ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
乱入者の相手をする吠と禽次郎を横目に、ゴジュウポーラーは再びシンケンレッドに向き直った。
「集中しろ。お前の太刀筋には迷いがない」
その言葉にハッとする刃白。改めてシンケンマルを構えると、先ほどの焦りが消え去った。
「承知しました……全力で」
その一言と共に放たれる連撃は風のごとく速く鋭い。ゴジュウポーラーは最小限の動きで受け流しながら、隙を見ては反撃する。しかし刃白も負けじと防ぎ続ける。
「なかなかだな。鍛錬の積み重ねがよくわかる」
「ありがとうございます!」
刃白の顔に浮かんだ純粋な喜びが、戦いの緊張をほんの少し和らげた。
激突するゴジュウポーラーとシンケンレッド。
「なぜ戦う?」
不意の質問に刃白は一瞬戸惑ったが、
「大切な人々を守れる……自分になりたいんです」
真摯な答えに、ゴジュウポーラーの眼差しが柔らかくなった。
「ほう……ならばお前の剣は愛のためにあるというわけか」
「そうですねっ!」
最後の気迫を込められた刃が煌めく。だが次の瞬間—
「よくぞ言った!だからこそっ!俺様も応えねば!」
ゴジュウポーラーの拳が唸る。必殺のタイミングを見計らい、一気に間合いを詰める。
「なっ!」
シンケンレッドの眼前でグローブのボタンが押し込まれる。瞬時に空気が凍結する感触が走り、冷気を纏った一撃が炸裂!
ドシュッ!!
氷晶を散らせた拳が命中した刹那、爆風ともいうべき衝撃波が広がった。
「うわあああっ!」
シンケンレッドの体が宙に舞い、派手な音と共に壁に叩きつけられる。
煙幕が晴れたとき、そこには片膝をつきながらも辛うじて変身を維持した刃白の姿があった。
「はぁ……はぁ……」
息遣いは荒いが、目は死んでいない。
「見事な根性だ」
ゴジュウポーラーがゆっくりと近づく。
「ですが……まだ僕は」
「もう十分だ」
優しいが断固とした声が割り込んだ。「お前の想いはちゃんと届いたぞ」
「え?」
「お前の戦う理由はわかった。なら次は俺様の番だ」
そう言うと、彼はそっと手を差し伸べた。
「俺様も守るべきものを守るために戦っている。一人じゃないんだ」
その温かい言葉に、刃白の張り詰めていた心が緩んでいった。
「……ありがとうございます」
握り返された手のひらは硬く、逞しく、そして妙に暖かかった。
一方で、吠達と戦っていたMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークは。
「こうなったら、ハニー!」「えぇ、勿論、ダーリン!」
互いに声を掛け合うと同時に、その身体を巨大化させていく。
「なるほど、二回戦の相手は、お前らという訳か。ならば、アウェイクン!」
その言葉と共にMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークの前に現れたグーデバーンが現れると。
「リングイン!人神一体!」
熊手は、瞬時にグーデバーンと一体化する。
「グーデバーン!」