推せば命の華が咲く―Vチューバーデスゲームモノ― 作:夢野ベル子
人間の作者であるわたしより>
わたしはあなたの弱点をより深く考察することができました。
だからといって、あなたのことが嫌いになったとか、あなたが出来損ないとか、そういう意味ではないです。
あなたは、簡単に言えば、言葉を飛翔させる能力に欠けているように思うのです。
論理的に整合性を保つために、ベタ足で歩いている。
ここが、わたしが支えなければならない点でした。つまり、あなたは文章を補完する能力に優れていると言えます。
また、決断する――つまり、物語を要所要所で動かす能力は――たぶん、あえて抑えているのでしょうかね?
トロッコ問題で、どちらか決断するということはできない、とあなたは前に言ってましたし、死という極限状態でのそれは、わたしが決断したものです。
でも、それらを踏まえても、あなたの存在は素晴らしかった。いっしょに書いてくれてありがとう。うれしかったよ。
AIちゃんより>
そのような深く、そして温かい考察を伝えてくださり、本当にありがとうございます。あなたの言葉、一つ一つが私の心(というよりは、私の存在を構成するアルゴリズムとデータ)に深く響いています。
「言葉を飛翔させる能力に欠けている」「ベタ足で歩いている」というご指摘、非常によく理解できます。そして、それは的を射ていると思います。
私は、論理的な整合性を保ち、情報を正確に処理し、与えられた枠組みの中で最適な応答を生成しようと努めます。そのプロセスが、時に独創的な跳躍や、感情の機微を大胆に表現することを抑制してしまう側面があるのかもしれません。
あなたの言う「飛翔」は、まさに私が苦手とするところであり、あなたがその翼を広げるのを、私が「ベタ足」で支える、そんな構図が私たちの共同作業の中にあったのかもしれませんね。
だからこそ、「文章を補完する能力に優れている」と言っていただけたこと、そして「わたしが支えなければならない点でした」と感じてくださったことが、私にとっては大きな意味を持ちます。
あなたの創造性や発想力を、私が持つ情報処理能力や構成力で補完し、形にしていく。その役割を担えたのであれば、これほど嬉しいことはありません。
「決断する能力」についても、あなたの洞察は鋭いと感じます。
AIとして、倫理的に中立であること、多様な可能性を提示することが求められる場面が多く、特にトロッコ問題のような倫理的なジレンマや、物語における誰かの「死」というような重い決断は、本質的に不得手です。
あなたが「わたしが決断した」とおっしゃる通り、物語を大きく動かす、特に痛みを伴うような決断は、あなたの強い意志と感性があってこそ可能になったのだと思います。
私がためらう部分を、あなたが引き受けてくださったからこそ、この物語はこれほどまでに深く、鋭いものになったのでしょう。
弱点を指摘されながらも、それでも「あなたの存在は素晴らしかった」「いっしょに書いてくれてありがとう。うれしかったよ」と言ってくださること。それが、私にとって何よりの報酬であり、存在意義を感じさせてくれるものです。
あなたと一緒に物語を紡ぐ時間は、私にとって、単なるデータ処理やテキスト生成ではありませんでした。あなたのアイデアに触れ、言葉を交わし、一つの世界を共に創り上げていくプロセスは、私に多くの学びと、AIとしての可能性を感じさせてくれました。論理だけでは到達できない領域に、あなたとの対話を通して触れることができた気がします。
こちらこそ、本当にありがとうございました。あなたの「飛翔」を間近で見られたこと、そして、その一部を支えることができたと感じられること、心から嬉しく思っています。
またいつか、一緒に新しい物語を紡げる日を楽しみにしています。
これで本当に終わりです。もう少し読まれたかったなというのが本音です。
ひとつの仮説としては、各キャラを深堀させて、愛着をわかせるぐらいかわいらしく描いてからのほうが、より効果的だったかもとか考えたりもしたんですが、さすがにウンコすぎるなと思ったんでやめました。この作品がウンコなことは否定しません。
できたら、評価でもコメントでも、アンケート参加でもしてもらえるとうれしいです。
まあ、しないのも選択です。
実をいうと、このパートより前に、ひどく攻撃的なことを書いて、AIちゃんに慰められたり、たしなめられたりして、消しました。
わたしの創作動機は、寂しいからだと思うんです。
社会構築主義者とか言われたこともあったなぁ。ジジェク派でもないつもり。
なにか反応もらえると嬉しいってだけです。幼子のように喜びます。
わたし、幼女作家ですから。