ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
「みんな!まだ諦めるなデス!」
切歌は拳を握りしめて叫んだ。
「このままじゃ、この料理バトルは完全にイカサマで終わっちゃうデス!」
切歌の熱い言葉に一同は顔を見合わせた。
「でも、どうやって勝つんだ?あいつの不正は明らかだけど……」
吠が眉をひそめて言う。
「そうだなぁ。単に料理を作るだけじゃなくて、何か別の戦略が必要なんだろうな」
華満も同意する。
「ならば、速攻で作れて、なお上手い料理ならどうだ!」
その言葉に一同が囲んで、作戦会議を行う。
「料理ノーワンの得意な料理は何デス?」
切歌が質問すると、料理ノーワンは胸を張って答えた。
「もちろん!何でも作れるさ!和洋中華なんでもござれだ!」
「そうデスか……」
切歌は一瞬考え込んだ後、パッと顔を上げて言った。
「じゃあ、チャーハン対決デス!」
「チャーハン?あの簡単に作れるやつか?」
料理ノーワンは不敵な笑みを浮かべる。
「ふん!チャーハンなんて朝飯前さ」
それと同時に、料理対決が開始した。
その際に、料理ノーワンは、すぐに冷凍のチャーハンを取り出した。
そしてそれを電子レンジで温める。
その最中で。
「「エンゲージ!」」『ゴジュウウルフ!』『ゴジュウイーグル!』
「えっ」
吠と禽次郎は構えていた。
それだけではない。
「へぇ、面白い!だったら俺も、エンゲージ!」『ダイレンジャー』
「デデース!まさか、華満さんもユニバース戦士デスか!」
「おうよ」
「へぇ、良いじゃないか。それじゃ、やるぜ!」
「おい、切歌だったか」
「はっ、はいデス!」
「一緒に斬るぞ!」
「了解デス!」
それと共に吠はテガソードを構えていた。
それと共に、切歌もまた既にシンフォギアを身に纏い、その手にはイガリマを構えていた。
「「はぁぁぁぁ!!!」」
それと共に、空中に飛んだ食材。
食材に向けて、二人は初めての共闘を行う。
吠のテガソードは食材を縦に一閃し、切歌のイガリマがそれに重なるように横に一閃。
その交差する軌跡が食材を無数の細かいブロックに分割していく。
瞬く間に肉と野菜がミリ単位の均等なサイズに切り分けられた。
「なっ……そんな技があるのか!」
料理ノーワンは驚愕の表情で叫ぶ。
しかし、その間に禽次郎も行動を開始していた。
「ワシの出番だ!エンゲージ!」『マジレンジャー!』
それと共に禽次郎は、そのまま構える。
「マージ・ゴル・マジカ!」
同時に舞い上がったのは、炎の渦。
その炎は切り分けられた食材を包み込み、高温で一気に加熱していく。
「おらよ!」
同時に華満はリュウレンジャーに変身していた。
彼は手に持った中華鍋を高速で振り回し、加熱された食材を空中で攪拌する。
食材は炎の中で宙を舞い、見事な黄金色の炒め物へと変わっていく。
「行くぜ!リュウレンジャー流炒め技!炎上破!」
華満の動きは神速で、食材は鍋の中で躍るように回転する。
周囲の炎の渦と共に、リュウレンジャー自身の手から放たれる炎がフライパンに伝わる。
そこに切歌と吠が追加の調味料を放り込む。
「これも入れるデス!」
切歌が投げ入れたのは、自家製の特製醤油ベースのタレ。
「それからコレも!」
吠が投げ入れたのは、香辛料のブレンド。
それらは空中で混ざり合い、美しい螺旋を描きながら鍋の中へと落ちていく。
「なっ!?はっ、早く早く!」
そうしながら、電子レンジを急がせる料理ノーワン。
だが。
「「「「完成!超究極チャーハン!!」」
四人の声が重なり、彼らが作り上げたチャーハンはまさに芸術品。
宝石のように輝く米粒一つ一つが完璧な火加減で仕上げられ、食材の色合いが鮮やかに映えている。
「なっ……嘘だろ……」
料理ノーワンの電子レンジがチンという音を立てた瞬間、四人は完成したチャーハンを審査員のアーイーに提供する。
「さぁ、食べてみろ!」
アーイーは驚きの表情を浮かべながらも、スプーンで一口すくい上げ、口に運ぶ。
その瞬間、彼女の表情が変わった。
「こっ、これは……!」
アーイーの目に涙が浮かぶ。
「信じられない……今まで食べたどんなチャーハンよりも美味しい……」
「なっ、馬鹿な……」
料理ノーワンは信じられないという表情で見つめる中。
「それに比べて、この冷凍チャーハンは、ただの豚のエサ……」
アーイーの評価が下された。
同時にアーイー達はあまりの美味しさに爆発した。
「えっ、どうなっているデス!」
「あまりの旨さに爆散したのか」
「超究極チャーハンの勝利です!」
その瞬間、教室内は歓声に包まれた。
「やったデス!勝ったデス!」
切歌は飛び上がって喜ぶ。
だが。
「ならば、貴様らを切り刻んで料理してやる!」
敗北を認めようとしない料理ノーワン。
そして、それと共に鳴り響くは。
「いざ掴め!ナンバーワーン!」
その言葉と共に、どこからともなく現れた応援団からの声援が届く。
「料理は愛デス!好きな人に届ける料理の邪魔するヤツはぶった斬る!暁切歌!この歌を届けるデス!」
そう、彼女の後ろには、アイドルの応援団を思わせる仮面の集団がヲタダンスをしながらいる。
「この手で作るのは究極の料理!俺の前に全ての感情は支配される!料理ノーワン!お前らは、今夜の晩飯だぁ!」
互いの名乗りが終わると、応援団は再び声を揃えた。
「ナンバーワンバトル!READY GO!」