ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
具体的に書いている内に、自分も知らない方向に行きまくりました。
結果、書いている時は面白かったけど、果たして、これはという。
「わっしょい!わっしょい!あっしこそはノーワンワールド・お祭りNo.1! ここで祭りをやりたければ、あっし達より盛り上げて見せやがれぃ!!」
「なんか、さらに変な奴が出てきたぁ!」
一同の驚愕が神社の境内に響き渡る。
突如として現れたのは、赤と金を基調とした派手な衣装に身を包み、全身に「祭」の文字を刺繍した男。顔には奇妙な模様の化粧を施し、髪は鳥の巣のようにモジャモジャ。腰には法被ではなく、どこの国のものともつかぬ極彩色の布を巻き付けている。
「おいおいおい!こいつがお祭り男さんなら、俺様は何様じゃい!天下のお祭りノーワン様だぜぇ!」
祭りに関連する器物で構成された鎧武者にも見えるだまし絵じみた外見で纏められており、頭部は「お祭り」の中に何故か混じったおま“ツル”を土台に、盆踊りの櫓と太鼓からなる顔の両脇から提灯がツルの翼の内側に提げられて配置され、一部が四つ目を構成している。
頭頂部より伸びたツルの首の後ろには花火が上がっており、俯瞰すると祭りとツルを組み合わせた奇抜な飾兜と面頬風に構成された外観でもある。
同じく胴鎧風に構成された上半身は、正面真ん中へ「祭」の一文字が描かれた、花火柄の法被を着た胴を中心として屋台の幌兼看板が両肩に置かれ、そこから大砲と串物を刺してストックする台を模した武装と、提灯を模した数珠型ブレスレットを付けた両腕が伸びる。
「いやいやいや、何モンやアンタ!?出たぞ!また一人変な奴が!」
お祭り男は反射的に距離を取りつつ、大声で突っ込む。
「こやつはノーワン!テガソード様と敵対する邪悪な者です!」
「そっそうなのか…えっと、どうなの、吠君?」
暴神のテンションに対して、お祭り男は引きながらも、この場で情報を知っていると思われる吠に聞く。
「まぁ、間違っていねぇよ。あいつがノーワンなのは間違いねぇ、危ないから少し下がっていた方が良いぜ」
「そっそうやな。ほな、tes.さんも「ならば、ここは俺の出番だなぁ」えぇ…?」
すると、tes.は前に出た。
その手には、なんと指輪があり。
「まさか」
「エンゲージ!」『バトルフィーバー!』
tes.の、その宣言と共に、取り抱いたセンタイリングを銀のテガソードに装填した。
「なんか変身したぁ!」
「バトルジャパン!これ以上、番組を混沌にはさせない!」
「いや!君が今、混沌にさせとるで!」
「面白い!では、私も!エンゲージ!」『ゴジュウティラノ!』
そうしている間にも暴神は、ゴジュウティラノへと変身した。
「では、ここでお祭りナンバーワンを決めようではないか!」
「テガソード様が認められた者がナンバーワンの祭りである!ならば勝負だ!!」
「おもしれぇ!お祭りなら負けられんぞ!おい!テメェらも協力しろ!」
「えっ、えぇ!」
「おいおい!まさか、ここでやるつもりなのか」
「さぁ、行くぞ!バトルフィーバー!祭り対決だぁ!」
こうして、お祭りの対決が始まってしまった。
困惑するお祭り男達を余所に、その場にいた3人は、そのまま向かって行く。
「どっどうすれば良いんや、これは」
「・・・食うか?」
「うっうん、貰うわ」
「一個、200円だ」
「金取るんかい、まぁ良いけど」
吠は、そのまま近くの屋台から買ってきたフランクフルトをお祭り男に渡す。
未だに何が起きているか分からないまま、置いてきぼりになっていた。
「それで、これからどうする?」
「どうするって言われてもなぁ、ここまで来たら祭りも何もないからな」
「まぁ、ここは元々は調神社って言って、兎を奉っている神社らしいぜ」
「えっ、テガソード様、関係ないの」
「関係ないぞ」
吠からの衝撃の事実を聞いたお祭り男は思わず呟く。
「えぇ、これからどうすれば良いのって、風鳴さん?」
すると、先程まで黙っていた翼の様子が気になり、思わずお祭り男は聞く。
振り返った翼の顔は、普段の凛とした顔つきからは想像もできないほど紅潮し、額には青筋が浮かんでいた。その目は完全に据わっている。
「…………奴ら、ふざけるのも大概にしろ」
地獄の底から響くような低い声。
次の瞬間、彼女の身体からオーラが噴き上がり、長い青髪が物理的影響を受けたように逆立ったように見えた。
そして彼女は勢いよく振り返り、鋭い眼光でお祭り男を睨みつけた。
「お祭り男ッ!!吠ッ!!緒川ッ!!スタッフ共ッ!!」
ビリビリと空気が震えるような怒号に、お祭り男は飛び上がる。
「は、はひぃぃっ!?」
「なっなんだぁ!?」
その様子に、その場にいる全員が背筋を伸ばした。
「あのー……翼さん?その口調は一体……?」
恐る恐る緒川が問い掛けるが、翼の耳には届いていないようだ。
「状況が読めぬ愚か者どもがッ!!今すぐ行動だッ!目標はあの狂信者どもを討ち取ること!!それ以外に道はないッ!!」
その迫力に圧倒され、お祭り男は膝を軽く震わせながら問い直した。
「えっと……つまり……喧嘩売りに行くんですか?翼さん……」
「違うッ!!これは任務だッ!我々がやらねば、この異常事態を止める者が他におるまい!!」
「えっえっと、翼さん」
「吠!」
「なっなんだぁ!?」
「貴様、確か、神輿を呼ぶ姿になれるなぁ!」
「いや、なん「さっさと呼べ!!」」
「おっおぅ」
「さっさと変身して、呼び出せ!!」
「おっ押忍!姉さん!!」
突然の命令に吠は戸惑いながらも、急いでセンタイリングを取り出す。
「よし……エンゲージ!!」『ドンブラザーズ!』
眩い光の中で姿を変え、吠はドンモモタロウに変身する。
同時に、ドンモモタロウが乗る神輿が現れると翼は、すたっと乗る。
その姿、まさしくお祭り女と呼んでも良い格好であり、その手には刀、天羽々斬を持っていた。
先程のドンモモタロウの変身の光と同時に既にシンフォギアを纏っており、同時に彼女の心に合わせて、その姿も変わっていた。
「神輿を持てぇ!」
「「「「はっはい!!!」」」」
翼の命令を聞き、その場の全員が翼の乗る神輿を担ぐ。
「敵は祭りにありぃ!!」