ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVS戦姫絶唱シンフォギア ユニバース大戦 作:ボルメテウスさん
「はぁ…それにしても、まさか私がこうした依頼を受ける事になるなんてね」
彼女の呟きの意味。
それは、彼女が現在受けている依頼に関係していた。
彼女は、現在はS.O.N.G.と協力体勢を取っており、その経由もありとある人物についてを詳しく調べていた。
「熊手真白、確かに未だに謎が多すぎるのよねぇ」
前回の指輪の争奪戦の優勝者にして、その正体が未だに多くの謎に包まれている人物。
S.O.N.G.の情報網でも、その詳細を調べる事は出来ずにいた。
だからこそ、指輪の戦士であり、彼の事についてをより深く調べられる角乃に依頼が来ていた。
「これは、まさしく探偵の仕事デスね!」
「切ちゃんも、張り切っているね」
ふと、角乃は後ろを振り返ると、今回の仕事で一緒に行動する切歌と調の2人に対して不安があった。
「まさか、この子達ともやるとはねぇ」
シンフォギアを身に纏う歴戦の戦士。
そうは聞いていても、その乗りはまさしく高校生。
そんな2人が、一緒に仕事をするとは、彼女は疑問にあった。
だが。
「・・・そう言えば、切歌ちゃんと調ちゃんって幾つなの?」
「ふふっ、今年で17歳デース!」「まだまだ、学生ですけど」
仲の良い2人の様子。
それは、まるで親友のように、そして姉妹のように見えた。
だからこそ。
「・・・もしかしたら、それぐらいかもね」
「角乃さん?」
「なんでもないよ」
なんとか2人に誤魔化すように笑みを浮かべる。
2人の様子を見つめていた角乃が思い出したのは、妹の緒乙の事。
彼女が指輪の戦士になった根底にある願いであり、見つけ出したい大切な人。
未だにその行方が分からずにおり、S.O.N.G.に協力したのも、少しでも早く妹の行方を知る為。
だからこそ、2人を見て自然と思い出した緒乙の事に、角乃は再び落ち込む。
そんな考えをしていた時。
「ふふっ、さぁ、勝負といきましょうか!」
何やら、声が聞こえた。
それは、切歌と調も同時に聞こえた、
その声の意味が何なのか分からなかったが。
「二人共、ちょっと隠れよう」
「でッでーす!」「これって、もしかして、指輪の戦士同士の」
そうして、3人は、近くの物陰に隠れながら、その声が一体何が行われているのか。
確認するように見つめる。
そこに立っていたのは、2人の人影。
「どうやら、あなたもまた指輪を持つ者!ここであなたの指輪を頂き、私の夢に近づかせて貰いますわ!エンゲージ!」『ボウケンジャー!』
1人の人影。
その人物は、ピンク色のツインテールが特徴的な少女であり、彼女は銀色のテガソードにセンタイリングを装填する事で、指輪の戦士へと変身した。
それを見れば、これから指輪の戦士同士の戦いである事は分かった。
だが。
「勝負を受けた以上はぁ受けて立つしぃ、エンゲージ!」
「えっ、あれって」
そう、見つめた先にいたもう1人の人物。
彼女の持っていたのは、銀のテガソードではなかった。
「グーデバーンデスよ!?どういう事デスか!」
「・・・それだけじゃないよ、切ちゃん。あれ」
もう一つの銀のグーデバーン。
そのグーデバーンに装填されたセンタイリングは、熊手が持っているはずのシンケンジャーのセンタイリング。
センタイリングを装填した少女は、そのまま、グーデバーンを、眼前にひの文字を描くと共に、その姿をシンケンレッドへと変わる。
「シンケンレッド・一河緒乙!皆おいで~!天下ごめ~んのナンバーワンギャル戦隊、参る!!」
「えっ、おっ緒乙!?」
まさしく、先程まで行方不明となっていた事で話題になっていた緒乙だった。