ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
ゴジュウウルフとゴジュウユニコーンとの共闘。
そして、突然現れた謎の戦士、ガリュードによって瀕死の状況にされてしまった旭。
それらの出来事を含め、現在、S.O.N.G.の面々はとある場所へと向かっている。
「本当にここにいるんでしょうか?その指輪の戦士の事についてを知っている人というのは」
そうしながら、この大学に訪れたのは、四人。
立花響、雪音クリス、暁切歌、月読調。
彼女達は、以前の1件もあり、本格的に指輪の戦士の戦いを止める為の手掛かりを探していた。
その中で、気になるメッセージが一つ。
『指輪の事を知りたければ、ここに来て欲しい』
当初は怪しんでいたが、僅かでも手掛かりを知る為に彼女達は、それに答えるように訪れた。
大学という事で珍しく見渡しながら、目的の教室へと辿り着く。
「ここが指定された場所のようだけど」
「なんだ、この戦隊考古学ってのは?」
「聞いた事ないですけど、とりあえず入ってみるデス!」
「あっ切ちゃん」
あまりにも聞いた事のない名前の為に疑問に思う一同。
だが、切歌はそんな彼女達を先導する形で、そのまま教室に入る。
「お邪魔しますデス!」
「おぉ、よう来てくれはった。ジブンらがS.O.N.G.の皆さんやな」
笑みを浮かべ、出迎えたのは一人の人物。
タキシードを身に纏っている青年であり、彼はそのまま来訪した四人に目を向けた。
「あんたが、指輪の戦士の事を教えてくれるのか?」
「まぁ、少し違うけどな。まずは自己紹介や。ワイは往歳巡。この大学で戦隊考古学を教えとる者や。同時に」
それと共に、彼が取り出したのは、指輪。
「指輪の戦士の一人であるティラノレンジャーとは、俺の事や」
「えっ!?」
その事に対して、その場にいた全員が驚きを隠せなかった。
「指輪の戦士って、それじゃ」
「まぁ、ワイは指輪の争奪戦には興味はないけどな。けれど、ワイも見てみたいのがあるからな」
「見てみたいのって?」
「果たして、どちらがスーパー戦隊なのか」
「スーパー戦隊?」
これまで聞いた事のない『スーパー戦隊』という単語。
それには、疑問を持ってしまう。
「まず、君らはユニバース大戦という言葉を知っているか?」
「えっ、いやぁ、その私は勉強は苦手で。あんまり聞いた事なくて」
「私もデス。調とクリス先輩は?」
「いや、あたしも聞いた事ねぇけど」「私も」
そうしていると、新たに出てきたユニバース大戦という単語に疑問の声が出てしまう。
「まぁ、あんまりメジャーではないからな。神話のような話とされているが、実際にあった話や」
「実際にって」
「何よりも、その証拠がこの指輪とテガソードや」
「テガソードって、あの何度か出てきた金色のロボットか?」
「そうや!嘗て次元の狭間で行われた全てのスーパー戦隊ロボと謎の厄災による最終戦争で、テガソードの活躍で何とか戦いは終結を迎えた戦いや!」
「はぁ、そんなの聞いた事もないぞ」
「当時の資料はほとんど残っていなくてな、ワイも戦隊五十古事録で初めて知ったからな」
そうして見せたのはボロボロな資料。
「というよりもロボって」
「実際にいたんやで、まぁ、全てのスーパー戦隊のロボは、ロボの墓場という場所で眠っているらしいんやけど、場所は分からないけどな」
「・・・それで、そのユニバース戦士とユニバース大戦に一体どんな関連性が?」
「あぁ、そうやったな、そのユニバース大戦の影響でテガソードの力が指輪の形となって散っていったんや。このティラノレンジャーも、元々は恐竜戦隊ジュウレンジャーという人物の力を借りている状態なんや」
「ジュウレンジャー?いや、そもそもスーパー戦隊ってなんだよ」
「まぁまぁ、それで、スーパー戦隊ってのは、この世界とは別の世界で、人々を守る為に戦った戦士達や」
「へぇ?あれ?」
すると、響はとある事に気づく。
「どうしたんだ?」
「いや、その、なんか、違和感があるような」
「ふふっ、それは」
「いえ、その。ゴジュウウルフやゴジュウレオンと言ったゴジュウって名のつく五人は色はバラバラなのに、それ以外の人は」
「あっ、赤ばっかりデス!」
「良い指摘や!それこそが、彼らが他のユニバース戦士達との違いや!」
「はぁ、ユニバース戦士?」
「ワイが名付けたゴジュウジャー以外の戦士の事や」
「ゴジュウジャー以外の?けれど、ゴジュウジャーがなんで?」
「それはな、他のユニバース戦士とは違い、銀色ではなく黄金に輝くテガソード、テガソードと一体化する事が出来る5色の戦士。それがゴジュウジャーなんや」
そう自信に溢れた言葉で往歳が宣言した。