ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
『貫け!突進!ブラック!貫け!突進!ブラック!テガソードブラック!』
街全体に響き渡る音声とともに、テガソードブラックが姿を現す。黒く輝くホーンドリルが前方に突き出し、ユニコーンシールドを片手に持ちながら疾駆する。
巨大なユニコーンを彷彿とさせるその姿は圧巻で、その存在感は一瞬で周囲の空気を変えた。
「なっテガソード!?」
「なぜ……!?」
Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークの双子の怪人は困惑しながらも、その巨大な姿に目を奪われた。
その問いかけに対して、テガソードブラックを操縦する角乃が怒りの声で応じた。
「あんたらが騒いでいるせいで!あいつの手術の邪魔になっているのよ!!」
その言葉と共にテガソードブラックは猛スピードで駆け出す。全身に黒いエネルギーをまとわせながら加速し、地面を激しく震わせる。
その勢いのまま、テガソードブラックはMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークに向かって突進する。
「だが、この程度で!」「勝てると思うなよ!」
それと共に、テガソードブラックから放たれるホーンドリルによる突き。
その突きに対して、Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークはその手に持つナイフで受け止める。だが。
「受け止められたか。だがっ!」
テガソードブラックは、ユニコーンシールドを投げ、変形して脚部に合体すると4足の姿となった。
それと共にテガソードブラックはその巨大な蹄を用いて激しく蹴り上げる。
その一撃は強烈で、Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークはバランスを崩しながらもどうにか踏み止まる。
しかし、その隙を突いてテガソードブラックは再びホーンドリルでの突進を仕掛けた。
「うおおおお!」
角乃の怒号と共にテガソードブラックは勢いよく前進し、ホーンドリルがMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークを貫こうとする。
その攻撃に対抗するため、Mr.シャイニングナイフは右腕のナイフで迎え撃ち、Mrs.スイートケークは左腕のフォークで防御する。しかし。
「甘い!貫け!!」
テガソードブラックの突進力は想像を超えており、両者の防御を難なく突破。その威力でMr.シャイニングナイフとMrs.スイートケークを同時に貫く。
「だが」
Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークは、その身体はクリームのように柔らかく、ホーンドリルによる突きを受けてもすぐに元に戻る。
「ならばっ!」「ここで決めなさい!」
それと共に、テガソードブラックがさらに加速し、ホーンドリルの威力を増幅させて突進する。
Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークは、その身体をクリームのような液体となって、その攻撃を避ける。
「だったら!力を貸して!茜さん!」『デカレンジャー!』
鳴り響く音声と共に、その脚を畳む。
それにより、4つの脚は、車輪となった。
それにより、先程とは違う下半身がパトカーを思わせる車に変わる。
「さぁ、逮捕よ!!」
そして、それと共に、パトランプが回転しながら、真っ直ぐとMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークへと向かって行く。
Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークは、先程以上の高速移動を行うテガソードブラックに驚愕の声をあげる。
「なっ何!?この速さは!!」
だが、テガソードブラックはその速度を落とすことなく、ホーンドリルで再び攻撃を試みる。
「今度こそ逃さない!逮捕するわよ!!」
ホーンドリルがMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークを貫こうとした瞬間、双子の怪人は咄嗟に体をクリーム状に変えて回避する。
「ふんっ、甘いわね!」「こちらにはまだ策があるぞ!」
その言葉と共に、Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークはクリーム状から再び人型へと戻り、今度はその全身から高熱のクリームを放出した。
「これで終わりだ!」「溶けてなくなれ!!」
クリームがテガソードブラックに襲いかかり、その表面を覆い尽くそうとする。
だが。
「テガソードアレッストドリル!!」
それと共に、テガソードブラックは、全身を銀色に輝かせると共に、クリームを弾き飛ばす。
クリームは空中で固まり、地面に落ちる。同時に、Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークもまたバランスを崩してしまう。
その瞬間を逃さず、テガソードブラックは最大限の力を込めてホーンドリルで突撃した。
「逮捕完了!!」
猛烈な勢いで突き刺さったホーンドリルはついにMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークを完全に貫通した。
「ぐあああ!!」
絶叫と共にMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークの身体が爆発し、その巨大な姿は完全に消滅する。
戦いが終わった後、テガソードブラックはその場で静かに佇み、パトランプの音だけが静寂の中響いた。
そして。
「ふぅ、これで一件落着ね」
その呟きと共にテガソードブラックは、その場を去って行く。
「なんとかなったのか」
「あぁ、にしても、あれがテガソードか。なかなかやなぁ」
笑みを浮かべる巡。
改めてのテガソードの力を感じた響達。
「さてっと、それじゃ、君達の所にも行かないとな」
「えっ?」
「これからの戦いにはスーパー戦隊の事は知らないといけないだろ。指輪の戦いを止める保証はないが、犠牲者をなくす方法やったら、わいも協力するわ」
「往歳さんっ」
その言葉を聞くと共に。
「っ!」
誰よりも早く、巡はその手に持つ剣を構えていた。
同時に。
「・・・」
そこに立っていたのは、ガリュードだった。
「あいつは、この前のっ!」
「おい、あいつも指輪の戦士なのか!」
そう、クリスは思わず問いかける。
だが。
「違う」
「えっ?」
「あいつは、スーパー戦隊やない、何者やっ」
巡は思わず問いかけると。
「リングハンター・ガリュード、最も、お前にはすぐに関係なくなるがな」