ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦   作:ボルメテウスさん

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思わず書いてしまいました。シンフォギアとゴジュウジャーのコラボ小説。
最近、どちらも書いていないという反動もあり、書かせて貰いました。
また、活動報告にて、ユニバース戦士に関しての募集も行っています。皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=326105&uid=45956


逸れ狼は赤く染まる/少女とはまだ再会せず

「あしたぁ」

 

その一言と共に会計を終えると共に、おつりの金を目の前にいる女子高生に渡す。

 

それと共に、目の前にいる女子高生は去っていたっが、その際に。

 

「ねぇ、なんか愛想悪くない?」

 

こそこそと、俺の事を言っていた。

 

すると、隣にいた奴は

 

「ちょっと、遠野さん、もうちょっと愛想良くしないと、次、クレームが入ったらクビなんですから」

 

それを言われると、隣を見ると、こちらを忌々しそうに見つめる店長。

 

店長に対して、苛立ちを隠せないまま、隣を見ると同僚の堤はこちらを向いていた。

 

「ほら、笑顔笑顔」

 

そう言いながら、相変わらず人当たりの良い笑顔をしていた。

 

「・・・」

 

笑顔と言われて、どう行えばが良いのか、困惑しながらも、もう会えないだろうあいつの顔を思い浮かべながら。

 

「こうか?」

 

そう尋ねる。

 

すると、堤は怯えて、後ろへと下がった。

 

やはり、あいつのようにはならないか。

 

そう考えていると。

 

「おい!命が惜しかったら、金を寄こせ!」

 

すると、黒ずくめの男がいた。

 

手にはナイフを持っており、強盗だろう。

 

「わっ分かったっ、金はすぐに用意する!」

 

その言葉と共に、店長はすぐに金を用意し始める。

 

すると、強盗は気分が良くなり、王様気分なのか。

 

近くにあるジャンボフランクを手に、食べようとするが。

 

「熱っ、てめぇ俺を火傷させる気か!」

 

ジャンボフランクは、そのまま地面へと落ちそうになる。

 

俺は、それを地面に落ちる直前で、受け止める事が出来た。

 

「うわぁ」

 

そうしていると、強盗の狙いは、店長から堤へとナイフを向けていた。

 

俺は、そのまま強盗の前に出る。

 

「なんだってめぇ」

 

こちらに対して、睨み付けているが、関係ない。

 

「このジャンボフランクが、俺にどれだけ贅沢な物か、てめぇにはわからねぇようだなぁ」

 

そのまま、俺は左手で親指と人差し指を合わせて、○にし、○の中から強盗を見つめる。

 

「お前は、俺の獲物だ!」

 

「おりゃあぁぁ!」

 

強盗は、そのまま俺の方にナイフを突き刺していく。

 

だが、ナイフを避けると共に、俺は手に持ったジャンボフランクにナイフが当たる。

 

ジャンボフランクから飛び出た肉汁は、そのまま強盗の目に当たる。

 

強盗は、そのまま肉汁によって、目をやられたが、俺はそのまま強盗の手にあるナイフを蹴り飛ばす。

 

それと共に、俺は近くにあるジャンボフランクを手に取る。

 

「店長、特別手当、これで良いぜ」

 

そう、俺は笑みを浮かべながら、ジャンボフランクに口を伸ばそうとしたが。

 

「っ君はクビ!」

 

「えっ」

 

疑問の声を出すが、その後ろにいる客も同意するように頷く。

 

まさかのクビに対して、俺はため息を吐きながらも、その日はそのまま店から出て行く事になった。

 

「えっ、これって、どういう状況!?」「コンビニに強盗が入ったって聞いたよ、怪我人はいないみたいだけど」

 

そう、また別の女子高生が見えた。

 

けれど、俺には関係ない事。俺は、その場を離れて、コンビニから離れていく。

 

どこか見覚えがあるような気がしたが、気のせいだろう。

 

俺は、そのまま歩いて行く。

 

「ちょっと響、早く行かないと遅れるよ」

 

「うん、分かったよ」

 

そう言うと、響と呼ばれる女子高生はそのまま先程の女子高生と共に去っていく。

 

響・・・

 

そうか、あいつに似ていたのか。

 

