ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦   作:ボルメテウスさん

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探し出せ、ゴジュウジャー

ゴジュウポーラーこと熊手との出会いの後。

 

響の頼みもあり、吠はS.O.N.G.へと向かった。

 

そのS.O.N.G.にて、ゴジュウウルフのセンタイリングから放たれる光により、記憶が書き換えられたシンフォギア装者以外も記憶を取り戻す事が出来た、

 

「にしても、なんでこのセンタイリングで戻る事が出来たんだ?」

 

クリスは、その疑問を思わず呟く。

 

それに対して、エルフナインは、既に解析を終えた画面を空に映す。

 

「おそらくは、センタイリングには、世界の改変を元に戻す力があるかもしれません。センタイリングは、未だに未知な部分もありますので、可能性としてはあり得ます」

 

「なるほどね」

 

「とにかく、今は他のゴジュウジャーを見つける事が先決だね」

 

切歌も調も、他のゴジュウジャーの面々を心配していた。

 

「・・・・・・」

 

だが、その張本人である吠は、あまり乗り気ではない様子。

 

「どうしたのですか?吠さん」

 

そんな様子を察知したマリアは吠に対して尋ねる。

 

「まぁな。所詮は指輪の取り合いで知り合った他人だしな」

 

吠は、吐き捨てるように言う。

 

「でも」

 

「まぁ、でも」

 

響の意見も理解しているかのように吠はため息混じりで返答する。

 

「俺だけじゃなくて、こっちの方にも迷惑かけるなら探しに行くのも悪くないかもしれねぇな」

 

その為にも一刻も早くゴジュウジャーの面々を集める必要があった。

 

そうして、S.O.N.G.と共に吠はゴジュウジャーの面々を探す事に。

 

個人情報の考慮も含めて一部の人物のみでの行動となり、まずは風鳴翼を同行させる事に。

 

「とりあえず、他の連中の居場所だが。全員分は流石に把握してねぇけどな」

 

吠は申し訳程度に言ってくる。

 

「それでも大丈夫です」

 

翼はそれに気にすることもなく、吠に対応する。

 

吠としても安心した。

 

その後もしばらく探すものの見つかる気配もないまま時間だけが過ぎていく。

 

そして昼下がりになり一旦休憩しようということになり近くの公園のベンチに座り缶コーヒーを飲んでいる時のことだった。

 

突然近くから大きな音が聞こえてきたと思ったら目の前の道路を走っていく人が見える。

 

慌てて立ち上がり追いかける二人だがすでに遅く曲がり角で見失ってしまったところで背後から声をかけられる。

 

振り返るとそこに立っていたのは一人のご老体。

 

「いやがった」

 

「えっ?」

 

吠の一言に、翼は疑問に思う。

 

その老人はゆっくりとした足取りで歩いて行き、一つの剣道道場へと入っていく。

 

「今の男の人って誰なんですか?」

 

翼は素朴な疑問を投げかけて来た。

 

「あぁ〜あんまり驚かないでくれよ?」

 

そう前置きを入れながら説明を始める。

 

「あの爺さんがゴジュウイーグルだ」

 

それを聞いた途端驚愕した様子で固まってしまう翼に対して苦笑しながら話を続ける。

 

「正確にはあいつもまた俺と同じく選ばれた戦士なんだが色々あってな」

 

そこまで喋ったところでふと思い出したように付け加えるように言い放つ。

 

「ちなみに年齢は87歳な」

 

そう告げた瞬間更に衝撃を受けたようで口を開けたまま呆然としてしまったようだ。

 

「そんな……嘘ですよね?だってこれまではもっと若い方だったはず?」

 

信じられないと言わんばかりの表情をしてこちらを見て来るものだから少し笑ってしまいながらも訂正しておくことにする。

 

「あれでも本来の姿なんだぜ?普段は若い姿をしてるけど本来はかなりの高齢のおじいちゃんなんだぜ?」

 

そう教えてあげると納得してくれたらしく落ち着きを取り戻したようだったので安堵することができた。

 

ただ流石にすぐには受け入れることはできないようで混乱した様子だったが時間が経つにつれて少しずつ落ち着いてきたようだったので安心して任せることにする。

 

「とりあえず中に入ろうぜ?ここであれこれ考えてても仕方がないからな」

 

そうしていると、見つめた先。

 

そこは、剣道道場だった。

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