ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦   作:ボルメテウスさん

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テガソード様祭り

「それでは、まずはこの祭りで私が務めた場所から案内させて貰います」

 

「むっちゃ不安しか募らんけど大丈夫かコレ」

 

そうして歩いていると、その場所に辿り着いた。

 

「これが今回、皆様に参加していただくスーパーボール掬いと輪投げとなります」

 

「めっちゃ普通やん!危険ちゃうん!?」

 

思わず声を上げたお祭り男に対し、暴神は得意気に説明を続ける。

 

「いやさかテガソード様祭は、テガソード様への感謝を込めた奉納イベントですから」

 

「なんや〜 俺は特別ゲストってことね!たまにはこういうのもええな」

 

「こちらのボール掬いはテガソード様の救いを象徴し、輪投げはテガソード様との永遠の絆を結ぶ試練を模しています!皆さんも是非とも挑戦してください!テガソード様のために!」

 

一同の顔を見ると、誰もが微妙な表情を浮かべていた。

 

翼は礼儀正しく微笑んでいるものの、内心困惑を隠せていないのが明らかだ。

 

tes.は腕を組んで眉間に皺を寄せ、お祭り男は頭を掻きながら溜息を吐いている。

 

彼らの脳裏には共通の認識が浮かんでいた――

 

"テガソード"という未知の概念への恐怖よりも、目の前の男自体が最大の脅威であるということ。

 

町内会の平和なイベントと狂信者の儀式が奇怪な融合を遂げているこの空間で、唯一正常なのは周囲の一般人だけかもしれない。

 

お祭り男は小さく呟いた。

 

「……これだけは分かるわ。テガソード信仰とかそんなもんより、もっと大事なことがある」

 

そして彼らは悟った――

 

この祭りにおいて最も危険なのは、間違いなくこの男、暴神竜儀なのであると。

 

「よぅ、いらっしゃい」

 

「むっ、吠君じゃないか」

 

「風鳴さん、知り合いなの?」

 

「まっまぁ」

 

そうしていると、そこには店番をしている吠が、そこにいた。

 

未だに怪我が完治していない為、屋台の店番をしていた。

 

翼が恐る恐る尋ねた。

 

「その……実際の所、どうなんだ?テガソードはこの祭りに対して……」

 

その質問に対して、吠は、そのまま再び爆神の方へと眼を向ける。

 

一同もまた、向けると。

 

そこを見ると、テガソードを模した金の像に祭壇を絶妙なセンスで飾り付け。

 

「テガソード様、どうです?貴方様にふさわしい、美しい祭壇になりました~!!」

 

大声で叫ぶ暴神。

 

「あぁ…良い、感じだな…うん…ナンバーワン……」

 

その声を聞いていた吠は一言。

 

「テガソードも気遣う事、あるんだな」

 

どうやら竜儀の独特な信仰センスには、さしものテガソードも複雑な様子。

 

テガソードの魂が宿る剣は無機質に輝きながらも微かに震えているように見えなくもない。

 

それを横目に見つつ、お祭り男が小声で呟いた。

 

「おいおい……神様自身が気ぃ使ってんのに俺らが何しようが意味ないやん……」

 

tes.も静かに頷きながら言った。

 

「そもそも"ナンバーワン"という言葉だけで全ての苦労が報われるような世界観……どこかズレてる気がしてならないですね」

 

一方で翼は困惑しつつも真面目な顔つきで答えた。

 

「しかし!こういった信仰は尊重すべきです!たとえそれがどんな形であれ……!」

 

そう語る彼女の瞳には使命感が宿っていた。

 

その瞬間―暴神の背後に巨大な影がゆらりと姿を現したかのような錯覚が一同を襲った。

 

それはまるで悪夢から抜け出した妖怪か何かなのか?

 

そして。

 

「わっしょい!わっしょい!あっしこそはノーワンワールド・お祭りNo.1! ここで祭りをやりたければ、あっし達より盛り上げて見せやがれぃ!!」

 

「なんか、さらに変な奴が出てきたぁ!」

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