そう思っていると、その女子高生が振り返った気がした。

 

だが、それは気のせいだろう。

 

俺は、そのまま去って行った。

 

だからこそ、俺もまた聞こえなかった。

 

「吠君?」

 

彼女もまた、俺の名前を呟いた事を。

 

「吠さん」

 

「・・・堤、どうしたんだ?」

 

「いや、これを」

 

そう言って、渡された物。

 

疑問に思いながら、開けると。

 

「ハンバーガー」

 

それは、俺にとっては贅沢な物だった。

 

「・・・悪いな、ハンバーガー代、ぜってぇ返すから。250円」

 

「いえ、お礼を言いたかったので、さっき、助けてくれて」

 

「・・・」

 

そう、お礼を言われるのは、久し振りかもしれない。

 

けれど、嬉しくはある。

 

「別に。あの強盗野郎が気に食わなかった。それだけだ」

 

「そもそも、遠野さんはなんであそこでアルバイトを?」

 

「えぇ、つまんないなぁ」

 

俺の言葉に対して、堤は呆れたように言う。

 

すると、堤は。

 

「遠野さんは、2年前のフロンティア事変、覚えていますか?」

 

「・・・忘れたよ」

 

堤の、その言葉に対して、俺は顔を逸らしながら答える。

 

その時には、俺は。

 

「あの時の歌が忘れられなくて、そんな歌と同じように、俺はバンド界ナンバーワンを目指していますから」

 

その言葉を聞いて、俺は思わず笑ってしまう。

 

「えっ馬鹿にしました?いや、大事でしょ、夢は。そういうのがあるから、人はいきていけるんですよ」

 

そう言った堤の表情は、晴れやかだった。

 

それは、とても羨ましかった。

 

「でっ、遠野さんは?目指している物とか夢とか願いとか!」

 

「願い」

 

俺は、そう呟くが。

 

脳裏には、あの時の。

 

「俺に、願いはない」

 

その言葉と共に。

 

聞こえて来たのは、悲鳴。

 

見上げると、そこには、巨大な赤いロボットが立っていた。

 

疑問に思っていると、そのロボットは腕から炎を吹かせて、街を蹂躙していた。

 

「なんだ」

 

そうしていると、街を暴れる奴ら。

 

「ノイズなのか」

 

ノイズ。

 

それは、かつてこの世界の人類を脅かす認定特異災害だった物。

 

「だけど、ノイズは、もう存在しないはずなのになんで」

 

『誰がノイズだ!俺はこのくだらねぇ世界をオールライトにする為に来た、えっと、そのなんだっけ?あっ、救世主!救世主ナンバーワンだ!』

 

それと共に、ロボットの炎が俺達に襲い掛かる。

 

俺達は、その場を避ける。

 

一体、何か分からない最中で。

 

「この指輪を使う時が来たのか」

 

堤は、その言葉と共に取り出したのは、指輪。

 

そして、指輪を動かすと共に、堤の右手に現れたのは、銀色の手。

 

その手の先には蒼い刀身が見えていた。

 

「エンゲージ!」

 

それと共に指輪をその剣に装填する。

 

『センタイリング!』

 

そのまま堤は、拍手をした。

 

それに何の意味があるのか。

 

疑問に思っている間にも、堤の姿は変わる。

 

『キングオージャー!クワガタオージャー!』「クワガタオージャー!」

 

そこに立っていたのは、赤いクワガタ。

 

そう思わせる仮面があり、背中にはマントがある。

 

まるで、王様のように。

 

「吠さんは逃げてください!」

 

それと共に、堤は、目の前で人々を襲っている奴らに突っ込んでいく。

 

奴らの見た目は、頭がまるでベルを思わせる。

 

襲われている人々を堤は助ける。

 

同時に、街で暴れる奴らを相手に、右手にある剣で切り裂いていく。

 

人々を助ける姿は、正義の味方のように。

 

「だけど」

 

奴らは、堤に襲い掛かる。

 

しかし、堤はそのまま敵の攻撃を避ける。

 

そして、そのまま堤は相手を切り裂いていく。

 

まるで、王が敵をなぎ倒しているように。

 

けれど、それは長く続かなかった。

 

