ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
「いやっはぁぁぁぁぁ!!!」
驚きを隠せない最中、アバレッドに変身した奴が、そのまま俺に向かってテガソードで襲い掛かる。
俺はすぐに月読の前に出て。
「エンゲージ!」『ゴジュウウルフ!』
すぐに俺もまたゴジュウウルフとなり、テガソードを構えて奴のテガソードをガキン!と受け止める。
「ほぉぉぉ!!お前も指輪の戦士とはなぁ!これはラッキーだなぁ!!!!」
死悪夜鬼が俺を見下ろして言う。
俺は舌打ちをしながら奴の攻撃を受け流し続けた。
「お前の歌なんか聞かねぇよ!」
蹴りを入れようとするが避けられる。
その隙に奴が反撃してくる。
それを紙一重で避けていく。
奴のテガソードの動きは素早いが単調だ。
俺は左腕でガードしつつ右拳を振るう。だがそれも防がれてしまった。
奴は楽しそうに笑っている。
苛立ちながら俺は何度も殴りかかるが一向に当たらない。
「ふははは!どうしたどうした!?」
余裕綽々といった感じの笑みを見せる。
だが次の瞬間には真剣な眼差しになっており攻撃してきた。
ガキンッ!!と激しい衝撃音が辺りに響き渡る。
火花散る両者の刃と刃がぶつかり合い鍔迫り合いとなる。
お互い力を込めて押し合う。
しかし互いに譲らず拮抗状態となったままだ。
「行け行け!!アバレッド!!」「最高だぜー!!」
アバレッドを応援するファンからの声援が耳に入ってきた途端、目の前のアバレッドの動きが一段と加速した。
「さぁ行くぜぇティラノロッド!」
「おいおい……マジかよ……」
さっきまでなんとか捌けていた奴の攻撃が、急に見えなくなった。奴の振るう銀色のテガソードではなく、いつの間にか手にしていた別の武器―ティラノロッドとか言ったか―が唸りを上げて俺の装甲を掠める。
ガキィン!
咄嗟に後ろへ飛んで距離を取るが、すぐに追いかけてきたアバレッドのティラノロッドが容赦なく俺を襲う。まるで噛みつくかのように動くティラノの頭部が恐ろしい勢いで迫ってくる。
「くそっ!」
避けるのに精一杯だ。さっきまでの均衡は崩れ去り、一方的に攻められている状況だ。奴の動きが鋭すぎて、カウンターのチャンスすら掴めない。まるで嵐のような猛攻だ。地面を転がるように逃げつつなんとか間合いを測ろうとするが、なかなかうまくいかない。奴は楽しんでいる。嘲笑うような声が聞こえてきた。
「どうした?もっと楽しませてくれよ!ゴジュウウルフ!!」
クソッたれが。舐めやがって。
「くっ……」
このままじゃマズイ。なんとかしないと……そう焦燥に駆られたときだった。
「いいぞ!!アバレッド!!」
「もっとやれ!!」
更なる歓声が沸き起こり、それに応えるかのようにアバレッドの動きがさらに速くなった。もう視認するのがやっとだ。反撃の糸口さえ見つけられない。
「チッ……」
完全に押されている。このままじゃ……まずい。何か打開策を考えないと……。しかし焦れば焦るほど思考がまとまらない。攻撃を凌ぐだけで精一杯だった。
その時。
「・・・あなたが応援したいのは、本当にあいつなんですか」
月読が、暴神に話しかけたのが見えた。