ドラゴンボールZ もしも絶望の未来でブロリーがいたら。   作:バカタラコ

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前回書いたあれは嘘です。


もしもブロリーが宇宙の中で整ったはずの地球に到着したら

地球に向かっている山の様に大きな宇宙船、その窓から覗き見ていた二人のサイヤ人がいた。

 

「あれが地球だ、ブロリー。」

「ふん、小さな星だ…一発で消してしまえばよかろう。」

「ダメだ、アレは宇宙の中で環境が整った星だ。他に代わりは無いのだからなぁ…。それに、あそこに済む地球人にも興味がある。無傷で手に入れる為にも暴れるなよ?ブロリー。」

「…はい。」

 

彼らはブロリーとパラガス。いまかいまかと、復讐しようと武者震いしているブロリー、それを抑えようとする親のパラガス。

 

地球を無傷で手に入れてパラダイスを建設する予定のパラガスはブロリーの抑制をする事は必要不可欠である。制御装置があるので暴走の心配も無用だ。きっと大丈夫であろう。

 

数十分後、地球に到着したならず者たちと一緒に到着したパラガス一向。しかし、確かに到着した筈の地球が一眼見るだけで様子が変だと言う事がわかった。

 

「これは一体どう言う事だ!?何故宇宙の中で整った地球がこんな事になっているんだ!?」

「ビルのガラクタだらけだな親父。コレが宇宙の中で一番環境の整った美しい地球などとその気になっている親父の姿はお笑いだぜ。」

「いったいどうしたと言うんだ…!?」

 

複数のビル群がまるで沢山のビーム兵器の爆発によって崩壊した後になって荒らされていた。パラガスの当初の予定の地球を無傷で手に入れる計画なんてモノは初めから不可能であったのだ。

 

「流石に…どうしようも無い…いや…復興は…」

「まだ、廃墟から煙が上がってるな…街が壊されてからそんなに数時間も経って無さそうだぞ親父ぃ。」

「なにぃ?」

 

ブロリーは地球の環境なぞ興味は無かったが、少し離れた所に戦いの轟音が微かに聞こえてきてそちらのほうに興味があった。

 

「ん?親父ぃ…、アッチの方から何か聞こえ無いですか?」

「ん?何かとはなんだブロリー?」

「何かの爆発音だな、それも連続して鳴っている。誰か戦っているかもな…。」

「なんだと!?ま、まさか、我々より先に地球を手に入れようとしている侵略者がいるとでも言うのか?まずいぞブロリー!これ以上破壊されない為にも暴れてる奴らをこの世から消し去ってしまえーー!」

「めんどくせぇ、行き当たりばったりだな親父。では破壊しに行ってきますよ。」

 

愚痴をこぼした後にブロリーは普通のスーパーサイヤ人に変身し、音を頼りに飛んで行く。

ブロリーはカカロット以外の敵には興味無いためやる気が出ない、きっとまたどうせ大した事ない雑魚であろうと思いながら音源に向かって行った。

 

「さて、ブロリーの後に私も続くとしよう。」

「あの、パラガス様、我々はどうすれば?」

「ああ、アンゴルか…そうだなぁ、今この地球に何が起きてるか情報を集める為にも地球人を探すのだ。他のやつらと同じようにする様に呼びかけておけ。おっと、地球人を傷つけないでもらいたまえよ?なるべく無傷で地球を手に入れたいのだからなぁ。」

「承知しましたパラガス様。」

「では、私はブロリーの後を追う、制御装置があるとは言え、暴走するかもしれんしな…。」

 

ならず者の1人、アンゴルと呼ばれたパラガスの部下が指揮をとり始めて、散り散りに地球人の捜査をはじめる。

頼んだぞ、と一言置くとパラガスがブロリーの後を空を飛んで追いかけて行った。

 

「くそぅ、早く暴れてる犯人を止める為とはいえ、ブロリーを先に行かせるのではなかったな。思ったよりブロリーは速い!追いつくのに時間がかかりそうだな…」

 

既にブロリーの姿は見えない。おおよそ、飛んで行ったであろう方向にいるであろうと勘を頼りに追っかけていた。

 

⭐︎

 

とある大きな都で二人の正義の味方は2人の悪の人造人間と戦っていた。

戦いの最中、鳴り止まない打撃音とエネルギー光弾の爆発が何度も何度も鳴り響いていた。

悟飯、トランクス。2人の英雄が、17号、18号に抵抗していたが、戦いの勢いは一方的に押されていた。

余裕のある人造人間は嘲笑いながら英雄達を煽る。

 

「孫悟飯、俺達のゲームの邪魔ばかりして飽きないのか?」

「これまでいたヤツらみたいに早く犬死にしたいのかい?」

 

「黙れ!クリリンさん達は犬死になんかじゃ無い!死んだみんなの魂は俺が受け継いでいる!!」「…!(悟飯さん。)」

 

