紳士版トモコレとポ○モンチャンピ○ンズに時間を奪われてました。反省はしている。
アニメ3期の情報更新されましたね。今から7月が待ち遠しいです。
【5/1022:40追記】後書きの外見に追記あり
【ライ(姉)side】
恋太郎の胸に顔を埋め、
滝のように流れ続ける涙により恋太郎のシャツが汚れるも、恋太郎は嫌な顔1つもしないまま優しく頭を優しく撫でるのと同時に背中をポンポンと叩く。
そんな2人を、私は内側でジッと見続けた。
……ここまで喜んでもらえたのなら、プレゼントした甲斐があったというものね。
そう感慨深く思っていると、不意に。
意識が浮上した。
「……泣き疲れて眠ったみたいね」
「……ライ?」
「少しぶりね、恋太郎」
どうやら意識を失った
そういえば子どもの頃誘拐されて意識を落としたと思ったら、いつの間にか解決していたことがあったけれど。もしかしたら今みたいに私が寝ている間にシロが頑張ってくれんでしょうね。
目を少しずつ開きながら恋太郎に返事をする。が、
泣き腫らした目をどうしようかと思っていると、恋太郎がハンカチを差し出して来た為お礼を告げた後受け取る。ある程度応急処置はできたものの、私はともかく
「ライっ!!?」
「……?エスコートしてくれないのかしら?」
「あっあぁ……そっか……」
……?
手を繋いだ途端何故か恋太郎が慌てていたけれど、私を手すり側に誘導した時には落ち着いていた。
それからも、恋太郎に手を引かれながら階段を降り廊下を進んでいく。そしてついに。
「……ライ、着いたよ」
「……えぇ」
先ほどまで|家族≪ファミリー≫裁判を行っていた部屋に辿り着いた。
『つまり、主人格である私が無事に目を覚ました以上、別人格であるニセモノはもう用済み。
楠莉さんの睡眠薬で今も真相世界でぐっすりしているけれど、そう時間も経たずに消滅することでしょう』
『ニセモノが私という主人格のことを、自分自身が別人格であることを
でも、事実ニセモノは自分自身がニセモノであることを思い出してしまった。
自分自身の役割がとっくに終了したことを自覚したニセモノだけでは何も出来ない。それが体調にも影響したんでしょう』
『そもそも、1つの身体に2つの人格が存在すること自体身体に何らかの障害が出てもおかしくない。だから
…………
あの時は、私かあの子。どちらかしか存在できないと思い込んでいたものだから、彼女たちに罪悪感を覚えさせない為にかなり演技していたものね。
彼女たちにはついさっき恋太郎から
演技とはいえ、必要だったとはいえ。
当初恋太郎と2人で話をした時は、
そんな時に、
その為にも、恋太郎が1人先に部屋の中に入って彼女たちへと話を始めた。しばらく外で待機していると、恋太郎に呼ばれた為覚悟を決めて扉を開く。
…………
部屋の中には全員がいた。
花園羽香里に院田唐音、好本静に栄逢凪乃、薬膳楠莉に花園羽々里。
それまで閉じていた目を開けて、1人1人と視線を合わせる。彼女たちの表情はとても不安に満ちていた。事前に話を聞いているとはいえ、実際対面して
そして、私は。
「ごめんなさい」
彼女たちに深く、頭を下げた。
部屋から退室した後に起きたこと
「本当に、ごめんなさ……」
ドカンッ!!
ッ~~~!!