「よくも、俺の可愛い部下達を!ファイヤー!」「っ」

 

すると、街で暴れていたロボットが、堤の方に向けて、炎を放った。

 

堤はすぐに防御したが、体格差があまりにも大き過ぎる。

 

「くっ」

 

堤はすぐに、こちらの方へと下がっていく。

 

「大丈夫か!」

 

俺は、すぐに堤の方へと向かう。

 

だが。

 

「うっ」

 

堤はすぐに膝を付いた。

 

「ちっ、なんだってんだよ」

 

堤はそう言いながらも、立ち上がろうとするが。

 

「もう、駄目かもしれない。俺の力じゃ」

 

「力が弱いなら、強くなればいい。それだけだ」

 

俺の言葉に、堤は苦笑いをした。

 

「強くなる、そんな方法があるなら教えてほしいですね。俺は、ただ歌で強くなれるだけで。だけど、この状況じゃ無理です」

 

そう言って、目の前で暴れている巨大ロボットを見つめる。

 

「あんな奴をどう倒せと」

 

「・・・」

 

俺は、そのまま堤を見つめながら、尋ねた。

 

「なぁ堤、お前の夢ってなんだ?」

 

「えっ」

 

その質問に対して、堤は疑問に思っているが。

 

「俺の夢は、バンド界ナンバーワンの歌を歌う事」

 

「だったら、てめぇはそこでくたばるんじゃねぇよ」

 

「吠さんっ」

 

俺には夢はない。

 

けれど。

 

「俺には夢がない。でもな、夢を守ることなら出来る」

 

それと共に、俺は走り出す。

 

「無茶だ!」

 

堤が、叫ぶが関係ない。

 

俺は。

 

その時、眼前で黒い景色が広がる。

 

これは。

 

『ナンバーワン』

 

「っ」

 

聞こえたのは、声。

 

疑問に思っていると、俺の目の前にはいつの間にか巨大なロボットがこちらを見ている。

 

けれど、それは、街で暴れている奴とは違う。

 

「遠野吠、契約だ」

 

「その声、さっきのっお前は」

 

「我が名はテガソード。全ての指輪を集めた者の願いを叶える…それが指輪の契約。お前の願いを言え」

 

「願い・・・?俺の願いは、何度も打ち砕かれた。だからこそ、俺は」

 

そう、俺の脳裏には、あの時の光景が。

 

「もう、俺に願いは、もうない」

 

「それは、お前の真の姿ではない。今のお前は雑草に覆われ、世界の大きさを測りきれないだけだ。ならば、ナンバーワンになれ」

 

「ナンバーワン?」

 

そのテガソードの言葉に、俺は疑問に思っていると。

 

「指輪がもたらすあらゆる戦いで頂点を目指せ!さすれば世界は開かれ、真の願いはおのずと見える」

 

テガソードからの言葉。

 

それを聞いた俺は笑みを浮かべる。

 

「お前はもう一度、生きるんだ!」

 

その言葉と共に、眼前には、堤が持っていた銀色の剣。

 

「良いぜ、だったら契約する!その指輪、俺が貰う!」

 

その言葉と共に、眼前にある剣は、黄金に変わる。

 

その剣を、俺は掴み。

 

「アオオォォォォォォン!」

 

俺は遠吠えと共に、元の光景に戻る。

 

それに共鳴するように、空には、テガソードがその姿を現す。

 

「まさかっ人間如きが、あの指輪を!」

 

ロボットから、何か聞こえるが。

 

「おい、てめぇ、さっき救世主ナンバーワンとか言っていたな?丁度良い。勝った方が本当のナンバーワンだ!」『アウェイキング』

 

空に浮かぶテガソード。

 

それを見て、自然と、そのまま開く。

 

すると。

 

「リングイン!人神一体!」『掴め!切り裂け!レッド!掴め!切り裂け!レッド!テガソードレッド!!』

 

鳴り響く音声と共に、俺の身体は、テガソードに入る。

 

テガソードは、俺は、テガソードとまさしく一体化した。

 

「戦い方を教えてやるよ、人間!」

 

眼前には、先程までロボットが睨んでいる。

 

『いざ掴め!ナンバーワン!』

 

すると、それに合わせるように響き渡る声。

 

