ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦   作:ボルメテウスさん

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暁のテガソード

テガソード・アカツキが腰を落とし、背負った光背を背負ったまま太刀を構える。

 

まさしく、侍のように、堂々と構える。

 

「やっと面白くなってきたな」

 

俺はゴライアスへと向かう。

 

それに合わせるように巨大化したゴライアスが俺へと突進する。その巨体が向かう中、太刀を構える。

 

互いの距離が狭まり、ゴライアスのドリルが回転し始める。

 

『グォォォォォン!!』

 

俺はそのまま前へと跳んだ。太刀を構えたまま。

 

ゴライアスのドリルが俺の方へと迫ってくる。だがその瞬間、俺は一気に太刀を振るう。

 

「うおりゃぁ!」

 

その瞬間、俺の太刀が回転しているドリルに衝突する。

 

ゴゥッ!!

 

凄まじい火花が飛び散りながらも、俺は太刀を持ったままドリルを弾く。

 

「まだまだぁ!」

 

再びドリルが迫ってくるが今度はその瞬間に右側へと跳び避けると同時に反対方向へと振り抜く。

 

ギン!キィン!!ゴォォオオオッ!

 

「さあ!次はどうする!」

 

そうして、俺は迫ってくるゴライアスのドリルを弾きながら、その体を切り刻んでいく。

 

「おらぁ!!」

 

ズバッ!ザクッ!

 

そして遂にその巨体に太刀を叩きつけると同時に大量の火花が飛び散る。

 

「うおおおっ!!」

 

テガソード・アカツキが太刀を振り抜くごとにゴライアスの体表が削れていき。

 

やがてドリルが停止してしまう。そしてついに膝をつき動きを止める。

 

「ふぅ……さすがにデカいだけあるなぁ……」

 

俺は背負った光背から光の粒子を吹き出させながらゴライアスの元へと向かう。

 

だが。

 

ドゴォォッ!!!

 

「なっ!?」

 

地面が大きく揺れゴライアスの身体が膨れ上がる。

 

どうやら、最期の抵抗みたいだ。

 

マズイと思った時。

 

「おい!吠!」

 

「恩人!」

 

焦っていると、恩人の声が聞こえる。

 

同時に恩人がテガソードの中へと入る。

 

「前に後輩の2人から聞いたが、私達のシンフォギアの力も、テガソードに使えるのか!」

 

「らしいが、どうやって!」

 

「さぁな、とにかくやるぞ!」

 

その言葉と共に、テガソードから飛び出たのは巨大なミサイル。

 

そのミサイルが、そのままテガソードの脚部分に装着されると共に、巨大なブースターへと変わる。

 

「爆発が止められないんだったら、天高くまで飛ぶぞ!」

 

「なるほど、さすがだぜ!」

 

その言葉と共に、テガソードに新たに装着されたブースターが噴射すると共に、ゴライアスごと掴んで空へと飛ぶ。

 

そのまま成層圏まで飛ぶ。

 

真空の宇宙空間。地球が青く輝く背景に、巨大な影が浮かぶ。ゴライアス――かつて山林を脅かした怪物は、いまや宇宙の塵に変わり果てる運命を迎えていた。

 

「テガソード!」

 

声が宇宙を震わせる。周囲に浮かぶ円形光背が、一瞬強く輝きを増した。

 

「ここで終わらせてやる!」

 

テガソードが恩人のシンフォギアと共鳴する。

 

太刀から赤いオーラが溢れ出し、月光のように刀身を染め上げる。

 

「テガソード・危羅吠スラッシュ!」

 

虚空を滑るように動く。太刀先が描く軌跡は、宇宙を裂く美しい満月の弧。剣閃が光の帯となって空間を走り抜ける。

 

「うぉぉぉおお!!!」

 

ゴライアスの巨体を光の輪が捉える。

 

次の瞬間――

 

怪物の肉体が真っ二つに切断された。

 

断面から漏れ出すエネルギーが暴走し、爆発が宇宙を震撼させる。衝撃波が周囲の星々さえ揺らした。

 

「ふぅ、なんとかなったか」

 

俺は静かに言った。背中の光背が淡く揺らめきながら消えていく。

 

俺達は、そのまま地球へと戻っていった。

 

「この力は、たぶん過剰過ぎたんだ」

 

そうして、鷹山はそのギンガマンのセンタイリングを禽次郎に渡していた。

 

「うむ、まぁ森を楽しむのは、キャンプが一番かもしれないがな」

 

「キャンプ?」

 

「うむ、君が森を守りたいのは、森の楽しさを知っているからだろう。キャンプの楽しさを知れば、この森をもっと好きになれる。きっとな」

 

「キャンプか」

 

その言葉と共に鷹山もどこか変わり始めていた気がした。

 

「さて、今後の飯を探すとするか」

 

「そこは変わらないんだな」

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