ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
「ハイクラス&ラグジュアリー名探偵である私に解決出来ない依頼はない!」
「なんというか、まさか、こんな事に巻き込まれるなんて」
その日、角乃はとある依頼を受けていた。
彼女の元に来たその依頼内容は悪徳企業の不正を暴く事だった。
元々、彼女自身の探偵としての技量の他に、指輪の戦士としての能力もあり、様々な依頼を受ける事が多かった。
そして、今回もその依頼の一つであったが、角乃の依頼に小日向未来は巻き込まれてしまった。
「いやぁ、未来ちゃんのおかげで本当に助かったよ!」
「あはははぁ、確かに最初はどうなるのかと思いましたけどね!」
そうして、未来は思わず遠い眼で少し前までの事を思い出す。
未来が、1人で歩いている時に偶然に出会った角乃。
彼女は、悪徳企業の事を調べている最中に、その情報を知っている未来を巻き込む。
未来が訳分からないまま、連れていかれて悪徳企業の会社内に入ってしまう。
「ふっ……行くわよ。未来ちゃん!」
「ちょっ!?ちょっと!?待って下さい!!」
そうして、事件に巻き込まれてしまった。
角乃と未来の2人による大奮闘。
それは、まさしく息もつかせぬ戦いであった。
角乃は自前のテガソードを構えながら敵に向かい。
その後は、苦心惨憺の果てに角乃の推理により犯人が特定され逮捕。
こうして一件落着となったのだ。
そして悪徳企業の不正は露呈され更に問題となっている商品のラインも停止される事になった。
そうして残ったのは、この問題に対して依頼していた1人の少女の高尾飛翠。その話を聞いて安堵した表情を浮かべていた。
「ありがとうっ……!! おかげで家族の仇が討てたわ。……お礼と言ってはなんだけど……これを受け取って」
飛翠は鞄の中から美しい輝きを放つアイテムを取り出した。
それは―――
「はい。あなたは私の命の恩人ですから……私はこれを渡したいんです」
それはとても大事なものであろうにも関わらずそれを躊躇なく差し出してきた。
「よしっセンタイリングも無事にゲット出来たわ!」
「もしかして、それを最初から、それを?」
「えぇ、これで灰色の瞳の男に近づく」
その呟きと共に、反応した人物が1人いた。
「……灰色の瞳の男?」
背後から聞こえた声に角乃は素早く振り向いた。
夕陽が長い影を落とす路地裏に佇む一人の少女。
だが、角乃は、その人物を見て、驚きを隠せなかった。
「あなたは一体っ」
警戒心剥き出しの声で問い質す角乃に対して。
その人物は、その名を呟く。
「一河 緒乙、探偵です」
その名に、角乃と未来は眼を見開き驚く。