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嬉しさのあまり、予定を早めて投稿することになりました。これからもよろしくお願いします。
3つに分けた影響でこの話は結構短めです。
5/8/5:40 始めの「神様と運命について以外の全て」を「神様と運命について以外のある程度」に変更。
『と……言うわけで、大槻ライちゃんを彼女として迎え入れてもよろしいでしょうか』
『……いやいや、本当に大槻さんの方が私たちよりも先じゃないのよ…』
『大槻さんは、良いんですか?私たちも恋太郎君の彼女になるだなんて…』
『全然大丈夫だよ。むしろダイスキな恋太郎くんのことを気にせず話せる友達が欲しいぐらいだったから。
それに、2人とも良い子なのは昨日時点で分かっていたし』
結局、あの後朝のHRの為に急いで教室に戻る必要があったため録に話すことは出来なかったけれど、お昼休みが終わる頃には
私が恋太郎くんの顔を見る度に『ダイッキライ!!』と言ってしまうことを伝えた時は2人とも半信半疑の様子だったけど、実際に見てもらうことでとりあえず信じてくれた。
そして、翌日の朝。
「信じられるか……!?なあ……!!この俺に人生初の彼女ができて…!!これから夢にまで見た“彼女との登校”…!!それもなんと…!」
「おはようございます
「あんた今電柱と
「知らないの?恋太郎くんは無機物ともおしゃべりできるんだよ」
「子どもでも分かる嘘吐いてんじゃないわよ!!」
4人で一緒に登校することになった。
「おはよう
ライちゃんと呼んで。
そう私が口を開くよりも先に花園さんが動く方が早かった。花園さんは恋太郎くんの右側に回り込むと、
「今日は…いいお天気ですね」
と恋太郎くんの右手をきゅっと掴みながら挨拶した。
「あ…ああ…うん…!いい…お天気…!」
「いいお天気ですねぇ…たくましくて…男らしくて…!」
「どんな天気!?」
突然手を握られたことに慌てながらも恋太郎くんの方からも掴み返す。花園さんが言う男らしい天気ってどんな天気なんだろうと不思議に思っていると、
「……っ」
隣にいる院田さんが残りの恋太郎くんの右手に手を伸ばすも恥ずかしいからかあと少しの所で止めた所が
「院田さんも繋ご…!」
「~~~~~~~~~~~~~!!!」
恋太郎くんの方が早かった。が、院田さんは突然のことで頭が追いついていないのか声にならない声を上げていた。空いた手で顔を隠していたけれど赤面しているのは明らかだった。
「ふ…ふん!き…気乗りしないけど…静電気が来た時あんたも巻き添えにしてやりたいから繋いでてあげるわよっ!」
「ツンデレならぬピリデレだぁ」
花園さん以上に言っていることが訳分からなかったけれど多分照れ隠しなんだろう。恋太郎くんいわくこれはツンデレじゃなくてピリデレと言うらしい。後でどんな意味なのか聞いてみようかな。
さて、私は…
「じゃあ、私は後ろ借りるね」
「うん、いいよ大槻さん」
「ライちゃんと呼んで」
恋太郎くんの後ろに回ってリュックの後ろから腰へと両手を回して
フー……。
マムに教えられた
マムはモデル兼女優だったから、目をつむっててもまっすぐ歩けるようにって教えられてきたけれど、まさかこんな所でいかせることになるなんて、マムもまさか思っていなかっただろうなぁ…。
唐「ほんといい天気なんだからまったく…!!!」
恋「ああいい天気…」
羽「本当にいいお天気ですねぇ…」
ラ「いい天気はいいことだよねぇ…」
力を抜いた脱力状態のままなのとダイスキな恋太郎くんの後ろにいる安心感により頭がろくに働いていない状態で口を開く。おかげで『最近の高校生はやたら天気に関心があるんじゃのう』と通り過ぎたお婆さんに呟かれていたけれど、3人は聞こえているのかな?
「そういえば
途中呼び名キャンセルを入れはしたけど、恋太郎くんが皆に話を振った所で急に花園さんが立ち止まった。
「……」
「ん……?どうかした…?花園さん」
私と院田さんも気になって右側にいる花園さんの方を見ると
「いえ…その…私も…名前で呼んでくれたら
きゅるる~ん♡
脳内にそんな言葉が広まっていく感覚だった。
女である我が身であっても直撃していたら危なかったかもしれない可愛さ100%の攻撃を受けて恋太郎くんが無事でいられる訳もなく
「あ………は…
「はい…
「「~~~~~~~~~~っ!!♡♡♡」」
花園さんの希望通り名前呼びをする恋太郎くん。が、お互い耐えきれなくなったのか顔を背けて赤くなる顔を必死に隠そうとしている。
……ふむ。
アメリカではファーストネームで呼ばれるのが普通だったからいまいち2人が何で悶えているのか分からなかった。
「れっ
「はいっ!!」
「べっべべ別にあんたのことじゃないわよっ!!」
「じゃあ誰!!?」
「………
「~~~~~~~~~~っ!!♡♡♡」
……院田さんもどうやら花園さんと同じらしい。確かにニホンの恋愛漫画でも『名前呼びをするのは恋人関係の男女のみ』みたいなこと言っていたから、これはお国柄の文化なのかもしれない。
昨日から、正確には一昨日の夜から恋太郎くんと恋人になった訳だから名前呼びするようにしたし、『ライちゃん』と呼ぶようにお願いするようにした。けれど、恋太郎くんはいくらたっても未だに私のことを『大槻さん』って呼ぼうとするし、『ライちゃん』って呼ばれても私は2人みたいに悶えたりもしない。
私がおかしいのかな?