毎日ボロボロになっても立ち上がり、諦めない精神は死んだ仲間の為か、今は見えない希望にすがっているのか、悟飯は圧倒的な力の差があっても闘志は消えていなかった。

だが、それを聞いた人造人間は何か気に食わなかったのか舌打ちをした。

 

「だったら、今すぐ死んで会いに行って伝えろよ?お前も仲間も無駄な戦いになるほど人造人間達は強かった…てな。」

「17号?もう殺しちゃうのかい?」「いいだろ?もうコイツらには飽きちまった…。」

 

17号の掌に強い勢いのエネルギーが集まる。どんな物でも壊しそうな勢いだ。

 

「じゃぁな!…そこの隣のガキ!」

ズオッ!!っとすごい勢いで光弾をトランクスへと飛ばしてきた。

「──ッ!トランクス!!」「─え?!」

 

不意打ちで離トランクスへ17号が攻撃した。

トランクスは光弾のスピードについてこれず、それを見た悟飯が即座にトランクスを抱えて庇う。

「ぐあぁっ……!」

 

「おやおや…先にガキから殺して、孫悟飯を最後にしてやろうと思ったんだけどな?」

「ご、悟飯さん!!…悟飯さん!!」

 

爆発の煙で悟飯達の姿が見えなくなる。

悟飯はグッタリとしており、気絶していた。

(そんな…!俺のせいで!!とりあえず早く逃げないと!!)

トランクスは悟飯を抱えていち早くその場から逃げることにした。

人造人間達はそれを見るとクスクス笑い、トランクスと悟飯を小馬鹿にしながら煽っていた。

「なんだ、もう諦めたのか?孫悟飯の目の前で犬死にした奴らはもう少し頑張ってたぞ?」

「ほら!私らに死ぬ気で逃げな!背中向けてたら避けられないよ!!」

 

ビュンビュンと逃げるトランクスと悟飯の背中を向けて何発も気弾を飛ばしまくる。

雨の様に降り注ぐトランクスは動きを読み避けまくる。

避けた気弾がビルや地面にあたり何度も爆発を引き起こし、煙が立ち上がる。

そして、避け続けていたがとうとう、強烈な気弾がトランクスにブチ当る。

「ぐああッ!!」

トランクスは悟飯と一緒に地面に転がり、身体がボロボロになって動けなくなってしまう。

(僕はどうでもいい!せめて悟飯さんだけでも!!)

 

「あははは!無様だね。17号、ここを吹き飛ばして殺そうよアイツらを。」

「そうだな、跡形もなく消し去ってしまおうか。」

 

(なッ!?)

トランクスの逃げる時間が足りない。永久エネルギーを持つ人造人間達がエネルギーの溜める時間など必要ないので大きな攻撃が直ぐにやってくる。

 

「「じゃあな!/ね!」」

「く、クソ!!」

 

(どうにか助かる手立ては無いのか!?せめて、悟飯さんだけでも…!

悟飯さんはこの世界の最後の希望なんだ!せめて──)

 

「シネェッ!!クズ共が!!!」

「ぐああッ!!」「うああっ!?」

 

巨大な打撃音と共に人造人間が吹き飛ばされた。

一体何が起こってる?唐突に知らない謎の大男が突然やったのだ。

 

 

「だ、誰なんだ?あの人は…?なんて凄く大きな気だ…!そ、それに、あの気と姿は…スーパーサイヤ人!?」

 

逃げる事に夢中で気が付かなかったのか?こんな凄い気を持ってる人が近くに来ていた事に気が付かなかった!

 

「なんなんだデカブツ!てめえ邪魔するんじゃねえよ!!」

「17号!!コイツ、見た事無いよ!!」

 

人造人間達も知らないそうだ。あの人は本当に誰なんだ、ただ人造人間達を敵視している事だけはわかる。

 

「あの!!助けてくれてありがとうございます!!でも、人造人間達は手強いです!!だから一旦……」

「ウルセェよ!!」

「ぐあああっ!?」

 

突然あの大男がトランクス達にエネルギー弾を飛ばした。容赦が無くどこかへ吹き飛ばす程でトランクスと孫悟飯、諸共どこかへ吹き飛ばされてしまう。

それを見た人造人間がますます困惑し始める。

 

「おい!デカブツ。お前は孫悟飯の仲間じゃ無いのか?」

 

「…その孫悟飯とは今、オレがムシケラの様に吹き飛んだ奴の事か?あんなカスしらんなぁ…。それよりもお前達が宇宙の中で環境が整った美しい地球を破壊してる奴だな?血祭りにあげてやる!」

 

「な、なんだと!?」「17号!コイツ殺してしまおうよ!!」

 

突然現れた人造人間達の目の前に現れたブロリー。人造人間は遊びの邪魔をされて怒りを隠せなかった。

この地球に凶悪な存在がぶつかり合う事になりどのような運命になるのか?

それは時の流れのみぞしる事だろう。

 

 




ブロリーの怒り40%

未来悟飯は生きるべきですか?

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