『GO!GO!ゴジュウジャー!』

 

それは、どうやら、俺への応援のようだ。

 

良いじゃないか。

 

「負けは知らねぇ!容赦もねぇ。ブライダン特攻隊長!不敗のファイヤキャンドル!俺の炎で浄化してやるぞ」

 

それと共に、笑みを浮かべている。

 

「クビになる事、幾星霜。見つけてやるぜ、バイトと願い。はぐれ一匹遠野吠!なってやるよ、ナンバーワン!」

 

それと共に、互いに構えていた。

 

『ナンバーワンバトル!レディーゴー!』

 

「行くぜ!」

 

そう言うと共に、俺はそのまま前に突っ込む。

 

それと共に、ファイヤキャンドルは勢いよくこちらへと突っ込む。

 

そのまま巨大なパンチが俺に襲い掛かる。

 

俺は、その一撃をそのまま避ける。

 

まるで、狼のように。

 

俺はそのままファイヤキャンドルの背後へと回り込み。

 

そのまま背後に回り込み、テガソードの刀身で背中を切る。

 

ファイヤキャンドルの背中は傷ついており、俺はそのまま刀身を振り払う。

 

それと共に、ファイヤキャンドルはそのままこちらを振り返ると、そのまま俺の方に炎を放つ。

 

その炎をテガソードの刀身で防ぐ。

 

そのまま俺はファイヤキャンドルを蹴り飛ばす。

 

「なっ、なんだぁ!?」

 

ファイヤキャンドルは、そのまま倒れ込むが。

 

同時に、テガソードは、宙へと舞い上がると共に。

 

「テガソード・合斗狼ブレイカー!」

 

テガソードは、背中のマントを刃に戻し、錐もみ回転しながらファイヤキャンドルのロボットに突撃する。

 

突撃した事によって、ファイヤキャンドルのロボットの胴体は穴が開き、爆散する。

 

「このっ」

 

同時に、ファイヤキャンドルのロボットが爆散する事により、テガソードはそのまま空中へと舞い上がる。

 

そのまま地上へと着地すると。

 

「負けたっ嘘だろぉぉぉ!!」

 

それと共に、ファイヤキャンドルはいなくなった。

 

だが。

 

「まだ、雑魚が残っているのか」

 

地上を見れば、雑魚が人々を襲っていた。

 

けれど、テガソードの大きさじゃ攻撃を巻き込んでしまう。

 

「こっちか」

 

それと共に、俺が思い出したのは、先程の堤が地上で変身していた時と同じ方法。

 

「エンゲージ」【クラップユアハンズ!】

 

その音声に、俺もまた従うように叩く。

 

これまでの自分から変わるように。

 

テガソードの剣を滑るように進みながら、そのまま雑魚達の前に立つ。

 

そして。

 

『ゴジュウウルフ!』

 

鳴り響いた音。

 

それが俺を、新たな戦士の姿へと変える。

 

ゴジュウウルフ。

 

それが今の俺の名前だ。

 

「アオォォォォォォォンッ!!」

 

雄叫びが、まさしく戦いの狼煙。

 

そのまま戦闘員達へと突っ込んでいく。

 

先程の遠吠えで、既に俺の存在を察知したように奴らはこちらに向けて、武器を構えていた。

 

しかし、俺はその場で跳び、まず狙ったのは逃げ遅れたと思われる女子高生。

 

「おらぁぁ!」

 

女子高生に向かって、武器を振り下ろそうとした奴。

 

だが、俺のテガソードでの斬撃の方が速かった。

 

「ノー!」

 

戦闘員は、そのまま吹き飛んだ。

 

同時に、俺は、その女子高生の方を睨む。

 

「さっさと逃げろ!」「えっ」

 

俺の声を聞いて、何やら驚いた様子だ。

 

けれど、今は目の前にいる奴らの方が先決だ。

 

奴らは、そのまま俺の方へと次々と突っ込んでいく。

 

対して、俺もまた、テガソードを構えて、走り出す。そして。

 

「っ」

 

俺は、そのまま突撃していく。

 

戦闘員の一人をテガソードで斬撃を繰り出した。

 

その一撃で、戦闘員はそのまま倒れる。

 