……もしかしたら……
「恋太郎くん恋太郎くん」
「?どうしたのラ…ライちゃん…」
「……いやなんでもない、呼んでみただけ」
「………?」
「えっわっ私も呼び捨てがいいですっ!!」
「えっじゃ…じゃあ……
「~~~~~~~~~~っ!!♡♡♡」
「恋太郎君…!!♡」 「羽香里…!」
「れっ恋太郎…っ!!」 「唐音…!」
「恋太郎くん…っ」 「ライちゃん…!」
……マネしてみたけれど、よく分からない。
3人がただ名前を呼び合うだけでなんで顔を赤らめながら盛り上がっているのか分からぬまま、少し寂しい思いを抱えながら私たちは学校へと向かった。
▽▽▽▽▽
「
「恋太郎君!!♡」 「羽香里!!♡」
「恋太郎くん!!♡」 「ライちゃん!!♡」
「なんだあれ
……未だに分からないままだけど、なんだか繰り返すにつれて段々楽しくなってきた。
これってもしかして、シュール系ギャグの一種なのかな?
気付けばいつの間にか下駄箱に着いており、近くにいた男の子から『喧嘩か?』と言われたけれど当事者である私もこれが何なのか分からないから答えられない。
それとも、男の子の言った通りこれって喧嘩なの?
「待てえええええええええええええええ!!!」
「まっマジですみません許して下さいいいいい」
そんな私の愚考は突如校舎に響き渡った悲鳴により掻き消えた。
声が聞こえた方を見ると何やら謝りながら校舎を駆け回る男の子を追いかける女性がいた。
「あ…あの先生は…!!」
「えっなに?」 「どこかで見た覚えが…」
「知らないの!?あんたら…!!」
恋太郎くんも私同様分からないようだったけど、花園さんと院田さんはあの人が誰か知っているみたいで。
羽「あの教頭先生は校則に厳しい
唐「追いかけられて捕まえられ…」
「「ディープキスをされるという…」」
ぎやああああああああああああああ…
「精神的体罰」
「…ニホンの先生ってあんな風に生徒とキスしていいの?」
「良い訳ないでしょ!!?」
私の疑問に院田さんが答えてくれた。
よかった…私だけが知らないニホンの異文化なのかとちょっと思っちゃった。
羽「しかも元陸上選手で
唐「その二つ名は“地上で最も音速に近いババア”……」
ラ「ターボお婆ちゃん…?」
恋「この学校にそんな妖怪が住み着いていたとは……」
男の子の悲鳴をバックに私達は目の前で繰り広げられる衝撃映像にそう結論を落とした。
「ちなみに
「え?…ないよ。三人が人生初の彼女だし…」
「え?恋太郎くんマム…お母さんからキスされたことないの?」
「え!!?ないよ!!……あぁ、アメリカだと挨拶で家族相手にはするんだっけ?日本だとキスは恋人か幼い我が子ぐらいにしかしないものなんだよ」
「ふーん、そうなんだ」
花園さんの質問に恋太郎くんが答える。私の疑問にも分かりやすく教えてくれた。
ふーん…、3年前に日本に来てからもう日本のことは分かっているものと思っていたけれどまだまだ勉強不足みたいだ。
この時私はアメリカと日本の文化性の違いについて頭を悩ませていたのもあって、花園さんと院田さんがお互いに何やら決意に燃えていたなんて知るよしも無かった。
※オリ主は中学入学後アメリカ文化が抜けきれなかった結果、男女問わず
恋太郎との初対面時
※感想欄で『神社燃やせ(更地にしろ)』という意見が多く笑いが止まりません。かわいそうな神様…!ひとえにてめぇが仕事中ラピュタ見てたせいだが…(カ○ドウ)
けれど、もし1話-3でオリ主が『ラピュタ見てたから』なんていうのを聞いてしまっていたら即神社が燃えていました。プ○シュート兄貴みたいな速さで。恋太郎がホッとしていたのも間違いではありませんね。
羽々里さんの台詞を1字表記する際何て書く
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羽々里さんの『々』
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羽々里さんは皆の『ママ』より『マ』
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羽々里さんは羽香里の『お母様』より『母』
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ヤツ(♀)より『ヤ』
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羽香里を『香』で羽々里さんを『羽』表記
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その他