ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
世界が生まれ変わった影響で、記憶を無くした他の奴ら。
なんとか、最初の一人目である禽次郎を見つける事は出来たが、未だにまだ3人も残っている。
しかも、それだけではなく、未だに目的が分からない片腕の男、熊手真白ことゴジュウポーラーには、既に指輪を二つも取られている。
俺自身も、他の奴らからすぐに指輪を取りたいが、響には記憶を取り戻して貰った恩がある以上は、S.O.N.G.と協力しなければならない。
「とは言っても、そう簡単に見つかるか?」
「さぁな。なんだって、世界が書き換わるなんて、普通は考えられねぇだろう」
そう呟きながら、俺と恩人である雪音クリスと共に歩いていた。
現状、響達が所属しているS.O.N.G.もまた情報を集めているようだが、どうやら世界が生まれ変わった影響で指輪争奪戦のデータが全て消えたらしい。
今後の事も兼ねて、人員の多くはどうやらそこに収集しているらしい。
だからこそ、俺や響達が探す事になっているが。
「そう簡単に見つかる訳ないかぁ」
俺は嘆くようにため息を吐く。
「てめぇはあいつらとは知り合いじゃないのか?」
「俺とあいつらの関係は同盟みたいなもんだぞ、恩人」
「その呼び方は止めろよ、照れるじゃねぇか」
恩人の頬が赤くなる。
この人はこう言った感情表現に関しては素直に顔に出るタイプだと理解した。
そうして、俺はふと神社に目を向ける。
「・・・はぁ、仕方ねぇ、神頼みのように少し見てくるか?」
「神頼みねぇ…神に碌な奴がいないから、そんなのに縋るのは止めてくれよ?」
「分かったから。流石に縋るつもりはない」
俺はそんな返事をしながら神社に入る。
鳥居を抜けた時に聞こえて来たのは・・・・・・泣き声?
疑問に思い、俺達は、そのまま神社に入る。
そこにいたのは。
「りっりくぉぉさまぁぁぁぁ」
ガチ泣きしているブライダンの奴らの中にいた女がいた。
俺の視線は自然と相手に向かい合う。
「お前は確かあの時の」
「ぶぅ」
俺が話しかけると同時にこちらを睨みつけているブライダンの幹部の一人だった女は、即座に俺を威嚇するような声を出した。
そしてそれに同調するように隣にいた恩人が舌打ちをする。
「てめぇはブライダンの幹部だろう? なんでこんなところで泣いているんだ?」
すると。
「陸王様がぁっあんな姿にぃ」
「陸王って」
まさかのブライダンの幹部からの情報に、俺もクリスも驚きを隠せなかった。
「陸王って、一体、何が」
そうして、俺と恩人が見つめた先には神社に神頼みをしている人物が。
「どうか、今年こそ合格を!8浪生の気持ちも汲んで下さいよ、合格させて下さいお願いしますよ!」
「「変わりすぎだろ!」」
俺と恩人であるクリスは思わず声に出てしまうほど、目の前の人物は今までのイメージとはかけ離れていた。