ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
怪人が出た。
その知らせと共に、マリアは走りながら、先日の会議の事を思い出す。
彼女が所属する組織、S.O.N.G.。
国連直轄の超常災害対策機動部タスクフォースであり、これまで何度も世界の危機に立ち向かっていた。
そんなS.O.N.G.には、現状、二つの問題があった。
「最近になって、突然現れた二つの勢力。いや、この場合は一つの勢力と謎の集団と言って良いでしょうか」
そんな疑問と共に出てきたのは、とある戦いの風景。
「ノイズのように神出鬼没に現れるノーワンと呼ばれる存在」
それと共にノーワンと呼ばれた存在が画面に映される。
「言語を喋る事は可能ですが、敵対をしており、何を目的にしているのか分かりません。そして、この集団で行動する以外にも、人間に自身の声を聞かせ、それに反応した者の肉体の四肢と頭部に纏わりついて取り込む形で人間世界への実体化を果たす存在もいます」
「新たな敵という事で、確実な敵だという事は分かるが」
「そして、彼らとは別に指輪を使い変身する指輪の戦士達」
「こいつらの事、未だに分からない事だらけだろ。錬金術とも関係ないよな」
「・・・ある意味、無茶苦茶過ぎますよ、これは」
そうしながら、S.O.N.G.の技術面担当のエルフナインは、思わず涙目になってしまう。
「だが、このノーワンはともかくとして、指輪の戦士達に関してはどうなのだ?」
それと共に、翼が問いかけると共に。
「・・・彼らは一つの集団という訳ではなく、どうやら互いに持つ指輪を巡って戦っている関係となっています。ただ、本当に個人によって異なるのか、敵対する事もあれば、共同戦線を張る事も出来ます」
「ある意味、それが一番かもしれないけど」
「その中で、おそらく最も協力を得たい指輪の戦士は」
そうして、数多くの指輪の戦士の中で、一人。
「ゴジュウウルフ。数多くの指輪の戦士の中でも他の指輪の戦士と多くの違いが見られる戦士です」
「あぁ、こいつだったら、私も知っている。話は出来そうだったが、変な宗教家みたいな奴に邪魔されたが」
「私は助けられたデス!けど、あの時は危なかったデスよ」
「・・・まさか、切ちゃんが恋愛漫画を見ていて、恋をしたいと言ったら、いきなり怪人に取り込まれたのだから」
「これらを含めると、今回の事件の解決をする為には、ゴジュウウルフとの協力関係を結びたいのですが」
そうしていると、ただ一人。
響は、ゴジュウウルフを見つめる。
「響さん?」
「あっ、いや、そのこのゴジュウウルフっていう人の正体はまだ分かっていないのかなぁって」
「それが、彼が変身する所の映像もなく、その正体も未だに謎なので」
「・・・何か、心当たりでもあるのかしら?」
その様子に気になったマリアは、思わず質問する。
「その、このゴジュウウルフがよく行っている動作。その動作が昔、行方不明になった幼馴染みの遠野吠君と似ていて」
「それって」
「・・・もう10年以上も前です」
「・・・あたしの時のような感じが」
その質問が気になり、クリスが訪ねる。
しかし、首を横に降る。
それにより、その日の会議は、終わりを迎えた。
その後、マリアは街で歩き、今回の事件に巻き込まれた。
「怪人、まさか、ノーワンと関係している可能性があるわね」
それと共に、既にS.O.N.G.へと連絡していた。