謝意の為に下げていた頭に走った鈍い痛み。
いくら死角だったとはいえ、
そして、私にダメージを与えた要因は、
「いで~~~~~~~~~ッ!!!」
「ライッ!!?楠莉先輩ッ!!?」
「「「「「(薬膳)楠莉((さん))(ちゃん)!!?」」」」」
薬膳楠莉が、私の頭に打ち付けてきた自身の頭を両手で抱えて痛みに悶えていた。
薬膳楠莉。
私の
ちなみに、お爺様もこの薬を飲んだことで交通事故による大ケガから回復することができた命の恩人だと、
あの交通事故以来交流を重ねてきた
…………おそらく、彼女は私に怒っているでしょうね。
「認めないのだ!!」
あの時は知る由もなかったけれど、記憶では彼女が
薬剤師を目指す彼女としても
痛みに悶える彼女は、未だに痛みが引いていないのか涙目のまま立ち上がれないままだった。
けれど、キリッと顔を引き締めたかと思うとスッと立ち上がって私と目と目を合わせて対峙してきた。
突然の彼女の行動に周りの皆は何も言えないでいた。恋太郎も行動を起こすつもりはないらしい。
彼女と見つめあったまま数刻、視線が交わるだけで彼女から動く様子は見られない。私から切り出すべきかと口を開きかけた、その時だった。
「謝るのは、楠莉の方なのだ!!」
「……え?」
何故か、彼女は私に謝ってきた。
「全部……、楠莉のせいなのだ……!!あの日楠莉がライに『
ギュッ……
「楠莉……いや、
『……ライちゃんよ。実は儂を助けたあの娘は、ライちゃんの従姉妹なのじゃ』
何時ぞやの薬膳家での定期検診を終えたお爺様は
……でも、そうね。
「ッ!!」
「大丈夫だから。言いたいこと、すべて聞くから。ね?」
膝立ちになり、|従姉≪ねぇ≫さんのプルプル震える身体をそっと抱きしめてポロポロと眼から零れ落ちる涙を自前のハンカチでポンポンと跡がつかないように拭いていく。
年上なのに、従姉なのに。8歳の肉体による感情に振り回される従姉さんを見て。
つい先ほどまでの自分自身のような、小さい頃の自分を見ているような。どこか落ち着かない気がしたけれど。
従姉さんの為にも、自分の為にも。こうするのが最善だとそう確信した。
従姉さんは、ポツリポツリと話し始めた。
「……
「……従姉さんの薬が無くても、きっといつかはこうなっていたわ。従姉さんの薬はあくまでキッカケにすぎない。だから、そう気に病まないでちょうだい。
それよりも、私は従姉さんの苦しんでいるのを見る方が悲しいわ」
ポンポンと、泣き続ける従姉さんの背中を優しく叩きながら言う。従姉さんは私の胸元に頭を埋めて身体を震わせる。けれど、それも段々と落ち着いてきた。
「……
「……えぇ。それでこそ
「お帰りなのだ!ライ!!」
「えぇ、ただいま。
未だに涙を流しながらも、私の我儘を叶える為に笑顔を浮かべる従姉さんに、私も笑顔で返す。
『感動した…!!』
「良い姉妹愛だなぁ…!!」
「そうね、静ちゃん恋太郎ちゃん!私も娘がもう一人欲しくなってきたわ!!」
「落ち着いてくださいお母様」
「これが『仲直り』という概念…」
「…………」
「…唐音さん?」
「ねえ、あんた」
不意に呼びかけられる。誰だろうと顔を向ければ声の主は院田唐音だった。彼女は難しい顔をしながらも少しずつ私達に近付いてきた。
「なんかもう許すみたいな空気になっているけれど、私は皆みたいに甘くないから。あんたがさっき
「唐音……」 「唐音さん……」
「………」
「だから!!」
「あんたのことをこれからずっと、私達《b》恋太郎ファミリーに相応しいかどうか
「唐音……」
「違うわ」 「は!?」
「私は(
「何の話!!?」
▽▽▽▽▽
彼女たちに許してもらえた後、私は彼女たちに連れられて寝室へと移動した。
新しく彼女?になった羽々里さんや私との親交を兼ねてトランプをするとのこと。私は未だに起き上がらない
途中羽々里さんが用事を思い出したと退室してから。しばらく経っても戻ってこないことを懸念した恋太郎が様子を見に行った。
そして、2人が出て行ってからもトランプに興ずる私達だけれど。
「そういえば
「えぇ、従姉さん。今日は大分参ったみたいで。おそらく朝になるまでは起きないと思うわ」 スッ パサッ
「あぁ~~!!また負けたのだ~!!
「それはきっと、私が強いのではなくて。
「そっかー。
「私はお姉ちゃんだもの。妹のことについてなら誰にも負けないわ」
「いや、分からん」
皆でもう何回目か分からないババ抜きをしている途中。従姉さんと会話をしていると唐音が突然叫び始めた。
「……たしかに、分かり辛かったわね。
「いや、それはどうでもいいんだよ」
「唐音さんが言いたいのは
「んー?そんなの要るのだ?」
「たしかに。どちらの【大槻ライ】への要件なのか判断に迷うことは非合理的」
私の返答に唐音、羽香里、
あぁ、そういえば。伝えるのを忘れていたわね。
「『じゃあ』“ライさん”と“ライ”“ちゃん”“さん”と?」
「それかあの子のことを【ライちゃん】、私のことを【お姉ちゃん】と呼ぶ方法もあるけれど…。
ごめんなさい。私は
