすきや感想等も本当にありがとうございます!!これからも気張っていきます。
難産でした。今回文字数も少なめですが、次話が結構かかりそうなのでひとまずはここまで。
サブタイトルのフリガナは目次欄からのネタバレ防止です。某作品をパロってますが、特に本文には関係ないです。
後、感想欄で『オリキャラ』が多くて把握しづらいというご指摘を頂きましたので、ここの前書きでまとめをおいていきます。
他の方も分からないことがあれば、是非感想欄などでご指摘していただけるととても助かります。これからも、拙作をよろしくお願いします。
11/1 7:02追記 サブタイトルを一部訂正
▽▽▽▽▽
大槻
ライの実の母親。銀髪赤眼。ハリウッド女優。
薬膳士呂(後のシロ・セイバー)と結婚しオリ主を産むが、その数年後ケリィ・ヴィンヤードと出会い離婚した後再婚。
ジェット機内でケリィを含むほぼ全員が
薬膳士呂→シロ・セイバー(イギリス帰化時改名)
ライの実の父親。薬膳楠莉の義理の母方の叔父でもある。赤髪橙眼。薬剤師。
大槻鈴(後のベルノ・ヴィンヤード)と結婚しオリ主を設けるが、その数年後アルトリア・セイバーと出会い離婚した後再婚。
リン・オオツキ
ライの
『変身薬』を飲んだオリ主のお世話の為に、士呂の『分裂薬』により生み出された大槻鈴のクローン。
『分裂薬』のタイムリミットである10年、オリ主が11歳の冬頃に消失
クロ・オオツキ
ライの
『変身薬』を飲んだオリ主のお世話の為に、士呂の『分裂薬』により生み出された薬膳士呂のクローン。
『分裂薬』のタイムリミットである10年、オリ主が11歳の冬頃に消失
アルトリア・セイバー
薬膳士呂の再婚相手かつ運命の人。金髪碧眼。イギリス貴族かつ製薬会社の代表。
多忙の中、オオツキ家の3名とプライベートで交流を深めていた。
薬とオリ主の身柄を要求されたボスにより殺される。
ケリィ・ヴィンヤード
大槻鈴の再婚相手かつ運命の人。黒髪黒眼。ハリウッド俳優。
…だけでなく、FBI捜査官、組織の幹部のトリプルフェイスを持つ男。
ボスを捕えようとしたが、ボスが隠し持っていた
ボス
組織のボス。金髪赤眼。表向きは教会の神父。
アルトリアを殺し、ジェット機で捕らえられそうになるが、隠し持っていた『
大槻
ライの母方の祖父。蒼髪赤眼。大槻グループ相談役。
交際の挨拶に来た薬膳士呂を追い返して娘の鈴と口論になった事を今でも気に病んでいる。
ライが中学3年進級前の春休み、ライを庇い車に轢かれ大けがを負うが、偶然飛んできた楠莉の『不老不死の薬』の失敗作により8歳の身体になる。
《恋太郎side》
家 族 裁 判
開廷
「えー、それでは…これより、
「いや待てえええええええ!!!!」
裁判の開始を告げる俺の
「いきなりなんなのよ!その『
「落ち着いてください唐音さん。『
「私たち、恋太郎
「名前以上の情報をよこせっつってんだよ」
羽香里が説明するも、唐音は止まらない。
そんな唐音をどうどうと落ち着かせながら俺はちらっとライちゃんへと視線を向ける。
ライちゃんはニコリと微笑んでいた。
けれど、その表情からは彼女が何を考えているのかがまったく読み取れない。まるで、仮面の笑顔を貼り付けて周りの全てに壁を張っているように思えた。
そんなことを考えながら、俺はつい先ほどの状況を思い出す。
▽▽▽▽▽
「……いきなり何を言い出すかと思えば……。『私が皆に嫌われたい』だなんて、面白いことを言うね?恋太郎くん」
「…えっと、あの……」
「いったい何を根拠にそう思ったのかな?恋太郎くん……教えてくれる?」
「いや…その……実は……」
「ふぅん」
『どうしてそんなに、俺たちに嫌われようとしているんだ?』
俺がそうライちゃんに言った途端、ライちゃんの雰囲気が変わった。
最初こそ目をパチパチ開いて驚いていたけれど、その後ニッコリと微笑んだ。
それからさっきのことを言われた訳だけれども。その間俺は身体をビクビクと震わせていた。
そんな中、またもや突然だった。
「恋太郎くんの言う通りだよ。私は皆に嫌われたかったんだ」
『ホント!!ホント!!』
………え?
突然のライちゃんのカミングアウトに、俺含むライちゃん以外の全員が息をのんだ。
……どういうことだ?じゃあ、俺の勘は当たっていたってことなのか……?
でも……なんだ?この違和感は…。
俺の妄想に近い、こうであってほしいという理想が当たって。
ホッと一安心するか、嬉しくなる物だと思っていた。
けれど、どこか感じる拭いきれない違和感に釈然としない俺は、素直に喜べなかった。
……でも、こうして嘘かどうか正確に判別できる嘘発見器も本当だと言っているんだ。
ということは、今のライちゃんの言葉も本当――
「ゴメン、ウソ。私は皆に嫌われようだなんて思っていないから」
「ホント!!ホント!!」
!!?
