ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
「それで、本当にここに怪人が出たの!」
「間違いありません!」
そう呟きながら、二人は、倉庫へと入っていく。
怪人が出たという倉庫の中で、二人は周囲を見渡す。
未だに、その怪人がどこにいるのか分からない最中、警戒している所。
「いやぁ、まさかこうして指輪持ちが連れるとはなぁ!」
「先輩っ!」
そうしていると、角乃を旭が押した。
突然の事で、角乃は驚いていると、旭はそのまま何かによって柱に縛り付けられる。
「旭!あんたはっ」
そうしていると共に、見つめた先。
そこには、まるでアンモナイトが鎧を身に纏ったような怪人がそこにおり、怪人はそのまま角乃の前に出る。
「我こそは俺はノーワンワールド・おせっかいNo.1!おせっかいノーワン!」
その宣言と共に、そのままおせっかいノーワンは、そのまま近づく。
「さて、わざわざここに誘い込むように行った成果が出て、良かったよぉ」
「あんた、まさかわざと」
「その通り、それもこれも「Seilien coffin airget-lamh tron」なに?」
おせっかいノーワンが呟くと共に、彼を囲んでいたアーイー達が銀色のナイフによって貫かれる。
同時に、その場に降り立ったのは。
「あなた達がノーワン、それにこの流れで、そこにいる二人は指輪の戦士のようね」
「もっもしかして!マリア・カデンツァヴナ・イヴ!さっきの人なの!?」
それに対して、角乃は驚きを隠せなかったが。
「どちらにしても、あなた達からは事情を聞きたい。その為には、こいつらを先に倒す」
それと共にマリアは、真っ直ぐと向かって行く。
おせっかいノーワンは、慌てながら。
「いっ行け行け!!」
慌てた声で命令すると共に、アーイー達も、すぐに従うように、その手にある銃でマリアに攻撃を仕掛けていく。
しかし、マリアは、それを見た瞬間、その手にある剣を短剣を蛇腹状に変化させてすぐに切り伏せる。
「なっなにぃ!うわっと!?」
それと共に、すぐにマリアは、おせっかいノーワンに向けて、その手に持つ剣で追撃していく。
一撃一撃は鋭く、おせっかいノーワンの身体も傷がついていく。
「そんなにっ攻撃をしたら、せっかくのおせっかいにも手に入れた物まで壊れちゃうなぁ」
そうしながら、おせっかいノーワンが手に持っていたのは白いカチューシャ。
なぜ、この場でカチューシャが出たのか。
マリアは一瞬、疑問に思ったが。
「緒乙のカチューシャっなんで!」
「お前っまさか誘拐犯なのかっ」
「なんですってっ」
その言葉に、マリアは攻撃をする事が出来なかった。
「いいや、俺は犯人じゃない。けれど、おせっかいナンバーワンの俺にかかれば、この犯人の指紋がたっぷりとあるカチューシャをお前に渡しても良い」
「だったら」
「けれど、それじゃただの親切だ。真のおせっかいを言わせて貰うよぉ。そこにいる指輪の戦士を殺せ」
「なっ」
おせっかいノーワンの言葉に対して、角乃は目を見開く。
「そんなのっ」
「お前達は指輪の戦士同士。いずれは戦う運命ならば、ここで殺して指輪を手に入れたら良い。これこそ真のおせっかい!」
「っ」
その一言に対して、角乃は迷う。
おせっかいノーワンの言葉には、残念ながら、事実も含まれている。
いずれ、願いを叶える為に旭と戦わなければならない。
ここで、旭を倒せば、指輪が手に入り、事件の手掛かりが手に入る。
脳裏に、迷う角乃。
そして、手にあるテガソードを。
「甘えるな!」
「っ」
制するように、その横にはマリアがその手を止める。
「離してっ私はっ」
「あなたが妹の為に戦うのは分かる。けれど、こんな事をしてあなたの妹は緒乙ちゃんは喜ぶの」
「っ」
その言葉に対して、角乃は目を見開く。
「それは」
「・・・あなた達の事情は、未だに分からないわ。けれど、それが本当にあなたの願いなの」
「私の願い」
それと共に、角乃の脳裏に思い出すのは、妹の緒乙がいなくなる前の想い出。
そこにいた自分は、怪我をした緒乙を背負っていた。
そして、見つめた先には警察官。
人々を助ける警察官に憧れた。
だが、今の自分は、そんな人を助ける為の警察官とは思えない行動をしていた。
だからこそ。
「だからこそ、この力は、誰かを助ける為に使わなきゃ駄目だったんだ」
すると、その手には、彼女の指輪があった。
同時に、その指輪が輝いた。
「それが、指輪の戦士の」
マリアは、それを理解すると共に、角乃は。
「エンゲージ!」『クラップユアハンズ!』
それと共に、角乃は、その手にあるテガソードを叩く。
同時に、マリアは見つめながら、角乃が、変身する瞬間を見つめる。
『ウォーオオッオー!オー!ゴジュウユニコーン!ウォーオオッオー!オー!オー!』
そうして、彼女は、黒いユニコーンの戦士、ゴジュウユニコーンへと変身を完了する。
変身を終えると共に、旭を捕らえていた鎖を斬る。
「先輩っ、ついに変身が出来たんですね!」
「良いから、さっさとやるわよ。あいつにこれ以上は好きにはさせないから!」
「どうやら、吹っ切れたようね」
そうして、彼女達が言っていると。
「えぇい、お前達!俺のおせっかいを無視したな!だったら!」
そうして、おせっかいノーワンは、そのまま緒乙のカチューシャを燃やすと共に。
「さっさとやれ!!」
周囲にいたアーイーに再び攻撃させるように命令した。
しかし。
「てめぇの言うおせっかいなんて、糞食らえなんだよ!」
「なっ、ぐわぁ!?」
それと同時に、おせっかいノーワンを蹴り飛ばした影。
その影は、そのまま周囲にいたアーイーも切り裂いた。
「あいつも指輪持ち」
「まさか、ゴジュウウルフ!」
そこに立っていたゴジュウウルフにマリアは目を見開く。
「ちょっと、あんた!こいつは私が倒す奴よ!」
だが、そんな中、角乃はゴジュウウルフに対して、ため息を吐きながら言う。
「えぇ、先輩、そんな事を言っている場合ですか」
「どっちでも良いよ。どちらにしてもあの野郎の言葉、聞いていて、ムカついたんだ」
「へぇ、そこは気が合うんだ、だったら、どうするの?」
そう角乃は、問いかけると。
「早い者勝ち!あいつを倒した奴がこの場のナンバーワンだ!」
「面白い、やってやろうじゃないの!」
「えぇ、先輩ってば、あぁもぅ!エンゲージ!」『パトレンジャー』
「なんというか、本当に大丈夫なのかしら」
ゴジュウウルフの言葉。
それを合図に、その場にいた全員がおせっかいノーワンに向かって、走り出した。