「ライの姉ですらねーんだわ」
「冗談よ。ごめんなさいね、伝えるのが遅れたわ。実は
嘘。
けれど、
私の嘘に感づきそうな恋太郎も羽々里さんもいない、今しかない。
「私のことは、ライダーと呼んでちょうだい」
「
「えぇ、好きよ。アメリカにいた時はダッドに自動車にバイク、乗馬にヘリコプター等々。色々な乗り物を運転させてもらったものよ」
「『ハワイで
「流石はアメリカ。自由の国」
「ふぅん。まぁ、いいんじゃない?」
「ですね。改めて、これからよろしくお願いします。ライダーさん」
こうして、
そうだ、これだけは彼女たちにも伝えておかないと。
「さっき、唐音に【恋太郎ファミリー】に入れるかどうか聞かれたけれど。ここではっきり言っておくわ」
「私は、決して恋太郎の彼女にはならないわ。絶対に」
▽▽▽▽▽
「私達のことについて。あなたには
「
……貴方も難儀な運命を背負ったものね」
「…………」
「恋太郎は、
「……いや」
「別に責めている訳じゃないわ。でも、これからは
「あぁ、分かった」
「……話が逸れたわね。あの邪神*1曰く、邪神自身のミスにより貴方の【運命の人】の人数は100人になった。
そして、そんな大幸運に全ての“恋愛運”とやらがつぎ込まれたせいで貴方は中学卒業まで
ここまでは、貴方も知っているはずよ」
「うん」
「ここで問題。貴方がこれまで失恋してきた99人とライちゃん。2つにはどんな違いがあったのか」
「……もしかして……【多重人格】?」
「正解よ。こればかりはあの邪神も想定外だったでしょうね。本
「……でも、どうして【多重人格】であることが原因になりえるんだ?」
「……端的に言えば。」
「
「……ッ!!」
「……あの交通事故で主人格である
ここまではいいかしら?」
「……うん」
「
それ以外にも色々考慮箇所はあるでしょうけど、とにかく
…正直。この定義については私自身腹に据えかねているけれど」
「…………」
「そして、問題の中学校の卒業式。貴方は
……けれど、そうはならなかった」
「……目を合わせたら、俺に対する好意が反転する……」
「えぇ。これは仮定だけれど……
【運命の人】による【修正力】はおそらく本物である
けれど、肝心の
……それが良かったのか悪かったのかは、分からないけれど」
「…………」
「でも、こうして
念の為、
「さ、さっきのキスってそういう意味だったんだ……」
「あら、何だと思っていたのかしら?」
「えっ!!?そっそれは……」
「まぁ、
……もしかして、恋太郎も興味ある?」
「………えっ!?」
「…へぇ。こういうのってカテゴリーとしては同一CPか、それとも嫁分身だったかしら。分裂薬もあることだし、次の機会に用意してあげてもいいわよ?」
「いっ、今はそんなことはいいよ!!
それよりも!ライちゃんの呪いをライさんが受け取ったってことは……」
「えぇ
「……そんなっ!!?」
「あぁ、大丈夫よ恋太郎。別に貴方のことを『ダイッキライ』なんて叫ぶことはないから安心してちょうだい。ほら、こうして
貴方のことは良い人だとは思うけれど、それはあくまで
そもそも、
「…………」
「だから、そう悲しそうな顔をしないでちょうだい。私は
そうそう、このことは
「……ライさんがそう言うのなら……分かったよ」
「呼び捨てで構わないわ。もしくは貴方になら【お
「お、お
「……冗談よ。これからよろしく頼むわ、恋太郎」
※この裏で原作通り恋太郎は羽々里さんと話をしたり、パパ里さんと邂逅したりしていました。
※最後に大槻ライ(姉)(ライダー)のプロフィールを書いて終わりにします。
名前:大槻ライ(姉)(ライダー)
呼称:(ライちゃん)ライちゃん⇔お姉ちゃん (恋太郎)ライ⇔恋太郎 (楠莉)ライダー⇔
その他例外を除いて、同級生に対しては呼び捨て。年上、年下に対しては名前+さん付け。
体重: りんご3個分*1 両利き(小さい頃から色んな人に変身してきた為)
目の色:ハイライト暗めの紫(ライちゃんと同じ)
髪色:茶色
生年月日:4月1日(15)
星座:おひつじ座
個性:嘘吐き・帰国子女・変身・姉
CV:天野聡美さん
外見:ライ、ライちゃん共々次回からFate staynightの間○桜のような髪型に変更。ライが表に出た時はマムから最期にもらった形見の【黒いリボン】を向かって右側に、ライちゃんが表に出た時は向かって左側に着けられるよう自動的に切り替わるようになる。その為リボンをよく落とす。
制服はライちゃん(妹)がスカートの長さを腰までしているのに対し、動きやすさ重視の為か度々短くしようとしている。(新しく理事長に就任した羽々里さんに頼んですぐにライ専用のスカートを用意させた。)それ以外は、ライちゃん同様既存の制服の上に袖口が広い黄色の百合が刺繍された膝までの長さの羽織を着ている(BLEA○Hの隊○羽織)。
【追記】ライちゃん時、ライダー時問わず目隠しは着けたまま。
○○のサイズ:15人目の彼女曰く、『ライダーさんの方がライさんよりも気持ち大きめなのです』モミモミ