ライちゃんが重ねて告げた告白に今度こそ俺たちは動きを止められた。
さっきとは反対の内容を告げられたこともそうだけど、それよりも。
「ちょっと!やっぱり『嘘発見器』壊れてるじゃない!!羽々里!!」
「…………」
相反する2つの事象どちらにもホント!!と告げる明らかに様子がおかしい嘘発見器の方に俺たちは視線を奪われた。
「…嘘発見器も
「
ライちゃん。
そう尋ねる羽々里さんの声音は震えていた。
「もしかして…
「……!!」
「…人は嘘を吐く時、汗をかき、声色が変わり、目が泳ぎ、どこかの筋肉が強張ると聞く。それは人が人である以上、避けられない
「解説ありがとう凪乃ちゃん。でも、私は“嘘吐き”だからね。
どれだけ高性能な“機械”でも、所詮“機械”。その反応をしているかどうかで“嘘”かどうか判別しているのならいくらでも偽れる。
“機械”に人の気持ちが分からないのは道理だから、羽々里さんが恥じる必要はないですよ」
「…改良が必要かしらね。それとも……」
当然のことだとばかりにライちゃんは言うけれど、それがどれだけすごいことなのかは言われるまでも無く理解できた。
なんだろう、ライちゃんの表情も、声も、目も。何もおかしいところは無いはずなのに。
覚悟を決めてライちゃんの目をしっかり見ても、何一つ分からなかった。
『理由なんて…っ…ただ、もう気持ちが冷めただけです。だから
『嘘つくな――顔見ればそんな事くらい分かる』
全ての人の嘘が分かるとは言わない。けれど、俺が大大大大大好きな彼女たちであれば顔を見れば嘘を吐いているかどうか、分かると思っていた。
ライちゃんの嘘も、そうだと思いこんでいた。
今、目の前のライちゃんが何を考えているのか。俺にはまったく分からなかった。
「…………」
誰も何も言わない。
俺の妄想に近い、こうであってほしいという理想が当たっていて。
でも、すぐに“嘘”だと言われて。
事態が二転三転して一体どう反応すればいいのか。俺自身未だパニックになっていた
「……じゃあ何?今までアンタが言ってたことは全部ウソだったとでも言うの?」
「それは心外だね唐音ちゃん。私は嘘なんて
『ホント!!ホント!!』
「その言葉からして明らかにウソじゃないのよ!!後、うっさいのよこのポンコツ機械が!!」
「唐音がすっごい怒ってるのだ…」
「“唐音さん”『とあの機械に』『何らかの因縁があったと見られる』
「……メイド。ライちゃんに代わりの椅子の手配を」
「かしこまりました」
『ガーン!!』
「あれ?この
『!!ホント!!ホント!!』
「大槻ライの言動が一貫していない。以前は『気に入らない』と言及していたはず*1」
「そうだっけ?まぁ、そんなことはどうだっていいじゃない」
『ガーン!!』
「
皆が口々に反応を示すが、その言葉にいつもの勢いはない。
唐音が言った通り。嘘発見器を騙すことが出来るライちゃんのこれまで言ったことの内『どれが本当』で『どれが嘘』か、分からないからだ。
「…無様ですね、ライさん。恋太郎君に図星を突かれたのがそんなに驚きでしたか?」
「…何か言った?羽香里ちゃん」
そんな中だった。
皆とは違い、言葉の勢いを落とさぬままライちゃんへと声をかける羽香里の姿が見えたのは。
「だって、そうじゃないですか。恋太郎君に図星を突かれるそれ以前とその後ではライさんの様子が変わったのは一目瞭然です。
たしかに、私にはライさんがどこで嘘を吐いているのかは分かりません。ですが、
「…大きく出たね羽香里ちゃん。羽香里ちゃんは
だったら、羽香里ちゃんはどうやってその答えとやらを見つけるのかな?」
「簡単です。機械に判別できないと言うのなら、私たち人間が判別すればいいんです。これまでのライさんの行動を1から振り返って。おかしいところや不自然な所を見つけて。いくら嘘が得意なライさんでも、過去のことまでは偽れないでしょう?」
そこまで言うと、羽香里はライちゃんへと向けていた首を俺の方へと向けてきた。
「私に良い考えがあります。恋太郎君、聞いていただけますか?」
「当然だ。それで、ライちゃんのことが分かるっていうのなら!」
羽香里にそう尋ねられたが、聞かれるまでもない。
俺はライちゃんのことを信じるってそう決めたんだ。
その為なら、どんなことだって俺はやり遂げてみせる!!
※次話の台本準備+知人の結婚式の為投稿が遅れます。あらかじめご了承ください。
羽々里さんの台詞を1字表記する際何て書く
-
羽々里さんの『々』
-
羽々里さんは皆の『ママ』より『マ』
-
羽々里さんは羽香里の『お母様』より『母』
-
ヤツ(♀)より『ヤ』
-
羽香里を『香』で羽々里さんを『羽』表記
-
その他