ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
「このままでは、だったら!」
それと共に、角乃はオルカブースターの引き金を引く。
その時だった。
角乃の背後に現れたのは二人の戦士だった。
一人はスワットスーツで身を包んだデカレッド。
もう一人は黄金装甲に身を包んだスーパーパトレン1号。
デカレッドの手にはディーリボルバーが握られており、その銃口からは緑色の光弾が発射されていた。
一方スーパーパトレン1号は両肩の大型キャノンを展開し、そこから放たれる紫色の砲撃が緒乙へと迫っていく。
「させるものか!」
緒乙はモウギュウバズーカを構え、その砲身から放たれる漆黒の砲撃でスーパーパトレン1号の砲撃を相殺する。
だが―――
「どこに行った!?」
先ほどまで対峙していたはずの角乃の姿が忽然と消えていたのだ。
「おい!どういうことだ!?」
慌てて周囲を見回すMr.シャイニングナイフ。
「まさか逃げたのか?」
だがその時だった。
「違う……あいつはまだいるぞ!」
Mr.シャイニングナイフの言葉通り、角乃は消えたわけではなかった。
むしろ逆だった。
「レッドバスター!!」
全身に特殊装甲が装着されたレッドバスターになっている角乃が既に緒乙の背後に立っていた。
それに対応する事が出来なかった緒乙に、角乃はすぐにユニコーンドリル50で吹き飛ばす。
吹き飛ばしたのを見つめると同時に、瞬時にボウケンレッドへと変わった角乃。
彼女はその手には専用武器であるデュアルクラッシャーを構えた。
「ミキサーヘッド!」
その叫びと共に、デュアルクラッシャーから放たれたコンクリートによって、そのまま緒乙の身体を固める。
「緒乙、待っていて」
それと共に、構える。
『デカレンジャー!』
『パトレンジャー!』
『ゴーバスターズ!』
『ボウケンジャー!』
角乃がオルカブースターを構えると同時に、4人の戦士もまた構えていた。
各々の武装の銃口を真っ直ぐと緒乙に向けて。
「ファイヤ!」
角乃の合図と共に放たれた一撃。
全ての攻撃が、合わさり、巨大なユニコーン型のエネルギーへと変わる。
そうして、真っ直ぐと緒乙を貫く。
「あっあぁぁ」
それによって、彼女は倒れる。
「緒乙!」
すぐに彼女の元へと向かおうとする角乃。
だが、オルカブースターの力でパワーアップした後遺症のように、そのまま倒れてしまう。
「角乃さん!大丈夫デスか!」
「私よりも、緒乙を」
切歌と調の2人は、すぐに角乃の傍に来る。
だが、緒乙の近づいた人影が1人。
「だっ誰デスか!」
全身が黒いフードに身を包まれており、それがどのような人物か分からない。
しかし、僅かに分かったのは。
「灰色の瞳の男!」