私は皆さんが食べ終わった皿を洗っていた。
「なぁユーリ皿洗い手伝うよ」
いつの間に近づいてきたネルさんがスポンジを持って手伝おうとした。
「いえ悪いですし大丈夫です」
「いやカレーを食わせてくれたお礼をしてくれ」
「……ありがとうございますネルさん」
「あぁ所でユーリ、何で腕をまくってないんだ?」
皿を洗い始めたネルさんにそんなことを聞かれた。
確かに今の私は腕をまくってない。服の下には傷跡があるから、ミネさんより若いであろうゲーム開発部の人たちには刺激が強いと思ったのだ。そんな私の考えを読み取ったのかネルさんは、
「……何か事情があるのか?」
「……えぇまぁはい」
「そうか悪かったな」
「いえいえそんな、」
そんなことを話している間にもネルさんの手は動いている。さすがはメイドである。そういえばネルさんって何年生なんだろう、中等部かなと思ったが、さっきネル先輩とモモイさん達に言われていたのを聞いていた。けど何年生か聞いたら怒られるだろうか? さっきのモモイさんみたいになるのは御免である。そんなことを考えているうちにも最後の皿がネルさんの手によって洗われた。
「とっこれで最後だな、」
「ありがとうございます、ネルさん」
「良いってことよ、じゃあ私は帰るな」
「はいさようなら」
そう言っていてネルさんは部室のドアを開けた。それに反応してモモイさん達がピッタリのタイミングで声を上げた。
「「さようならネル先輩」」
「おうじゃあな」
そう言ってネルさんは部室を出ていった。それと同時にユズさんも出てきた。そしておずおずと口を開く
「お疲れ様でしたユーリさん、……あ、あの完成版が出来たら送りますね」
「はい楽しみにしています」
そうしているとモモイさんとミドリさんが近づいてきた。モモイさんの手には封筒が握られている。それを押しつけるように渡してきた
「はいこれ、報酬」
「はい、確認します」
私は封筒を開け確認する……うんピッタリだ。
そして私はお辞儀をしながら、
「はいちょうど、ではこれで依頼は終了です、ありがとうございました」
「ありがとうございましたユーリさん」
「ありがとう、ユーリ!」
「あ、ありがとうございました!」
私はモモイさん達に手を振られながら部室から出た。
しかし外に出てすぐにモモイさん達が来た。
「あれどうしたんですか?」
「いやモモトークを繋いとこうと思って」
そう言ってモモイさん達は携帯を出してきた。けどモモトークを繋ぎ方がわからない、そういえばヒフミさんに携帯もらったけど、モモトークは繋いでなかったな、
「あの、モモトークってどうやって繋ぐんですか」
「え、ああそういえばユーリ、外の人だから知らないのか、じゃあ私達が記念すべき一人目?」
「えぇそうなりますね」
「やった。じゃあ教えるね」
私は何とかモモイさんに教えてもらいモモトークを繋げることが出来た。そうして私はモモイさん達全員の連絡先を手に入れることが出来た。
「じゃあ今度こそじゃあね」
「はいさようなら」
モモイさん達は私が廊下の角に曲がるまで手を振っていた。
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