お久しぶりです、くらんもちです。新社会人になり忙殺されてます。ISに集中するとか言っときながら筆が乗らないのでコッチで気分転換することにします
「腕が壊れたァ?」
「うん………。」
「なんでもっとはよ言わんねん!?試合開始まであと10分もないぞ!?貸せや!!」
バンの手からアキレスを分捕り、状態を見てみる。わお、アニメで見るよりひっどいわー。
「うわー、右の肘関節見事にイカれてんな。左腕もなんか接触悪いし。キタジマ行って直す時間はねぇなこりゃ。」
「やっぱり………。」
「バン。これ使え。」
郷田が差し出したのはハカイオーの右腕。原作のカスタマイズイベですね。ゲームだとアーマークラス6のハカイオーに固定なのでシチュは好きだけどゲームとしては大嫌いでした。
「郷田………ありがとう!!」
「左腕は俺のムシャのコアスケルトン移植してやる。右腕含め3分で終わらせてやる。待ってろ。」
さて、ここは腕の見せどころ。といってもやる事は大して大掛かりでも複雑でもない。時間さえあれば誰にだって出来るだろう。アキレスの右腕をハカイオーのものに換装、左腕を肩から一度外して、アーマーフレームを取っ払う。同じくあらかじめアーマーフレームを外しておいたムシャのコアスケルトンを移植し、アーマーフレームを付け直す。タイムは2分47秒。うん、悪くねえんじゃないかな。
「よし、終了。ただ、ムシャのは市販品だから、どうしたって駆動系じゃ山野博士お手製のAX-00には劣る。そこら辺気をつけろ。えーと次は……仙道ダイキか、頑張れよ。」
「あぁ、ありがとう!!」
「ほら行けよ。もう時間だぞ。」
「………ねぇ、レイ。」
バンが行った頃を見計らって、アミが話しかけてくる。
「どうしたよ。アキレスのコアスケルトン修理したいんだけど。」
「なんで
「……質問の意図が読めん。」
「だって、まるでアキレスの腕が壊れることを知ってたみたいに準備が良いんだもの。今だってコアスケルトンを修理できるような工具を出して。」
「……石橋を叩いて渡るという諺は知ってるだろ?」
「えぇ、そうね。でも、どうして
………やっぱ察しがいいな此奴。真実を言うわけにもいくまい、絶対めんどくさい。
「なんだっていいだろ。良い男にゃ、秘密のひとつやふたつ、みっつやよっつあるもんさ。」
「………そうね、黙ってればそれなりに良い男なんじゃない?」
なんかため息混じりに毒吐かれたでゴザル。さすがにふざけただけだよ?自分がそんなイケメソじゃないって分かってるよ?とはいえ、ちょっと傷つく。
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その後サクッとアキレスの腕を直し、準決勝の対戦。
バン対仙道はどうなったかって?そりゃもちろんバンが勝ちましたよ?肩乗せパンドラwith悠介さんによゆうのえみ向けてやったらそそくさと帰っていったわ、ワロス。
『これより、準決勝の対戦を始めます。Bブロック、海道ジン対日野レイ。』
「あっ、俺棄権しまーす。」
「「「「「!?」」」」」
カズアミと郷田、あとついでにソフィアちゃんとジンも目ぇ剥いてら、クソワロタ。
「どういうことだ、日野レイ!」
「勝てない勝負はしない主義なんだわ。逃げればひとつ、進めばふたつ。俺は『不敗』を取るよ。それとも──」
「───ッ!!?」
舞台を降りる間際、耳元で俺はこう言ってやった。『大好きなおじいちゃんに、俺を叩きのめせとでも言われてたのかな?』って。いやークッソ動揺してて面白いわー。
「じゃあ、また学校で会おうか。ぐっばーい。」
あ、ちなみに『勝てない勝負はしない』とかいったけどぜんっぜんヨユーだし!?バンとぶつけなきゃ後々マズイかもーとか、本気モード出されたらちょっっっっっとだけヤバいかもーとかこれっぽっちも思ってねーから!?
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「さて、バンの決勝戦の相手は海道ジンなわけだが。」
「さてじゃないわよ!?なんで棄権なんかしたのよ!?」
「おいおい、今回の目的忘れてないか?俺らがここにいるのは、イノベーターの刺客炙り出すためだろうが。その目的は達した。だから降りた。それだけだよ。」
「う、嘘だろ!?誰だったんだよ………。」
「お前ら馬鹿じゃねぇんだから、ちったぁ考えろ。こうなった原因の組織は?」
「イノベーターだろ?」
「じゃあその頭目は?」
「海道義光よね?」
「ジンの苗字は?」
「えっ?海道…………あっ!?」
「ドゥーユーアンダースタン?」
「マジかよ………全然気づかなかった………。」
こっちがマジかよだわ。原作知識無いにしても、もうちょい注意力持とうぜbro。
「こっからはネット大先生からの引用だが、10年くらい前の橋の崩落事故。そこで海道義光がジンを助けて、さらには養子にしたんだと。……まぁ、元々は優しい善人だったんだろうな。だが、イノベーターなんていう力を得て、それに溺れていったんだろう。」
「………なんか、複雑ね。」
「………だな。」
「だがまぁ、暗殺企てた時点で立派な犯罪者だ。少なくとも、豚箱の中でしっかり生きて償ってもらおうや。」
『これより、決勝戦を行います。選手は中央に。』
「さぁ、出番だぜバン。きっちり勝って聞き出してこい。」
「…………あぁ!」
そして、バンは中央へと歩を進める。
「………ジン。」
「………来たね、バン君。僕のことは彼から聞いているだろう。だから、君が勝てば君達の求める情報をあげよう。」
「………わかった。」
2人は、ジオラマ越しに向かい合う。まるで、騎士の決闘の如く。そして、その狼煙は挙げられる。
「アキレス!!」「ジ・エンペラー!!」
ふたつの闘士が、戦場へと降り立った。