ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦   作:ボルメテウスさん

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森は一つではなく

「ゴライアスって?こいつと同じか?大きさがまるで違うが?」

 

俺は思わず恩人に尋ねるが。

 

「私だって、よく知らねぇよ。けど、前にあれみたいな奴と戦った事があるから知っているけど、周囲の物を食べて、成長した事がある」

 

「なるほど、何かの偶然でこの森に来たあれが、周囲の物を食べていた。そして食べていた時に偶然だが、山火事になった訳か」

 

「あぁ、それにこのまま放っておくとたぶん、山だけじゃなくて、もっと被害がって」

 

俺達が話していると、鷹山の目がキッと輝いた。

 

「お前たち!この怪物が森を襲ったのね!」

 

「え?いやまだ分からないだろ!」

 

「だったら森を守るために全力を尽くす!」

 

そう言って彼女は腰から赤いセンタイリングを取り出し掲げる。

 

「エンゲージ!!」

 

それと共にセンタイリングをそのまま銀色のテガソードに装填する。

 

鷹山の全身が赤い光に包まれると同時に甲高い音声が響き渡る。

 

『センタイリング!ギンガマン!』

 

光が収まり現れたのは――ギンガレッド!

 

彼女は拳を握りしめると一直線にゴライアスへと突撃していく。

 

「うぉおおおおお!炎のたてがみ!!」

 

手の平から放出される炎の渦がゴライアスの腹部に直撃!

 

しかし。

 

『グォオオオオン!』

 

怪獣の咆哮とともに両手のドリルが高速回転し、吹き飛ばす。

 

だが、そんなゴライアスを余所に、すぐに懐に入っていた。

 

「獣撃棒!!」

 

それと共に、手に持った獣撃棒を真っ直ぐとゴライアスに向けて、構える。

 

「はぁ!」

 

それと共に、獣撃棒から放たれたのは緑色の光。

 

その光を受けたゴライアスは一瞬だけ怯んだ。だが。

 

『グァアアッ!!』

 

咆哮と共に振り回したドリルがギンガレッドを吹き飛ばした。

 

地面に叩きつけられる鷹山!

 

「ぐっ!」

 

すぐに立ち上がるが服の一部がボロボロになっている。

 

「なによこいつ……今まで戦った奴より強い!」

 

ギンガレッドは額から汗を垂らしながらもなおも突進しようとする!

 

その瞬間――

 

「あの馬鹿!エンゲージ!」『ゴジュウウルフ!』

 

ゴジュウウルフへと変身すると共に、俺はその手に持ったウルフカリバー50を真っ直ぐと放った。

 

放たれた斬撃は、そのまま鷹山の前で穴が開く。

 

そして、そのまま近くに斬撃を放って、穴を開く。

 

そのまま、穴の中へと入る。

 

通り抜けた先にいた鷹山を、俺は思いっきり蹴り飛ばし、穴の向こうへと跳ばす。

 

同時に、こちらに迫るゴライアスの攻撃を避ける。

 

「よっと!この野郎!穴が空いたらどうするんだよ!」

 

そうしながら、俺はゴライアスの注意をこちらに向けさせる。

 

その隙に、俺達は距離を取る。

 

鷹山は、穴の向こう側にいた禽次郎が受け止めていた。

 

クリスは、吠の援護の為に向かう。

 

「おい吠っち!危ないところだったな!」

 

禽次郎が穴の向こう側で鷹山の身体を受け止めていた。まるでタイミングを計っていたかのような鮮やかなキャッチ。

 

だが彼の顔は少し引きつっている。

 

「おっとっと……」

 

鷹山は慌てて体勢を整える。

 

「大丈夫か!」

 

「離して下さい!私は今!「お前は少し、そこにいろ!」何をっ」

 

「さっき、お前が跳びだして、危険だっただろう!今、そんな状況じゃ、危険なんだよ!」

 

「なっ、そんな事は「良いから、そこで大人しくしてろ!」っ」

 

そう、恩人が言っている間に、こちらに来る。

 

「おらぁ!こっちだ!」

 

恩人が、その身体をシンフォギアを身に纏い、その手にある銃でゴライアスに撃ちながら誘導する。

 