だが、次々と来る相手に対して、俺は次々と斬撃を繰り出していく。

 

「ちっ」

 

だが、俺はテガソードを投げ捨てた。

 

すると。

 

「っ」

 

俺は、そのまま戦闘員へと突っ込んでいく。

 

そして、俺はそのまま相手を掴んだ。

 

「っ」

 

そのまま俺は、相手を地面へと叩き付ける。

 

それと共に、他の奴らが俺に向けてエネルギー弾を撃とうとしていた。

 

しかし、俺は素早く動き、相手の背後に回り込み、そのまま相手の背中を蹴る。

 

それにより、相手は倒れ込む。

 

だが、すぐに立ち上がろうとする。

 

「遅ぇ!」

 

俺はその一瞬の隙を見逃さず、相手の顔を殴りつける。

 

すると、そのまま相手は吹き飛んだ。

 

「こいつ!」

 

すると、奴らの中でも黄金の輝いていた奴が。

 

「破滅の指輪が!」

 

そのまま巨大な鐘を俺に向かって、投げる。

 

それによって、俺は閉じ込められる。

 

閉じ込められた事によって、周囲には奴らのエネルギー弾がまるでビリヤードのように弾いて、こちらを狙う。

 

「破滅の指輪?違うなぁ!!」

 

だが、俺は、すぐに駆けだした。

 

鐘の中で閉じ込められて、走れる範囲は狭くても。

 

俺はその中で加速していく。

 

加速しながら、俺は周囲を斬り裂いていきながら。

 

「今からこいつは!救世主の指輪だ!」

 

叫びと同時に、テガソードに溜めていた赤いエネルギーを、真っ直ぐと黄金の奴らに向けて放つ。

 

放たれた事によって、そのまま赤いエネルギーは、奴に突き刺さるような状態になる。

 

それに向かって、俺は駆け出しながら、真っ直ぐと蹴りを放った。

 

『フィニッシュフィンガー!ウルフ!』

 

その一撃で吹き飛ばされた奴は、他の雑魚と共に爆発する。

 

「俺こそが、救世主ナンバーワン!」『WINNER!ゴジュウウルフ!』

 

それと共に、俺はその場を去って行った。

 

だからこそ。

 

「あの声、吠君だよね、けど、吠君は」

 

その声に気づいていたら。

 

けれど、その時の俺はそれよりもやる事があった。

 

破壊された公園に、そこに堤はギターを鳴らしていた。

 

「・・・遠野さん」

 

「色々と聞きたいけど、とりあえずこれ」

 

そう、俺はハンバーガー代を、堤に返した。

 

「借りは返すぜ」

 

そう、俺が呟くと、堤は。

 

「・・・指輪、使ってしまったんですね」

 

「願いはまだねぇけどな。だが、決めた。俺はナンバーワンになる。その先で見つけられる気がするんだ」

 

それと共に、俺はその場を去ろうとした。

 

その時。

 

「夢はない癖に」

 

堤の声が気になり、振り返った。

 

そこでは。

 

「そんな奴に指輪を持つ資格はない!」『キングオージャー!』

 

それと共に堤が、襲い掛かる。

 

俺は、目を見開き驚きながら、俺はこちらに迫る堤の攻撃をすぐにゴジュウウルフとなって防ぐ。

 

「いきなり何をしやがるんだ!」

 

俺は思わず問いかける。

 

「テガソードから聞かなかったのか、指輪を全て集めれば願いが叶う。つまり!指輪を持つ者同士は戦い、奪い合うライバル!俺は自分の願いを譲る訳にはいかない!!」

 

堤は叫びながら、その攻撃を決して緩める事はなかった。

 

「そういう事かよ」

 

そう叫びながらも、俺はテガソードを構えながら。

 

「っ」

 

こちらに近づく気配。

 

それは、さっきまでの雑魚とも違う。

 

「どうやら、邪魔が入ったようですね」

 

それと共に堤はその場から去っていた。

 

「次は容赦はしません」

 

「ちっ」

 

だが、俺もまた面倒事が起きる。

 

それを感じて、去った。

 

だからこそ。

 

「ここが現場?一体何が」

 

そこに、黄色い装甲を纏った彼女と出会う事はなかった。

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