ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
「それでは、まいります」
その一言と共にレッドキーパーは真っ直ぐとマリアに向かって駆け出す。
パンチ一撃。
その早さはマリアも目を見張る早さでありながらも。
(大丈夫。これくらいならまだ)
素早く反応出来る速度であった。
マリアはすぐさま体を捻り、腕を交差させて拳を弾き返す。
その衝撃波が空気を震わせる。
「ほう……なかなかの反射神経ですね」
レッドキーパーが微かに感嘆の声を上げる。
「そう、それはあなたもね…っと!」
マリアは、そのまま反撃として剣を突き出す。
剣撃は空を裂きながらレッドキーパーに向かう。
「だけど」
「っ」
マリアの鋭い剣戟が、レッドキーパーの装甲を浅く擦った。火花が散る。
「なかなかやりますね……ですが!」
レッドキーパーは踏み込んだ足を軸に旋回し、白銀のマントを翻しながら薙ぎ払う。
その動きは精密だが――遅い。明らかに戦闘慣れしていない。
マリアは僅かな隙を見逃さず、後方に飛び退きながら距離を取る。
「設名新……クオンAIコンツェルンの統括役がこんな荒事に出て来るとはね」
冷徹な観察眼がレッドキーパーを射抜く。
「やぁ、マリアちゃん。大丈夫かい」
「遅かったわね」
そうしていると、マリアの横に並ぶようにゴジュウレオンに変身した陸王が並び立つ。
「悪いね、ショーも終わったし、そろそろ幕引きの時間だと思うんだけど?」
ゴジュウレオンは右手に持ったレオンバスター50を下げ、不敵な笑みを浮かべながらレッドキーパーに語りかける。
「ショーの終わりねぇ、まぁ、確かにそろそろ終わりにしないといけないな」
すると、レッドキーパーが懐から取り出したのは二つのセンタイリング。
「それは」
「本来ならば、そこにいる彼の持つセンタイリングなども手に入れてから行うつもりでしたが、仕方ありませんね」
『キュウレンジャー』『マスクマン』
二つのセンタイリングを、そのままテガジューンに装填した。
何をするつもりか身構えていると、そのまま引き金を引く。
そこから放たれた禍々しい光は。
「これはっ」「ぐっ」
すると、その光が向かった先は、星野と剛力に向かってだった。
2人に当たった光によって、剛力はレッドマスクに、星野はシシレッドへと変える。
「まさか、再びユニバース戦士に」
「・・・それだけじゃなさそうだ」
そう身構えていると。
「二人共、どうし「離れろ!」っ」
2人が突然変わった事に戸惑っている賀州が話しかけようとする。
だが、グッドスピードはその異変に気づき、すぐに彼に声をかける。
その言葉通り、星野は、その腕にあるセイザブラスターで攻撃をしてくる。
「なっ」
「洗脳っ、それがお前の計画なのか」
そう、陸王はレッドキーパーに叫びながら、問いかける。