それによって、ゴライアスの意識は恩人に向けられた。

 

俺とクリス、2人で戦っているのにまるで歯が立たない。

 

ゴライアスの巨大なドリルが地面を抉りながら襲いかかってくる。

 

「くそっ!なんだよこいつ!硬すぎだろ!」

 

ウルフカリバーで攻撃を防ぎながら、クリスと一緒に後退する。

 

クリスはアームドギアを連射しているが、効果がない。

 

「ちっ、こんな洞窟の中で、そんなに火力が出せないぞっ」

 

「おーっとっと。どうやらお嬢さんの勇み足が過ぎたみたいだな」

 

禽次郎が鷹山の両肩を掴んで制止する。

 

「落ち着けって」

 

「離してください!私はこの森を想い出の森を守りたいから!」

 

「・・・あぁ、その気持ちは分かる。だが、1人で全てを守れるほど甘くはない」

 

禽次郎は冷静に言い放った。彼の目は遠くを見るように優しかった。

 

「森を守るってのは簡単な話じゃない。特に今の時代、森は開発予定地として狙われやすい」

 

鷹山は悔しさに唇を噛んだ。地元の森が建設予定地になってしまい、ギンガマンの力でなんとか守ろうと必死だった。

 

「ですが……それでも誰かが戦わないといけないはずです!」

 

「確かにね。でもな莉央ちゃん、独りじゃできないことはたくさんあるんだよ」

 

その言葉が深く刺さったように鷹山は目を見開いた。

 

「例えばさっきのお前の突撃。吠っちがいなければ致命傷だったかもしれん」

 

「でも……私がっ!」

 

「だからこそ仲間が必要なんだよ。君のように一生懸命な気持ちを持つ仲間たちが」

 

「仲間……ですか」

 

「ああ。僕も昔いろいろあってな。一人で戦うことの限界を感じたことがあるんだよ」

 

鷹山はしばし黙り込む。頭に浮かんだのは祖父と過ごした森での日々だった。大切な想い出の場所なのに、自分が孤独に戦おうとしていることに気づいた。

 

「……私は……守りたいだけなんです」

 

「その気持ちは大切だ。だからこそ独りで抱え込まないでほしい」

 

禽次郎はゆっくりと肩から手を離した。穏やかな表情だった。

 

「今の日本は、たった1人の天才が作ったか?この森は、たった1人で作られたか?」

 

「・・・・・・」

 

「違うはずだ。多くの人が力を合わせて作られた。それは誰も否定出来ない。だからこそ多くの人と想いを分かち合えば、自分一人では出来ない事が可能となるんだ」

 

その言葉に鷹山はハッとした。

 

「想いを……分かち合う」

 

「そうさ。たとえば君が森を愛するように、他の人たちもきっと同じように思うものがある。それを共有することで守れるものもあるんじゃないかな」

 

鷹山は瞳に涙を浮かべた。

 

「・・・私は、間違っていたんでしょうか」

 

「やり方は間違っていた。けれど、その思いは間違っていないはずだ」

 

それと共に、禽次郎の前にオルカブースターが現れた。

 

「これは」

 

「使うんだったら、さっさと使え!」

 

オルカブースターが、今は禽次郎の所に来ている。

 

それは、誰も否定は出来ない。

 

そうして、禽次郎はオルカブースターを見つめる。

 

「さぁ行くんだ」

 

オルカブースターがそう告げる。

 

「俺はここで鷹山さんを見ている!」

 

「・・・分かった!」

 

そうして、禽次郎はオルカブースターに変身する。

 

「エンゲージ!」『ワイルドパワーアップ!』

 

それと共に、禽次郎は変わる。

 

目の前で光が爆発し、その中心にいた禽次郎の姿が変わる。

 

緑と金色に彩られた装甲が全身を覆い、背中からは巨大な鷲の翼が広がっていく。

 

「ワイルドゴジュウイーグル!」

 

すると、それに合わせるように、近くにいた鷹山の姿もまた変わった。

 

「これは」

 

それと共にギンガマンの姿も変わる。

 

その姿は、黄金に輝く爪や腕輪が装着された新たな姿へと変わる。

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